■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ TuxGuitar

2009年01月22日 | ●● VOCALOID & SOUND ●●
 LinuxにはGPLライセンスのソフトで結構イイモノが揃っているのですが、MIDI関連のソフト

も面白いモノがあります。

 以前、ここで、 【 SongEdit 】 と言うモノを紹介しました。このソフトは、タブ譜で

ギターの譜面を入力してギターパートを作成でき、ドラムパートや他のパートも構築できる


 【 スコア入力で行うタイプのシーケンサ 】


でした。このソフトも結構いいのですが、ギター譜では、もっと便利なソフトがあります。


 【 TuxGuitar 】


と言うソフトなのですが、このソフトでは、


 【 五線譜とタブ譜の両方で入力可能 】

な作りになっています。


  ■ スクリーンショット 
 

 



 このスクリーンショットを見ていただくとお解りになるように 【 フレット表示 】 

もされます。機能も充実しており、


 【 弦ごとにエフェクトをかける事が可能 】


となっています。ベロシティーの変更だと思われる p(ピアノ) や f(フォルテ)だけ

でなく、譜面にあるようにリピート記号も利用できます。この機能では回数設定が可能で

特定の場所までを数回繰り返すような演奏をリピート記号だけで記述できるようになって

います。

 また、ハーモニクスやトリルだけでなく、チョーキングやスライドなども設定可能です

からかなり幅広い打ち込みが可能となっています。

 それぞれの弦に違ったエフェクトをかける(6弦がffで1弦がppとか)ことも可能ですし

単一(もしくは複数)の弦にハーモニクスをかけるなども出来るので通常だと6トラック

使う所を1トラックでできるのは非常に便利だと思います。通常こういう作業をする場合、

オニオンスキンで確認しながらやるのですが、それが要らないのは非常に便利です。

 また、ギターのMIDIコントローラーの場合は、MIDIそのものが単一音に単一エフェクト

(和音を単一とラックに乗せると同じエフェクトがかかります。)がかかる為か、基本的

にこの手のMIDIコントローラーの場合


  【 入力時に6トラックを消費する特性 】


があります。打ち込みだと殆ど関係ないのですが、ニュアンスを追いかけると6トラック

を使うという荒行のような状態になったりします。

 ただ、このツールではその部分がないので重宝しそうだなと感じました。



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