里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

トウモロコシを穫る今年は獣害なし

2022年07月30日 | 畑:豆類

トウモロコシを穫りました。今回が2度目の収穫。
品種は「ゴールドラッシュ」。
4月28日に我流の省力直播きをしたもの。
我が家では畝間を広くし、1カ所ほぼ2本立て
これで中型の扱いやすいトウモロコシを多く穫ることを目指します。
今年は生育がやや遅れ気味。アブラムシが付き、少し汚れています。


例年はそのままにしている雄花を切りました。
雄花を切るのは一般にアワノメイガ対策で行われますが、アブラムシが付いたからです。


「ゴールドラッシュ」の収穫適期の標準は、播種後84日、絹糸が出て20~24日となっています。
我流の省力直播きでは、これをそのままは適用できません。数日の遅れを見る必要があります。


絹糸の出始めは7月初めからなので日数から言うと7月25日には収穫期に達していますが、天候が良くありません。
外観をチェックしながら収穫します。絹糸が黒くなっていることが第一。


穂の頭のところの皮をちょっと剥いでチェックするのがより確実。
実が先まで入って色が黄ばんでいることを確認します。


ちょうど穫り頃で、大きさもいい案配でした。


高齢者や子供に手頃な大きさのトウモロコシが目標です。
収穫は早朝がベストですが、午前中であれば拘っていません。
穫ったら間髪を入れず茹でれば、甘味も十分。常温で放置するのが一番良くない。
まとめて穫るのは、助っ人が来たときにお任せです。
適度に生育がバラついているので、数回に分けて収穫します。


こちらが本命のお盆用。2回目に直播きしたもの。
強風で少し倒伏気味ですが、問題ないでしょう。


品種は同じく「ゴールドラッシュ」。やり方は1回目と同様です。
5月20日に播きましたが、若干遅かったかもしれません。


絹糸の出具合を見ると、早いものが何とか間に合うか。
今年特筆すべきは、獣害がないこと。近年では極めて稀。
様子を見て侵入があれば直ちに囲うつもりでしたが、まだ形跡がありません。
最後までこのまま行ってくれれば有り難いが、そう上手くいくか。