里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスの簡易な誘引と整枝

2022年07月20日 | 畑:果菜類

ナスは収穫が始まって2週間ほどです。昨年からみると半月は遅い。
土砂災害警戒情報が発令された大雨が二度。一番花は多くが落花し、実を着けたのは僅か。
樹勢も弱かったですが、大分盛り返してきました。


仕立て方は一般的な3本仕立て。
一番花の着いている親の枝と、そのすぐ下のわき芽2本の3本の主枝です。
品種は中長なすの「くろべえ」。
誘引は、中央の1本の支柱と畝の両側に設けた廃材の横パイプを上げていく簡易な方法です。
枝を誘引止めするのは中央の支柱にだけです。
横パイプは適当な間隔に立てたパイプ支柱にフックバンドで止めています
横の直管パイプに枝が密着すると、枝が動かず垂れ下がりません。


枝が伸びるのに合せて、この横パイプを上げていきます。
これまで一度少し上げているので、今回が2度目。
フックバンドを完全には止めていないので、下から軽く叩くだけで簡単に上がります。


横パイプはまた上げるため、フックバンドは完全には止めません。
大きな重量が掛かるわけではないので、これで問題なく持っています。
高さ5、60センチくらいまで上げました。


反対側も同様に上げました。


全ての横パイプが上がり、これで簡易な誘引は終りです。


整枝は簡易な「ふところ枝」の整理です。
「ふところ枝」とは、株の内側に向かって伸びた枝のこと。
「ふところ枝」を整理して光が株全体に入るようにします。
上からのぞき込むようにすると、混んでいるところが分ります。
まだあまり混んではいません。


今回はこの程度、少しだけ整理をしました。

主枝が見えるようにするのが目安。


この中長なすの「くろべえ」と言う品種は柔らかく美味しい品種です。


2番果、3番果と穫れるようになってきたので、これから収穫も本格化します。
当地方酷い天候が続き、ウスカワマイマイが繁殖しています。、

早く安定した天候が戻ってほしい。