里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春キャベツの追肥と土寄せ

2023年02月15日 | 畑:葉菜類

2月10日の雪が降る直前に済ませたことがまだあります。
春キャベツの追肥と土寄せです。
品種は、昔ながらの「金系201」。


9月29日に49穴連結ポットに種を播き、10月27日に植付け。
全般に好天で生育は順調。欠株もありません。


12月には例年なら越冬前に追肥し土寄せしますが、追肥はせず土寄せのみとしました。
この場所はキュウリの跡地のため肥料が残っている可能性が高く、生育が進み大株で越冬するとトウ立ちのリスクが高まるからです。
1月の時点ではやはり生育は進んでいるように見えました。
しかし、大寒後の酷寒でさすがに生育は停滞、ほぼ例年並のように見えます。


トウ立ちするようなことはないと思いますが。

少々気になっているのは下葉に付いているこの斑点。


べと病のようです。これまで越冬する時期に発生した記憶はなく、これで留まって欲しい。
まず、畝の両肩に追肥をします。


例年なら速効性の粒状化成肥料を用いるところです。今年は肥料高騰の折り在庫の硫安を利用します。
見にくいですが、同時に土の酸性化緩和のため苦土石灰も施用しました。
次に土寄せ。機械は使わずクワだけで行いました。


畝間が広いので楽に出来ます。過去には2条植えにしたこともありますが、やはり1条がやりやすい。
しっかりと土寄せできました。


水分も供給されたので、気温が上がってくれば追肥と土寄せの効果は十分期待できるでしょう。


中心の葉が少し巻いてきました。収穫の目安は4月下旬。
近年は4月半ばから穫れているので、それなら冬キャベツと殆ど間を置かずに収穫が続けられます。