中国新聞地域ニュースより

カザフから被曝取材のＤＶＤ '08/8/28

　旧ソ連の核実験場があったカザフスタン・セミパラチンスクのテレビキャスターの取材を受けた被爆地広島の関係者に、現地で放映された特集番組のＤＶＤが贈られた。

　番組は核実験による被曝（ひばく）地域に線量計を持って赴くなど、核問題をライフワークとしている人気キャスター、ベラ・グラバチョーバさん(58)が制作した。

　セミパラチンスクで医療支援や交流を続ける広島の市民団体ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト（ヒロセミ）メンバー、星正治教授たち広島大原爆放射線医科学研究所（原医研）の研究者を取材した縁で２―３月に広島を訪問。中区の原爆資料館や慰霊碑を巡り、研究者のシンポジウムに出席した。

　広島での撮影は、グラバチョーバさんの指示を受けたヒロセミ世話人の栗栖薫さん(78)＝西区＝が担当、番組は３―４月、放映された。

【写真説明】グラバチョーバさんから受け取った原爆被害を伝える番組を見る星教授

第６期留学生アイヌラさん近況

　東京は暑い日が続いてますが、皆さんお元気ですか。
　私は九月の大学入試を控え、毎日勉強に追われています。今日は皆さんにご報告です。遅くなってすみません。６月の１４日に新宿区主催の外国人の留学生を対象にした日本語スピーチコンテストに参加し、優勝しました。
　実は、コンテストの翌日に留学試験があったので、参加するかどうかを迷ったのですが、広島時代のコンテストのリベンジができて，嬉しかったです。スピーチのテーマは世界平和で、カサ゛フスタンの現状を紹介しながら、広島で平和教育を受けてから、ずっと考えてきた平和に対する思いを聞いてもらいました。審査委員の方からは満場一致で優勝が決まったといってもらいました。（アイヌラさんは２００５年４月～翌３月に廿日市に滞在、２００７年９月に再来日、東京滞在。）

留学生ガウハル NHK テレビ出演

NHKテレビ「お好みワイド」の特集番組
8月6日（水）午後5時から5時50分の間、8分間放映
9期留学生　ガウハルと広島の平和活動を追った番組です。
山陽女学園のクラスメイトや平和公園での「平和のともしび」の集い
と当日の「アオギリコンサート」で被爆ピアノを演奏する様子などが
セミパラの核実験の歴史と合わせて放映されます。