里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナバナ類4種を比べてみる

2018年12月04日 | 畑:花菜類

 今、4種類のナバナ類が生育中なので比べてみることにします。同時に見るには今が一番いい時期です。

 最も早く収穫が始まるのが「アスパラ菜」。
 今は親から子まで収穫が進み、もう孫茎が伸びてきています。




 トウが出て伸びるのも花が咲くのも一番短い。寒さには一番弱く、強い寒さに遭えば凍害を受け終了です。

 続いて収穫されるのが「寒咲花菜」。
 今は親茎の収穫が半分くらい終わっている段階です。




 茎が太く、葉も大きくなりますが、非常に柔らかい。アスパラ菜より寒さに強く、うまくいけば春先まで収穫できます。

 春先になって収穫できるようになるのが「仙台雪菜」。


 寒さに強く、少々枯れ葉は出ますが、春先には柔らかいトウが次々に収穫できます。ただし収穫期間は一番短いでしょう。

 仙台雪菜よりわずかに遅れて収穫されるが「かき菜」。


 これも寒さに強く、一番丈夫と言ってもいい。収穫期間も仙台雪菜より遅くまで収穫できます。ただし、他のナバナより硬めで食味の面では少し落ちます。。

 同じナバナ類と言っても、姿形も大きく違うのが一目瞭然ですし、それぞれが特徴的です。食べて美味しいのはどれかと言われれば、自分の好みで言うことはできますが、いずれも欠かせないものです。