ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト

NGO ひろしま市民によるカザフスタン共和国旧ソ連核実験場周辺住民(核被害者)への支援・交流

2008年3月1日(土曜日)開催  カザフスタン・市民交流会

2008-01-15 19:03:52 | Weblog

2008年3月1日(土曜日)開催 カザフスタン・市民交流会

<ベラ・グラバチョーバ プロフィール>
1950年生まれ, TVチャンネル6(TBK6)ニュースキャスター,
セミパラチンスク在住, 世界の核の歴史のドキュメンタリー番組を制作予定

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基調講演とシンポジウム テーマ「Peace Forum ~継承と発信~」
日時:2008年3月1日13:00~15:00  「入場無料」
会場:広島市留学生会館ホール(広島市南区西荒神町1−1 ℡082-568-5931)
(基調講演)  講         師: ベラ・グラバチョーバ (カザフスタンTBK6放送キャスター)
(シンポジウム)コーディネーター: 小麻野 貴之 (国際交流アシスタントグループ “CANVaS” 代表)
                     パ ネ リ ス ト:ベラ・グラバチョーバ (カザフスタンTBK6放送キャスター)
                                              アイジヤ・エセンジャン (カザフスタンから山陽女学園高等部留学中)
                                              池田 篤史 (広島経済大学)
                                              川崎 巳代治 (被団協理事)

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カザフの文化を紹介 ~カザフスタンの伝統的民族楽器「ドンブラ」によるミニコンサート~
たった2本の弦しかないとは思えない多彩な音が紡ぎだされます。
日  時:2008年3月1日15:10~15:50  「入場無料」
会  場:広島市留学生会館ホール
演  奏:高橋 直己 (賛助出演:アイジヤ・エセンジャン)

< 高橋直己さん プロフィール >
2002年よりカザフスタンにてドンブラを学ぶ。2005年カザフの伝承歌謡も学ぶ。2006年9月『ダニェシ・ラクシェフ生誕80周年記念 共和国歌手競技会』にて1位入賞。2007年5月帰国。福井県越前市在住。

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ドンブラ講座のご案内  演奏を聴いて興味を持ったあなたに!
日   時:2008年3月2日10:00~12:00  
会   場:広島市留学生会館ホール
講   師:高橋 直己
参加費:1000円  (楽器を準備いたしますので、下記連絡先までお申し込みください)

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主催:カザフスタン・市民交流実行委員会
         ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト,国際交流アシスタントグループ”CANVaS”,
         広島市女性団体連絡会議,安芸コスモス・ゾンタクラブ   (2008年1月15日現在)

お問合せ先:ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト事務局
        (TEL・FAX) 082-274-1634  (携帯)090-2002-7385(橋村)  (e-mail)
mashenka@fancy.ocn.ne.jp


カザフスタン・市民交流会参加呼びかけ 趣意書

2008-01-15 19:00:00 | Weblog

      カザフスタン・市民交流会参加呼びかけ 趣意書

        「2009年8月29日 旧ソ連の第1回核実験被ばく60周年への始動」

  1994年に開催された広島アジア大会を機に芽生えた市民の国際交流への関心は年々広まり、市民にあまり知られていなかった中央アジアの国々へも相互に訪問する事で理解が深まりました。
  人類初のヒロシマ原爆以降、1945年末までに14万人が死亡したその事実はアメリカの6年にわたるプレスコード(報道管制)により知らされる事なく、また平和活動も規制されました。 1954年3月1日実施されたビキニ水爆実験での800艘の日本漁船の被災によって原水爆の残虐性が周知されるようになりましたが、核兵器開発競争による放射線被害は世界へ拡散してしまいました。

  にも拘らずこの間の事実があまりに知られていない現実に私たちは打ちのめされます。中でも旧ソ連による核実験が40年間に亘り450回以上秘密裏に続けられたカザフスタンのヒバクシャは延べ120万人と伝えられています。ポリゴン周辺住民のヒバクシャは原因不明のまま亡くなり、また現在も様々な後遺症の影に怯えて暮らしています。彼らの核兵器廃絶に対する思いの多くを10年余に亘る交流を通して学びました。幾多の困難を乗り越えて2006年、カザフスタン政府は、中央アジア非核地帯条約に調印しました。私たちは彼らと手を携えて核兵器保有の悲劇と無意味さを告発していく使命を担う事が重要と考えます。

  第2次世界大戦で筆舌に尽くしがたい惨禍を体験した広島市民は、苦しみや悲しみを乗り越えて、平和を創り出す努力を続けています。
  しかし、いまイラクやアフガニスタンでは戦争が続き、世界で保有される約2万6000発の核兵器が人類の生存を脅かしています。
  このような状況を打開するには、私たちは世界に生まれつつある多くの「ヒバクシャ」の存在に目を向けなければなりません。彼らの苦悩こそ、核時代に生きる私たちに戦争と平和の問題を考える手がかりを与えてくれるからです。
  広島市を中心として提唱されている2020ビジョン「核兵器廃絶のための緊急行動」をより前進させましょう!
  2008年3月1日ビキニ被曝54周年を迎えるこの日、「カザフスタンジャーナリスト、広島と語る」市民交流シンポジウムなど、カザフスタン市民との交流の輪を拡げましょう!
  2009年8月29日の旧ソ連の被ばく60周年を核廃絶の市民運動の大きなうねりにしましょう!
 
[日程]
2008年3月1日 カザフスタン・市民交流会
2008年 カザフ訪問 2009年に向けての準備・事前訪問
2009年8月29日 60周年記念事業

カザフスタン・市民交流実行委員会
               ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト,国際交流アシスタントグループ”CANVaS”,
               広島市女性団体連絡会議,安芸コスモス・ゾンタクラブ   (2008年1月15日現在)

                連絡先:ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト事務局
(TEL・FAX) 082-274-1634 (携帯)090-2002-7385(橋村)  (e-mail) mashenka@fancy.ocn.ne.jp