里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年の夏秋キュウリは100日収穫をクリア

2022年10月07日 | 畑:果菜類

夏秋キュウリは植付けてから4ヵ月半あまり、収穫開始から100日を越えました。
目標をクリアです。さすがに傷みは目立ちますが、穫れ続けています。


品種は今年初めて作る「OS交配ニーナ」。
主枝、側枝と100%節成りの超多収品種と言えそうです。
9月中旬までは摘葉、摘果、誘引をしましたが、その後は極端な奇形果以外は放任です。
枯れ葉の整理もしていないので見てくれは良くないものの成っています。


べと病はほぼ止まっていますが、褐斑病が出ています。
それでも子蔓、孫蔓の新葉が伸びており、特に上位の方は勢いの良い芯が大分残っています。


下位の方はひ孫蔓もあります。地べたに這いそうな蔓もありますが、今は無理に手を掛けません。


非常に成りの良い品種なので樹勢が弱るかと思いましたが、耐性もあるようです。
整枝や追肥など基本的なことは例年とあまり変わりません。ただ節間が詰まり葉がコンパクトなこともこの品種の利点かもしれません。
そして、今年変えたのは畝作り。樹勢の維持には奏功したと思われます。
今年は同じような天候が何日も続くのが特徴でした。ただ、当地は致命的な豪雨や暴風を免れました。
9月上旬の不良天候が一番のピンチでしたが、トータル的には条件が良かったと言えます。
こちらは遅穫り用の夏秋キュウリ。


7月6日に直播きし、想定より早くお盆過ぎから穫れ始めました。
今の姿は早植えのキュウリとさして変わりません。


真夏に生育するため、じっくりと体作りが出来る前に収穫となり、そもそも弱いのです。
適度の成りは続いています。


このキュウリはあくまでメインのキュウリを補完するものです。
それでも今年は芯焼けや葉焼けが発生することもなく順調だったと思います。
品種は今年もトーホク種苗の「おいしさ一番星」。
美味しいキュウリながらやはり褐斑病に弱い。
これは両方一緒にした果実。依然良いものが穫れています。


このまま成り行きに任せますが、しばらく穫れるでしょう。
但し、後作の関係で10月20日が限度、準備の余裕を考えて10月半ばには強制終了しようと考えています。
近年は100日収穫の目標を達成できずにいましたが、今年は納得の出来となりました。
しかも、株当たりの収穫量はおそらく過去最高。助っ人も連日の大量収穫で処分には苦労したと思います。