里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

未だ旺盛な縮み雪菜の収穫を急ぐ

2024年02月20日 | 畑:葉菜類

縮み雪菜が未だ旺盛です。


今作から長い間作ってきたターサイを止め縮み雪菜だけに一本化しました。
例年、厳寒期を経過すると次第に外葉に枯れが出て、全体が小さくなってきます。
遅くとも1月の下旬頃がピークで、この時期になれば大分小さくなると予想していました。
ターサイの場合ははっきりと小さくなってくるのが分りました。
縮み雪菜はターサイの変異株から育成されたと言われていますが、ターサイほどは小さくなった感じがしません。
やはり暖冬のためなのでしょうか。今年は依然旺盛な姿を維持しています。


11月半ばから抜き取り収穫を始めて3ヵ月余り。かなり収穫は進みました。
株間は殆ど30㎝以上に広がっています。
しかし、葉は広がるので畝は相変わらず埋めつくされた状態になってます。


但し、縮み雪菜はターサイほどには地べたに張り付かず、少し立っています。
細かい縮みは沢山できており、特に芯に近いところほど縮みは非常に細かい。


縮み雪菜はこの時期になっても葉は濃緑で艶があります。ターサイに比べると見栄えが良い。


ターサイほどには地べたに張り付かないので穫りやすいことも確か。
そして、芯の方を観察すると花芽がはっきりと確認できます。


当地でもトウ立ちの予兆が肉眼で確認されるようになりました。
1株穫ってみます。ボリュームは相変わらず凄い。


肉厚で栄養豊富。実際に食してみても食べ応えがあり、いわゆる旨味があります。
花芽が生長すれば外葉は次第に硬くなり枯れてきます。収穫を急がないといけません。
しかし、どう考えても穫り尽くすのは無理。残ったものはとう立ち菜として穫ることになるでしょう。
こちらはチンゲンサイ。


株間は広がっていますが、大分残っています。


暖冬のためか、例年ほど黄ばんでいないようです。
但し、野鳥に好まれて、葉先が啄まれているものがあります。
こちらもちょっと見には分りませんが、芯をよくみると花芽が確認できます。


実は小生はあまりチンゲンサイには食指が動かない方なのです。
何れ縮み雪菜もチンゲンサイも助っ人達の消費が進むことを期待です。