■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ フレームレート 

2008年02月06日 | ●○ Tips ( IMAGE )  ○●


 動画の場合、秒間数コマの画像が切り替わっているのですが、フレーム

数と言うのは結構差異があります。

 テレビでは、PALとNTSCと言う規格があり、ヨーロッパの方ではPALが、

アメリカなど(日本もそうですね。)はNTSCが採用されています。

 この違いは、ざっくり書くと


 PAL : 1フレームあたり625本の走査線、25i(秒間25フレーム)
 フィールド周波数50Hz
 NTSC : 1フレームあたり525本の走査線、29.97i(秒間29.97フレーム)
  : フィールド周波数60Hz


と、いう感じで、解像度とフレームレートと周波数が違う訳です。

 最近、ハンディーカムやテレビのスペック表などで、見慣れていると思

うのですが、


 P : プログレッシブ
 i : インターレース


となっています。インターレースは、実際にはその倍の数の映像が用意さ

れているのですが、走査線ごとに交互に表示する感じですから、スチルを

かけた場合、間が抜けた感じで止まります。

 つまり、日本では、テレビのような感じでと考えると、24PのようなPAL

圏で合うようなシネマライクのモノよりも、30Pと言うほうが自然に見える

かも知れません。(ただ、24Pは24Pのよさはあります。)

 ある種、日本で、テレビで見るようなフレームに近い物を考えると、


 ・ 29.97i
 ・ 30P
 ・ 30F
 ・ 59.94i
 ・ 60P

と言う、30に近い倍数及び約数になると思います。アニメーションだと

15の半分位で考えると、7~8コマと言う感じでしょうね。

 動画と違いアニメーションで60Fをやると殺人的を通り越し


 「 殺戮的な工程 」


になるのでありえないのですが、作る物とその媒体にと映像の種類によっ

てフレームレートは変わってくると言える訳です。

 現在のハイビジョンの上位製品で流れている、

 1080/60P(D5?)と言うのは、60フレームが秒間に流れる、高解像度の

映像である訳ですから、動きの部分においても滑らかさがあると言えます。

また、倍速駆動と言うモノがありますが、NTSC圏が60Hzですから、その製

品は120Hzで駆動し120フレームを生成しており、SD解像度映像の4倍に相

当しそうなフレーム数で映像を表現していると言う訳です。


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