里山悠々録

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今年の干し柿用「蜂屋柿」は色づきが早く成り過ぎ

2023年11月12日 | 干し柿づくり

今年の干し柿用の「蜂屋柿」は色づきが早く沢山成っています。
昨年は20年に一度あるかどうかと言った大不作、一転今年は大豊作です。
昔、我が家には7、80aの柿園がありました。大半は50年余り前に伐採され、田んぼや畑に変わりました。
今残っている柿の木はその名残の数本と言ったところです。
もともと柿は隔年結果しやすいのですが、ほぼ放任ですからなおさらです。
昨年は本当に酷い成りでした。それでも何とか200個余りをかき集めました。
今年は有り余ります。しかも色づきが早過ぎます。
色づきが早過ぎると剥き始めるまでに熟し過ぎるので困るのです。
柿の木によっても成り方は一様ではありません。
この木は隔年結果が一番出にくかった木ですが、昨年はほんの僅か。
今年は成っていますが、成り過ぎというほどではありません。


このくらいで十分。ほどほどの大きさのものが確保できそう。


こちら木は大木になってしまいました。


昔は木によじ登り鋏竹で隅々まで穫りました。もちろん今はしませんし、する必要もなくなりました。
沢山成っています。多くなっているところは当然小さい。


楽に穫れるところ、比較的大きいところを穫るようにします。
こちらは北向きの木。日当たりがあまりよくありません。


それでも今年は色づきが早い。穫りやすいところに成っています。


この木は未だ葉が青々で数が多い。比較的肥大がよさそうです。


この木は自宅のすぐ近くにあります。


大木にならないように剪定しており、あまり期待はしていません。
ところが、日当たりが良いためか不作の年でも成り、昨年は重宝しました。
今年は鈴なり状態。


少し摘果などしてみましたが、焼け石に水だったようです。


昨年は何処の柿の木も成っていませんでした。今年は何処の木でも成っています。
昨年は特別として、例年500個程度の干し柿を目安にしてきました。
しかし、さすがに負担が大きくなってきたので300個くらいに減らそうかと考えているところです。
ただ、今年のように成り込むと粒も小さいので、そういう訳にもいかないのでしょう。
柿の熟度で言うと今すぐ剥いても良いのですが、干すには気温が安定して低くならないと不安です。
1週間後くらいに剥くことにしました。




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