里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

2年ぶりに鎮守の神社秋の祭典を挙行

2022年10月24日 | 暮らし

昨日、2年ぶりに鎮守の神社秋の祭典を挙行しました。
コロナ禍の中、一昨年の秋以来で、昨年春秋、今年春と3回の祭典を中止しています。
小さな拝殿なのでどうしても密集は避けられません。
今年の秋の祭典の可否について検討した結果、感染防止対策を徹底した上で執り行うこととなりました。
集落だけの小さな講中ながら、本社から御分霊を受け120年余りになります。
小生が代表を仰せつかっています。
本来は、年に一度、当番に当たっている方々が本社に代参して祈祷を受け御神符(お札)を頂きますが、一昨年から代参を控えています。
ただ、郵便祈祷という制度があり、手続きをして講中のお札と講員に配るお札を送って頂きました。
まず、早朝に世話人と当番者が集まり、境内を清掃します。


清掃で一番大変な石段。


綺麗になりました。


本殿を開帳。
本殿、拝殿も清掃し、ご祈祷に備えます。


その後に旗揚げとなるのですが、密な作業になるので自粛、しめ縄だけとなりました。


ご祈祷の前にお供え物などの準備をします。
米、水、塩と御神酒、海の幸、山の幸をお供えします。
自家製の野菜はキャベツにしました。それに甘柿です。
全員マスク着用で、対面は避け、極力一定の間隔を保つようにしました。
9時からご祈祷です。
宮司にご祈祷いただきます。


小生が代表してサカキを奉納。全員で二礼二拍手一礼で拝礼。
例年なら御神酒の回し飲みをするのが慣例ながら、自粛。
そして、この後は移動し皆で直会となるところですが、これも自粛。
御神符(お札)と、小瓶の清酒など少々の持ち帰りの品を配り、散会となりました。
物足りなさを感じる方もおられるでしょう。
全てが元に戻るのは何時になるか。再び感染者が増加する気配もあり、悩ましいところです。