里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

遅穫り用カボチャ「雪化粧」「白爵」を穫る

2022年10月12日 | 畑:果菜類

遅穫り用に作っているカボチャを収穫しました。
冬至カボチャにも使う貯蔵用です。
7月1日に直播きしたもの。
品種はサカタのタネの「雪化粧」と1株だけ古種で渡辺採種場の「白爵」。
株間が狭いため整枝は親蔓1本仕立てで、端の1株だけ子蔓1本を残し2本仕立てにしました。
今は葉がすっかり傷み、先の方がこんな状況。


思うようには実が着いてくれず、最初に着果したのが20節目くらい。
それが実質的な1番果で、2番果は落果し一つも着きませんでした。
全てほとんど同じ位置に着いています。
今に至って果実の周辺にまともな葉がなくなってしまいました。雑草も繁茂。


真夏に開花するこの作型は難しい。北海道や高冷地のようにはいきません。
見かけは悪くないようですが。


何とか「雪化粧」5個、「白爵」1個を確保。
結局、1株1果となりました。こちらが「雪化粧」。


こちらが「白爵」。


それでも、一昨年ゼロ、昨年3個から見ると今年はずっと良い。
もともと1蔓1個が目標だったので伸ばした子蔓1本が着かなかっただけでした。
8月20日過ぎまでには全て着果したので、ほぼ50日経過しています。
サカタのタネによると、開花後50日で最高の品質になるとあります。
最後は葉が傷んでしまったのでどんなものでしょう。
一斉に収穫しました。


形は良く大きさも2㎏前後、大きいものが3㎏と比較的揃っています。
右が「雪化粧」、左が「白爵」。


同じ白皮系でも「雪化粧」は青みがかった灰色、「白爵」はほぼ純白です。
ともに極粉質で貯蔵性が極めて高い。


サカタのタネによると、1カ月程度の貯蔵で甘みが増し食味が最高になるとあります。
消費するのは大分先です。
「九重栗」カボチャが沢山残っています。


まだ3番果が手つかず。
まだまだ大丈夫ですが、極粉質とは言え次第にホクホク感は衰えてきます。