ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト

NGO ひろしま市民によるカザフスタン共和国旧ソ連核実験場周辺住民(核被害者)への支援・交流

シリーズ甲状腺・広島から vol.1  書店で購入出来ます!

2011-10-31 20:20:33 | Weblog
当会によるカザフスタン医療訪問派遣10年のまとめ出版される
(1999年から2010年まで毎年)
以下 中国新聞より

広島・チェルノ・セミパラで調査 甲状腺がん 研究成果出版
11年9月 8日

 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の被災者医療や広島の被爆者の治療に長年従事する医師武市宣雄さん(67)=広島市東区=が、これまでの研究活動をまとめた「放射線被曝(ひばく)と甲状腺がん―広島、チェルノブイリ、セミパラチンスク」を出版した。

 南区で甲状腺クリニックを開業する武市さんは約20年前から、医療支援団体とともにチェルノブイリ原発事故の被害が深刻だったベラルーシ、ウクライナの汚染地や、旧ソ連の核実験場だったカザフスタンのセミパラチンスク(現セメイ)を60回以上訪問。検診や手術、現地の医師の指導に携わった。

 著書では、広島、チェルノブイリ、セミパラチンスクで被曝時年齢、性別、地域別に甲状腺がんがどれだけ発症しているかなどの調査結果や症例を紹介。教訓として迅速な避難やヨウ素剤服用、長期間の健康観察の必要性を説く。

 武市さんは「福島第1原発事故後、市民の放射線への関心は高い。専門的ながら読みやすさを心掛けた。正しい理解の助けになれば」と話す。

 現地調査をともにする広島大原爆放射線医科学研究所の星正治教授、同大大学院の安井弥教授との共著。今後も国際医療支援の活動や現地の検診、診断方法などを本にまとめる予定だ。

 武市さんは「研究成果は日本の支援団体の努力があってこそ得られた。培ったものを多くの人に還元したい」と話す。A4判、141ページ、1500円。渓水社刊。 (金崎由美)

(2011年9月8日朝刊掲載)

長崎市長 カザフスタン帰国後 記者会見 

2011-10-22 11:30:06 | Weblog
田上・長崎市長:「“核なき世界”実行力あるものに」 「国際会議」報告 /長崎
 ◇カザフスタン「国際会議」報告
 ◇被爆体験講話・本村さん「平和への大きなうねり」
 今月12日に中央アジア・カザフスタンの首都アスタナであった「核兵器のない世界を目指す国際会議」に出席した田上富久長崎市長と、現地で被爆体験を語った本村チヨ子さん(72)=長崎市=が19日、記者会見し、現地での様子を報告した。【蒲原明佳】

 会議は、旧ソ連時代最大のセミパラチンスク核実験場の閉鎖20年の節目に、同国政府が主催。田上市長は各国の核専門家の前でスピーチした。会見では「『核なき世界』実現へ動き始めている。条約を整備し、実行力あるものにしなければ」と振り返った。

 本村さんは11、14日、二つの大学で計約360人の学生らに講話。6歳の時、爆心地から約4・5キロの自宅で被爆、祖母が覆いかぶさりガラス片から守ってくれた様子を語った。本村さんは「学生みんなが握手を求めてくれ、カザフでの平和への大きなうねりを感じた」と喜んでいた。

 13日に、四国の面積にも匹敵するセミパラチンスクの実験場跡を見学した本村さんは「まったくの荒野。私のような痛みを抱えている人がいると思うと涙がこみ上げた。実験場を忘れてはいけない」。田上市長は「核兵器の実相を知らない人がまだ多いと感じた。実験場の資料館と、今後は資料の交換にも取り組みたい」と話した。
毎日新聞 10月20日 掲載
〔長崎版〕

CDザマナイ 「時代よ!」

2011-10-20 11:29:05 | Weblog
2011,10月19日、BSプレミアの放送後
CD購入についての問い合わせが多く寄せられています。
再度購入方法をお知らせします。

2010年11月11日 リリース済
購入方法

★広島市平和資料館 SHOP (販売中)
CD「ザマナイ」がより購入しやすくなりました。
購入のみの入館は無料です。
入館方法
ショップでの買い物だけだと正面、総合案内所にて購入が目的だと告げて入館証を受け取り
エレベーターで3階ショップに直行して購入し、総合案内所に入館証を返却。

★gallery&antiques2010(広島市中区幟町9ー6)
営業時間11:00~18:00(定休日:日曜・祝日)  TEL:090-5267-7388
 
★郵便振替口座 記号番号 01360-5-60273
加入者名 ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト
入金(1000円)確認後 宅配メール便にて発送(送料当会負担)

Zamanai 時代よ! オリジナル歌手 出演

2011-10-19 10:20:16 | Weblog

昨年2010,11月11日に当会でリリースしたCDのオリジナル歌手
ローザさんが紹介されます。
再放送もあるのでお見逃しなく!!

Amazing Voice 驚異の歌声 「女たちの地平線~カザフスタン~」
BSプレミアム  10月19日(水)午後8:00~8:48

BSプレミアム: 毎週水曜 午後8時~8時57分
毎週日曜 午前11時~11時57分(再)
毎週水曜 午前0時~0時57分(水曜深夜)(再)
NHKワンセグ2: (5分バージョン)火曜 午後0時55分~1時
水曜 午前0時50分~0時55分(火曜深夜)
Eテレ: (5分バージョン)水曜 午前0時50分~0時55分(火曜深夜)

telemap/flv/v111019_2000amazing
17中央アジア、カザフスタンの国民的スーパースター2人が登場。反核の歌「時代よ」(ザマナイ)を歌姫ローザが熱唱し、歌姫マクパルは派手な衣装で登場! ローザ・リムバエワは、旧ソ連時代に核実験場があったセミパラチンスク地方の生まれ。核実験廃止を訴える原動力となった歌「時代よ」を「日本のため」と熱唱する。伝統楽器ドンブラを手にカザフの恋歌を歌うマクパルは、有力政治家だった夫の死後に人々にこわれて舞台へ復帰。
【パーソナリティ】藤井フミヤ,元ちとせ
【案内人】林隆三
【ゲスト】ローザ・リムバエワ,マクパル・ジュヌソワ

午後8:48~8:58 Amazing Voice 驚異の歌声「モア」 「カザフスタン・イケメンPOP」

一部 動画予告が以下にあります。
http://www.nhk.or.jp/amazing/onair/08thm02.html

http://www.nhk.or.jp/bs/t_music/反核の歌「時代よ」(ザマナイ)を熱唱する【HPより】
歌姫ローザ、「ド派手」衣装で舞台に立つ歌姫マクバル、中央アジア・カザフスタンの国民的スーパースターがふたり登場。
ローザ・リムバエワは旧ソ連時代、核兵器の実験場があった「セミパラチンスク地方」で生まれ育った歌姫。
その核兵器の廃止を訴える運動の原動力となった歌「時代よ」(ザマナイ)を「今、日本のために」と熱唱。ローザはソ連時代から活躍する大スター、54歳。ロシアでも大人気。今は息子2人との時間を大切にする「普通の家庭の女性」でもある!


歌手TOMOKOさんのブログにも掲載されています。
http://blog.goo.ne.jp/song_of_eternity/e/9acb5f4e67a96473d2b0b3aae8e78d30

アスタナ発 「核兵器のない世界を目指す国際会議」開催

2011-10-18 10:00:02 | Weblog
田上・長崎市長:「核なき世界」実現訴え カザフスタン「国際会議」に出席 /長崎
 【アスタナ(カザフスタン)田中洋之】長崎市の田上富久市長は12日、中央アジア・カザフスタンの首都アスタナで始まった「核兵器のない世界を目指す国際会議」に出席し、被爆地・長崎の代表として世界が核廃絶に取り組むよう訴えた。

 会議は、カザフがソ連末期の91年8月に東部セミパラチンスクの核実験場を閉鎖してから今年で20年になるのにちなみ同国政府が主催。ナザルバエフ大統領はじめ世界の核専門家らが参加した。旧ソ連最大の核実験場があったセミパラチンスクでは49~89年に450回を超える実験が行われ、被ばく者は100万人以上といわれる。

 パネル討論でスピーチした田上市長は、カザフが核実験場閉鎖のほか旧ソ連の核兵器撤去や、「中央アジア非核地帯条約」の発効に主導的な役割を果たしたことを高く評価。「この会議を契機に『核なき世界』の実現に向けた具体的な動きが加速することを心から願う」と訴えた。また、市などでつくる「長崎・ヒバクシャ医療国際協力会」がセミパラチンスク周辺の放射線汚染地域で活動する医師の研修を受け入れていることにも言及した。

 長崎市長として初めてカザフを訪問した田上市長は「同じ核の恐怖を体験したもの同士のネットワークを広げていきたい」と述べ、86年に史上最悪の放射能漏れ事故を起こしたウクライナのチェルノブイリ原発も視察したい考えを示した。

 会場の独立宮殿では、原爆写真展が開催され、参加者の関心を集めていた。長崎の被爆者で「非核特使」の本村チヨ子さん(72)も会議に参加、11日にはアスタナのカザフスタン人文法科大学で被爆体験を講演した。

 田上市長は会議最終日の13日、セミパラチンスク核実験場跡地の「グラウンド・ゼロ」を視察し、近くのセメイ市である実験場閉鎖20周年の記念集会に参加する。

毎日新聞〔長崎版〕より

2011カザフスタン・ツアー報告会/国際交流グループ“CANVaS”

2011-10-17 08:22:24 | Weblog
国際交流グループ“CANVaS”
かつて核による被害を受けた歴史を持つ日本とカザフスタンの若者が、国を越えて平和運動を
継続させることは、核廃絶への思いを世界に発信する大きなアクションの一つとなる。
国際交流グループ“CANVaS”は、これまで多くの方々の協力を得て、両国の若者による国際交流、平
和活動を国内外で続けてきました。カザフスタンが旧ソ連時代の最初の核実験から60 年を迎えた2009
年には、両国の若者が核のない世界を目指す思いを共有し、平和について考えるための国際会議を国
際都市アルマティで開催しました。
あれから2 年経った2011 年夏、CANVaS は4 度目となるを12 日間の日程で実施
しました。アルマティにおける若者との平和についての会議、セメイ(旧セミパラチンスク)における被曝
者への証言聞き取りや、核実験場周辺地域の実態と現状について、またセメイの若者達との交流の成
果をご報告いたします。
【助成団体】 公益財団法人 三菱UFJ 国際財団
【後援団体】 ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト
■日 時:2011 年11 月19 日(土) 14:00~16:00
■会 場:広島市二葉公民館 (6 階 研修室1A・1B)
■参加費:無料
■報告者:小麻野 貴之(代表)
伊達 美和子(副代表)
手島 愛子(大学生)
二上 真衣(大学生)
■お問合せ先(e-mail):e11030@go.enjoy.ne.jp
(CANVaS 代表 小麻野 貴之)