里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

さやえんどうの冬越し対策をする

2018年12月05日 | 畑:豆類
 10月26日に種を播いた赤花の蔓ありえんどう。
 よく揃って順調に生育しています。今年は例年に比べ今の時期としては暖かい日が多いですが、冬越しのために防寒対策をします。
 まずはアブラムシ防除のため、株元にオルトラン粒剤を施します。

 万が一アブラムシが葉に付いていると、後で不織布を掛けるので中で増殖してしまいます。油断するとアブラムシが媒介するウィルスにやられてしまうのです。

 続いて追肥は。伸びすぎないよう今年は緩効性の肥料を少なめにしました。
 土寄せは根元の葉が少し隠れるくらいまで十分に行います。

 欠株になっているところはありません。

 最後は防寒対策。パオパオという不織布をベタ掛けします。えんどうは冬期間も徐々に生長しますから不織布はピンと張らずに、わざと緩く張ります。

 昔、不織布がなかったころは、笹竹などを株の根元に立てて風や寒さの対策にしたものです。それでもこの辺ではたいがい親芯は寒さでやられ、自然に芯止めになってわき芽が伸びるようなことがよくありました。
 不織布のべた掛けをするようになり、そのようなことはほとんどなくなりました。
 これで、冬越し対策は万全です。

 春先に不織布を剥ぐころまでには結構大きくなっているはずです。