里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ほうれん草に雪

2018年12月29日 | 畑:葉菜類



ほうれん草に雪が残っています。
今日は終日雪がちらつくような寒い一日でした。今冬一番と思います。うっすら白くなる程度で、ほとんど消えてしまいましたが、ほうれん草だけに少し残っています。 陰になる部分が結構あるからです。



このほうれん草は1、2月収穫の予定で作っているものです。生育が進みすぎてまずいと思いましたが、最近の冷え込みで結局オーライとなりそうです。この辺は雪もなくなりました。



これは、その前のほうれん草で、まだ収穫していないものが少し残っています。こちらの方は雪は全く残っていません。葉が広がっては陰が少ないからです。



今日は日本海側が大雪になっていますが、里山でも太平洋側のこの辺りは、西高東低の気圧配置で大雪になることはほとんどありません。
気をつけなければいけないのは、気圧配置が崩れて南岸低気圧が北上するような時。東京にも雪が降るような時です。数十センチの大雪になることも何年かに一度あるので油断できません。


ヤブコウジを墨彩画で描く

2018年12月29日 | 水墨画:草花
本画仙 色紙



 ヤブコウジを墨彩画で描きました。
 ささやかに一両ともいわれるヤブコウジ。
 正月を控え、私には千両、万両よりこちらの方が似合っています。
 もう少し可憐に描きたかったですが、元気が良すぎたかもしれません。余白を大きく開けるべきだったでしょうか。
 モチーフはこちら。


赤い実のヤブコウジが可愛い

2018年12月29日 | 野山


 今、里山では赤い実を付けたヤブコウジを方々で見ることができます。





 よく見ると実に可憐でかわいいものです。若い頃はただの雑草と思うぐらいで気にもとめませんでしたが、自分も大分歳をとったということでしょうか。





 正月はめでたい色として赤い実を付けた草花が好まれ、センリョウ、マンリョウはその代表的なものですが、ヤブコウジはイチリョウと言われることがあるようです。ヤブコウジの実は2個のものが多く、慎ましいものですが、派手に実を付けているセンリョウ、マンリョウよりけなげに見えます。
 これは腐った切り株にりりしく育っていました。




 群生しているところもあります。


 商魂たくましく、ヤブコウジを鉢物で売っているのを見かけることがありますが、自然の中に置いたままにしてほしいと思ってしまいます。