里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

サツキを墨彩画で描く

2020年06月29日 | 水墨画:草花
画仙紙 半切1/3


 サツキを墨彩画で描きました。
 6月の庭を彩ったサツキもほぼ終りです。サツキの株全体を描くのは難しいので、枝を取り出してみました。5弁の花びらと蕊(しべ)ははっきりとしています。葉も沢山付いています。
 最も多い赤のサツキです。花びらは淡墨で線描きし、朱の顔彩で色付けしてみました。残念ながら綺麗な色合いとはいきませんでした。
 本当は蕊にも色が付いているのですが、メリハリがなくなってしまうので、濃墨で描きました。サツキの蕊は細く、少し弱々しい感じがしますが、そのとおり描くと生気に欠けてしまうようです。やはり蕊は勢いよく描くべきと思ったことでした。





菩提寺で世話人会

2020年06月29日 | 暮らし


昨日は、我が家の菩提寺で世話人会があり、出席しました。
浄土真宗本願寺派のお寺さんです。
亡くなった父のあとをそのまま引き継ぐ形で世話人を仰せつかり、準総代という役回りを20数年努めています。当時、私が最も若い世話人だったと思います。
世話人会は例年、今頃に開かれますが、今年はコロナ禍の影響で中止される可能性が高いと思っていました。自粛解除を受けて、急遽開催の運びとなったようです。
世話人会はいわば檀徒の代表総会のようなものです、
例年は、本堂で全員がお経の唱和の後、会堂に移動して協議が行われます。今年は最初から最後まで本堂と会堂に分かれ、3密を避ける設営がなされました。
こちらが本堂。

こちらが会堂。
本堂の様子が画面に映されます。設営も大変だったろうと思います。


世話人会では昨年度と今年度の行事や決算、予算の審議があります。
今日は50人くらい出席していましたので、例年とあまり変らなかったようです。
最後に、檀家さんの年会費を徴収するためのカップが配布されます。これが世話人の大きな仕事。
檀家さんとの取り次ぎは世話人の役目です。ただ、お金を扱うのはあまり有り難くないというのが正直のところ。母健在の頃は、檀家さん回りも母頼りでしたが、その母も亡くなり今年で20年。ささやかな地域奉仕のつもりで続けています。