そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

四国の旅 出発

2012年04月29日 | 2011年四国の旅-1
10月12日(水)晴 東京湾有明埠頭~徳島へ

自宅から、りんかい線国際展示場前駅へ。
17時、正面ビッグサイト。



お台場の観覧車。


17時40分、駅より歩いてオーシャン東九フェリーターミナルへ。早めの乗船手続きを終えて、夕食後、フェリーターミナル待合室より海上の左端に満月。


19時30分、フェリー出航、徳島へ。




フェリーの2等船室で、お遍路に行くという埼玉からの高齢の男性と隣り合わせになり、くつろぎながらいろいろとお話を伺う。かれは、自動車やバイクで、すでに四国を4回半回っているとのこと。今回はバイクで高知方面を回るそうである。さすがに何でもよく知っていて、お遍路の歴史をはじめ、全般にわたって個人レッスンを受けたようなもの。白衣を着ていると、道を間違えたときなど地元の人が教えてくれる、第58番札所の仙遊寺の住職の講話は面白いよ、など新参者にとっては参考になる。その他、お孫さんの安産と無事成長を願って88ヶ所に2度写経をお納めした話や、仏教徒神道とのかかわりの歴史なども面白く聞き、知識も仕入れる。各県にそれぞれ一宮があるので、余裕があったら、お寺回りとともにぜひ立ち寄っていくとよい、さらに西国33か所も面白いからいずれやってみるとよい、等々。当方、出発前のにわか勉強で、家田荘子さんの『四国八十八か所つなぎ遍路』を読んで、阿波一宮の大麻比古神社には立ち寄ってみようと思っていた。ともあれ、旅のはじめで彼に出会えたことはとても幸運だった。


旅客運賃2等  10,050円