里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

長ネギの土寄せは限界に達す

2021年11月28日 | 畑:葉菜類

長ネギの3回目の追肥と土寄せをしたのが9月11日。
8月の長雨で苦労しましたが、それなりの姿になりました。


品種はホワイトスター。
10月上旬から必要な都度太ったものを間引くように穫り始めました。
間隔が少し広いところは、そのためです。


さらに伸びてきたので、土寄せしようとしたところ。


長ネギは白根(軟白部)を長くする必要があります。
従来は白根40センチ以上のネギ作りを目標にしていました。
しかし、粘土質の強い土壌のため水が抜けず、連続して作柄不良を経験。
昨年から長い白根(軟白部)作りは封印し、植付けは溝を浅くし湿害防止を最優先にすることにしました。


今年の状態は、満足は出来ないもののまずまず。


それでも、この時期になると植え付け溝が浅い分地上に伸びてきます。
やはりもっと土寄せをしたくなります。
機械を入れるのは諦め、鍬で少しでも上げることを試みました。


土が締まり、思うように鍬が入りません。
そして、土を上げても崩れ落ちやすい。


結局、根元に上げるのは僅かで、これが限界になりました。


これからさらに伸びるでしょうが、軟白できず青いまま残ります。
今穫っているのはこの程度の長ネギ。


分岐まで30数センチあります。


長ネギはできるだけ分岐部まで軟白して穫るのが普通ですが、青みが残っています。
植え溝を浅くすると、こうなることは分っていたことではあります。


東日本では、秋冬期に青ネギや分けつネギを利用することはまずありません。
当地方も当然ながら、軟白の一本太ネギ。
でもこの程度の青みはやむを得ないことにしましょう。



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