里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ピーマン最後の誘引支柱上げとふところ枝の整理

2022年10月10日 | 畑:果菜類

ピーマンは収穫開始からほぼ100日。7月下旬から最盛となりピークの状態が続いています。
品種は「京みどり」。
今月に入っても気温が高く、生育旺盛で衰える気配が見えません。


誘引は畝の両側に設けた横パイプを上げていく簡便な方法です。
これまでに上げたのは5回。今年は例年より小刻みに上げています。
かなり茂っているので横にも広がってきました。


今回が最後の支柱上げとなるので、ギリギリまで我慢していました。
パイプに枝が密着すると枝は動かないので、誘引止めの必要はありません。
支柱の上げる余地はわずかになりました。


フックバンドも完全に止めていないので、下から軽く叩くだけで簡単に上がります。


最上端まで上げました。


全ての支柱を上げました。
フックバンドは完全に止めなくても最後まで問題ありません。


枝葉が混んできたので整理します。


ピーマンは花芽が着くたびに分枝するので放置するとジャングル状態になります。
整枝は最も簡易な「ふところ枝」の整理です。
「ふところ枝」とは株の内側に向かって伸びている枝のこと。
まだ何とか上から覗き込むことが出来ます。


中心が見える程度に「ふところ枝」を間引きます。


1株でこの程度の間引き量です。


光線の透りや風通しをよくすることが目的ですが。こうすることで果実が見やすくなります。
茂りすぎていると中が見にくく穫り残しも出やすい。


これからは気温も下がってくるので、手を掛ける必要もなくなるでしょう。
今の樹勢を見ると、大分先まで穫れそうですが、後作の関係で限度は今月下旬。
一昨年からこの畑に変えたため、後作の縛りが出来ました。