里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

小さくなったターサイと縮み雪菜が旨い

2023年02月22日 | 畑:葉菜類

ターサイと縮み雪菜が小さく縮んできました。
ともに9月末に種を播き、穫り始めて3ヵ月。
ターサイと縮み雪菜は厳寒期になると姿が変わります。この時期になると外葉が枯れ、地べた這うように小さく縮んできます。一方、味の方は一段と美味しくなってきました。
こちらはターサイ。


大寒の日から連日-5℃を下回る酷寒となり、20数㎝の積雪にも埋もれました。
収穫の方はなかなか進まず密になっていましたが、外葉が枯れ縮んだことで隙間が見えてきました。


酷寒のせいもあってか花芽の方は意外に進んでいません。


今年は酷寒のわりには外葉は枯れても中心の葉がしっかりしている株が多い。


濃緑で厚みが増し、いかにも美味しそうな姿になっています。


この時期、例年なら放置されることもあるのですが、今年は葉の変色が少なく、ここに来て助っ人もせっせと穫っています。
こちらは縮み雪菜。


やはり外葉は枯れて小さくなってきました。


ターサイほど小さくなった感じがしないのは、ターサイより葉が立ち葉柄が伸びているからでしょう。


今年、より感じるのは葉柄が伸びている株と伸びない株が混在していること。


縮み雪菜はターサイの変異株から育成されたものですが、姿が均一でないようです。
こちらは葉柄の伸びている縮み雪菜。


こちらはターサイに似て葉柄があまり伸びない縮み雪菜。


共通しているのはターサイより縮みがより細かく艶があること。
葉柄が伸びたものは枯れが目立っています。
今どきのメインの葉物はホウレンソウになっていますが、食べ応えのあるターサイや縮み雪菜は勝るとも劣りません。
こちらはチンゲンサイ。


酷寒で葉色がより黄ばんできました。


外葉は枯れて大分小さくなっています。


まだ沢山残っており、旨味も増しているはずですが、手はターサイ、縮み雪菜に向かいがち。
ターサイ、縮み雪菜、チンゲンサイ何れも花芽は見えているので、気温が上がれば次第に伸び出します。
葉物として穫るには悠長にしてはいられません。