里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

小カブは間もなく穫り尽くして終了、シュンギクも

2024年02月13日 | 畑:根菜類

小カブは間引きを兼ね11月半ばから穫り始め、12月早々から穫り頃に。3ヵ月ほどが経過しました。
当初、葉で覆われ全く隙間が見えなかったものが、断然空間が多くなりました。


品種は「耐病ひかり」。
古い品種ながら収穫期間が長くなっても味が落ちない優れた品種です。


厳寒期でも凍害を受けない今年の冬は小カブにとっても最適でした。
暖冬とは言っても厳寒期ですから甘味や旨味が増し美味しい小カブを食べ続けることが出来ました。
さすがに葉は黄ばみ少々傷んできましたが、まだ大丈夫。


数も容易に数えられるくらいまで少なくなってきました。


蕪は殆どが地表に出ているため厳しい冷え込みになると凍害を受けますが、今冬は全くなし。


「耐病ひかり」もこの時期になると筋を感じるようになりますが、今年はそれも少ない。
未だ浅漬けで美味しく食べられます。
数株穫って、洗ってみました。


ピーク時から見ると揃いがイマイチかもしれません。でも肌は依然綺麗です。
この後は助っ人に穫り尽くして貰い終了です。
今作は最終間引きをしてから殆ど駄目になるものがない良作でした。
こちらはシュンギク。


10月中に抜き取り収穫し、その後は摘み取り栽培に移行して穫り続け、4ヵ月近くになります。
不織布のトンネンル掛けだけでここまで来ました。


シュンギクが一番低温には弱いので、暖冬といえども不織布だけでは耐えられません。
酷い凍害にならなくとも、茎が伸びなくなります。


現在は側枝(わき芽)は穫り終え、それから伸びる孫茎が主です。これをこの環境で次々穫るのは至難。


1月末からすき焼をするときだけ、頑張って穫っている状況となりました。
今回も頑張って何とか穫ってみました。


丈は短いながら使えそうです。
あとは助っ人が穫るのを待って、シュンギクも終りにします。
小カブもシュンギクも十分に働いてくれたので今作は満足できます。