里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

遅穫り用の夏秋キュウリを直播き

2024年07月13日 | 畑:果菜類

遅穫り用の夏秋キュウリを直播きしました。
年々気温が高くなる傾向があるため、種播きも遅くしています。
早植えの夏秋キュウリの長期収穫が可能となれば当然競合します。
夏秋キュウリの畝は早植えに合せて2列を同時に作り、ネット支柱も一緒に立てています。
こんな配置です。


早植えの畝は今収穫の盛りを迎えています。


あくまでメインの早植えに合せているので遅穫りのキュウリはベストの条件ではありません。
それでも大きな支障はないようです。
早植えキュウリが目標の収穫期間100日をクリアできれば必要性が低いとも言えますが、そうたやすくはありません。
キュウリは果菜類の中では一番弱く、遅穫りのキュウリでリスクの分散を図ります。
遅穫りのキュウリの収穫は9、10月です。
播き穴を開けます。
株間は70㎝と早植えよりは狭くしました。


品種は希望の品種を馴染みの店で扱っていないため、今年はトーホク種苗の「おいしさ一番星」を選択。
過去にも何度か作ったことがあり、うどんこ病に強いという触れ込みです。
ドリンク瓶で播き壺を作り1カ所に3粒播き。


少し押し込んで種を落ち着かせます。水漬けもせず播きました。
周囲の土を寄せて覆土。


一度軽く灌水。


雨に叩かれるのを抑えるため、今年はくん炭を掛けました。


この後、再びしっかり灌水。


当地は少々の雨は降ったものの依然畑は乾燥しています。
発芽状態を見ながら間引きますが、発芽しないことにはしょうがありません。
このキュウリは長期収穫するキュウリと違い、混んでいる側枝を間引く程度の半放任栽培とします。


早植えのキュウリが目標通り穫れれば収穫が重なりますが、それなら大いに結構といったところ。