里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

トマト連続摘芯栽培'22~2回目の捻枝終了

2022年07月19日 | トマト連続摘芯栽培

トマト連続摘芯栽培は2回目の捻枝(ねんし)が終了しました。
今年のトマトは植付け時から花の着き方や進み具合にバラツキが大きく、解消するのは無理のようです。
捻枝も、一挙にするのは止め、進み具合に応じて順次やることにしました。
全体を撮影するのは大変難しくなっています。
この辺りはステージの進んでいるところ。
すでに2回目の捻枝は終えています。


雨続きで捻枝は少々やりづらく、軽く捻った程度で、あとは重みで自然に下がるのを待つようにしました。
今年は第2基本枝に第4、第5、第6花房と3花房着けます。


すでに、第6花房の開花は終わり、誘引した上部では第7花房が開花しています。
この株では、手前の花が第2基本枝第6花房、支柱右に小さく見える花が第7花房。


上から覗くと、一番下に見える果実が第1基本枝の花房、その上に見える果実が第2基本枝の花房、支柱の上の方で咲いているのが第7花房。


第1花房の収穫はほぼ終わりました。
この辺りがステージの一番遅れているところ。


今、第1花房の収穫中です。
株によって花房間の葉の枚数が一定でないため最初に捻枝した第一基本枝の向きが揃っていません。第2、第3花房は大きく肥大しています。


第4、第5、第6花房が着く第2基本枝は、最も遅いもので第6花房が開花するところ。
第4花房下からでるわき芽が支柱に誘引されているので、第2基本枝は自然に斜めを向いています。
雨が降り続き水分が多いため、捻枝は無理に強くやると折れやすいので軽く捻るだけにしました。


あとは果実の重みで自然に垂れてくるでしょう。
この株が最も遅れている株で、多くは次の基本枝になる第7花房の開花が始まっています。


第2基本枝には2花房を着けるのが基本ですが、今年は3花房着けています。
第1花房に灰かび、さらに窓空き果が出て摘果したので花数を確保しようとしました。
第7花房と競合するマイナスもあるので難しいところです。
第3花房くらいまでの奇形果は主に苗時代が原因なので如何ともしがたい。


尻腐れ果も出ています。


尻腐れ果は石灰欠乏ですが、6月半ばから異常な高温乾燥だったので多少はしょうがありません。
この萎れている株は、小生が足下のパイプに躓き倒れ折ってしまったもの。テープで縛り復活を試みたもののダメでした。


最近、頭と体の動きが伴わずケアレスミスが多い。老化現象を認めざるを得ないようです。
第1花房はあまり穫れていませんが、雨続きでも意外に味は乗っています。


光沢が少なくくすんだ赤でスター(放射線状の条)の見えるのが濃厚なトマトの印。
間もなく第2花房が穫れるので収穫も本格化するでしょう。
こちらは庭外れの一角におまけで作っている中玉トマトのフルティカ。それなりに役立っています。