里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

㊗️一力新碁聖誕生!

2020年08月15日 | 暮らし
囲碁の一力遼八段が昨日行われた第45期碁聖戦第3局を制して、3連勝で碁聖のタイトルを獲得しました。
ヘボ碁を少々たしなむ小生としては、これは本県として歴史的なことなのでぜひ記録しておくべきと思いました。
一力新碁聖は本県出身の有望若手棋士ということで注目し、陰ながら声援を送ってきました。
これまでもNHK杯など早碁棋戦ではたびたび優勝しており、タイトル獲得は時間の問題かと思っていましたが、挑戦手合いで何度も跳ね返され、後輩の芝野名人に先を越されるなど内心焦りもあったのではないかと推察していました。
正に念願のタイトル獲得で誠に喜ばしい。おめでとうございます。
インタビューなどを拝見すると、勝負師らしからぬ好青年で人柄も素晴らしい。
タイトルを獲得した碁聖戦は地元紙も主催者の一社で、今日の朝刊にどう報道されるかと興味深々でした。残念ながら我が家では購読していないためコンビニから急遽買ってきました。
何と一面トップです。
「時の人」欄にも。


社会面にも大きく出ていました。


もちろん県内版にも。知事は県表彰を表明しました。


一力新碁聖は当地方紙社主の御曹司ですから、巡り合わせも素晴らしいの一語。今春、早稲田大学を卒業し、記者としても活動するという才能にも敬服です。
これからますます活躍されて、棋聖、名人といったビッグタイトルを獲得してほしいものです。
頑張れ!一力新碁聖。


オニユリに存在感あり

2020年08月15日 | 

 今、方々でオニユリが咲いています。その鮮やかで独特な風貌は、否が応でも目立ちます。
 我が家の庭にもオニユリがあります。


 例年より開花が少し遅いでしょうか。


 ここにはいつも大きな株が1本咲きます。どういうわけかなかなか殖えることがありません。


 こちらにはまだ大きくない株が数本。


 ここには沢山のオニユリがあったのです。それが一夜にしてすっかりなくなりました。イノシシが侵入したものとしか考えられません。この場所だけで大きな荒らしではないので大型のイノシシではなさそうです。さすがに庭まで侵入したのはこの時だけです。
 イノシシは百合根が好物で、近隣の野山に沢山あった山百合はほとんど食い尽くされました。地上部が枯れて人目にはどこにあるか分らない地中深くにある百合根をいとも簡単に探り当てます。オニユリの球根はあまり大きくないと思いますが、嗅ぎつけてやってきたのでしょう。
 このオニユリは辛うじて球根が残されていたものか。


 もう少し復活して欲しいものです。

 しぶとく残っている紫のカンパニュラとのコラボ。


 オニユリは白やピンクで容姿端正な他のユリ類と比べ、相当に異質です。大柄で朱色の花びらには黒の斑点、完全に反り返った姿は名前のとおり赤鬼に見えなくもありません。


 生花にする気分にはならない百合ですが、存在感があります。やはりこの時期なくてはならない花かもしれません。