厳寒期になって一層旨味が増したナバナ類の一つ「寒咲花菜」。
厳寒期に入っても元気でしたが、大寒からの酷寒は尋常でありません。ここ二日ほど気温が上がりホッと一息と言ったところ。
厳寒期に入っても元気でしたが、大寒からの酷寒は尋常でありません。ここ二日ほど気温が上がりホッと一息と言ったところ。
さすがに「寒咲花菜」は凍害を受けています。
「寒咲花菜」は11月20日頃に収穫を開始、12月半ばからはわき芽(側枝)の収穫が始まり最盛期に入りました。
年明け後は、気温は低下したものの極端な低温にはならず、体内に糖分を蓄えて耐寒性は増していたはずです。
沢山のわき芽(側枝)が出て収穫のピークとなっていました。
穏やかだった天候も大寒以降は一転して酷寒に。
年明け後は、気温は低下したものの極端な低温にはならず、体内に糖分を蓄えて耐寒性は増していたはずです。
沢山のわき芽(側枝)が出て収穫のピークとなっていました。
穏やかだった天候も大寒以降は一転して酷寒に。
連日-5℃以下が1週間以上、通算では10日以上に達しました。-8℃を記録した日もあります。
ここまで酷寒になるとはそれまでの気象経過からは想定しにくい。
一方、雪は僅かしか降っていないので、収穫はずっと続いています。
しかし、ここまで寒さが厳しいと、「寒咲花菜」は無傷で済む訳にはいきません。
ここまで酷寒になるとはそれまでの気象経過からは想定しにくい。
一方、雪は僅かしか降っていないので、収穫はずっと続いています。
しかし、ここまで寒さが厳しいと、「寒咲花菜」は無傷で済む訳にはいきません。
茎は凍結し、萎れて復活しないものがかなり出ています。
この株は側枝を沢山収穫した後、葉と茎が白化しています。低温による霜焼けの症状です。
それでも下の方から出ているわき芽(側枝)はしっかりしています。
穫り頃の花芽も多数。
株ごと凍害が酷くなっているものは、体力がなく茎の凍結に耐えきれないようです。
遅れてまだ伸びきっていない側枝は元気に見えます。
このような側枝は確実に収穫出来ます。
側枝の収穫が早かった株は孫茎が伸びてきました。
しかし、こうなるとダメージは大きい。どのくらいが持ちこたえられるか。
側枝の出が遅れている株は比較的ダメージが少ない。
例年、側枝はわき芽を2、3芽残しで切りますが、今年は数芽残しと多くしています。
この酷寒に耐えて、どのくらい孫茎が伸びてくれるか。
それでも、健気に穫れ続けています。
この酷寒に耐えて、どのくらい孫茎が伸びてくれるか。
それでも、健気に穫れ続けています。
花菜は茎から新葉までますます軟らかく風味豊かになっており旨い。
花菜は人気が高いので、半数くらいはこの酷寒を耐え、孫茎の収穫まで続いてほしい。