■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

【 Infomation 】


【 F1GP 2017 最終戦:アブダビGP 今日から開催中 】

■ F1GP 2017 最終戦:アブダビGP
【 11月24日(金) 】   ■ フリー走行1回目 【 リザルト 】     セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)   ■ フリー走行2回目 【 リザルト 】     ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG) 【 11月25日(土) 】   ■ フリー走行3回目 【 リザルト 】     ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)   ■ 公 式 予 選 【 リザルト 】     バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG) 【 11月25日(日) 】   ■ 決     勝 【 リザルト 】     バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG) (*)メルセデスAMGがコンストラクターズ    タイトル、ルイス・ハミルトン選手(    メルセデスAMG)がワールドタイトルを    獲得しています。
【 今シーズンのレースカレンダー 】 【 今シーズンのチーム&ドライバー 】  


 SUPER-GT 2017年シーズン終了。  GT300はグッドスマイル初音ミクAMGが  タイトル獲得、GT500はKeePer TOM’S  LC500がタイトル獲得となりました。
【 Super GT Round 8 ツインリンクもてぎ 】


【 11月11日(土) 】


  〇 公式練習
 
■ GT300 【 リザルト 】 

  4 グッドスマイル 初音ミク AMG
    Mercedes AMG GT3 / M159

    谷口 信輝選手
    片岡 龍也選手
 

■ GT500 【 リザルト 】

  37 KeePer TOM'S LC500
    LEXUS LC500 / RI4AG

    平川 亮選手
    ニック・キャシディ選手



   〇 予選Q1【 リザルト 】

  ■ GT300

   【4】グッドスマイル 初音ミク AMG
      Mercedes AMG GT3 / M159

      谷口 信輝選手
      片岡 龍也選手

  ■ GT500

   【46】S Road CRAFTSPORTS GT-R
      NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A

      本山 哲選手
      千代 勝正選手




   〇 予選Q2 【 リザルト 】

  ■ GT300

   【4】グッドスマイル 初音ミク AMG
      Mercedes AMG GT3 / M159

      谷口 信輝選手
      片岡 龍也選手

  ■ GT500
   【23】MOTUL AUTECH GT-R
      NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A

      松田 次生選手
      ロニー・クインタレッリ選手


【 11月12日(日) 】
 

   〇 決  勝

  ■ GT300【 リザルト 】

   【65】LEON CVSTOS AMG
      Mercedes AMG GT3 / M159

      黒澤 治樹選手
      蒲生 尚弥選手


  ■ GT500【 リザルト 】
   【23】MOTUL AUTECH GT-R
      NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A

      松田 次生選手
      ロニー・クインタレッリ選手


(*)GT300はグッドスマイル初音ミクAMGが
   タイトル獲得、GT500はKeePer TOM’S
    LC500がタイトル獲得となりました。
 

【 今シーズンのレースカレンダー 】

【 今シーズンのドライバー&チーム 】








■ 交通情報などのリンク
http://blog.goo.ne.jp/kay-nea_l-u
e/8f3d1b94262f05bfe2eee971786294f0

【 最近アップした動画 】

【 差し替え 】Power Director 10 Ultraの2D-3D変換してみた。

■ 最終戦アブダビGP:決勝はボッタスがポール・トゥ・フィニッシュとファステストでハットトリック、メルセデス1-2フィニッシュ。アロンソ9位、バンドーン12位 【F1】

2017年12月07日 | ☆ F1

アブダビGPは3日目を迎え、決勝レースが行われました。
 
 2017年シーズンを締めくくる最後のレースの舞台はヤス・
マリーナサーキット(1周5.554km・決勝は55周)になりま
す。アブダビGPは、日没前から日没後でレースが行われる
トワイラートレースで、スタート時と日没後では路面温度
が異なり、タイヤの使い方も難しいレースになります。

直井とレースと異なる西日の差す状態からライティングさ
れたナイトレースにシフトする為、ヘルメットのバイザー
に工夫をこらすドライバーが増えており、太陽の光が残って
いるうちは色のついたバイザーを使用し、途中でそのバイ
ザーをはがすことで日没後は透明のバイザーへと変えるド
ライバーが多いようです。

 今回のレースでマクラーレンとホンダのパートナーシッ
プが終了するので、マクラーレン・ホンダとしてはこのレー
スが最後となり、来年からはマクラーレン・ルノーでシー
ズンを戦う事になります。また、移籍後に自身のキャリア
最高記録を更新しているバルテリ・ボッタス選手(メルセ
デスAMG)のメルセデスへの移籍から急遽電撃復帰となっ
たフェリペ・マッサ選手(ウィリアムズ)ですが、この
レースでF1引退となっています。

 今年アブダビに持ち込まれているドライタイヤは、5種
類のコンパウンドのうち最も軟らかいほうの3種類で

  ■ ウルトラソフト(紫)
  ■ スーパーソフト(赤)
  ■ ソフト(黄)


で、このうち

  ■ スーパーソフト(赤)
  ■ ソフト(黄)


がそれぞれ1セットずつ決勝用として指定されています。決勝
では雨用タイヤを使わない限り、このうちのいずれか1セット
以上を使用し、なおかつ2種類以上のタイヤを使用することが
求められます。

予選Q3に進出したドライバーは、Q2でベストタイムを刻んだと
きに使用していたタイヤセットで決勝をスタートしなくてはな
らず、Q3に進出できなかったドライバーは、手持ちのタイヤの
中から自由にスタート時のタイヤセットを選択することができ
ます。

 前日の予選では、バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)
が今季4回目となるポールポジションを獲得し、2番手には王者
ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が入り、メルセデ
スAMG勢が最前列を独占しています。

 決勝レース前のコンディションは、

 ■ 天  候 : 晴れ
 ■ 気  温 : 24℃
 ■ 路面温度 : 31℃

のドライコンディションとなっています。スターティンググリ
ッドは、


【1】バルテリ・ボッタス選手
   (メルセデスAMG)

【2】ルイス・ハミルトン選手

【3】セバスチャン・ベッテル選手
   (フェラーリ)

【4】ダニエル・リカルド選手
   (レッドブル)

【5】キミ・ライコネン選手
   (フェラーリ)

【6】マックス・フェルスタッペン選手
   (レッドブル)

【7】ニコ・ヒュルケンベルグ選手
   (ルノー)

【8】セルジオ・ペレス選手
   (フォース・インディア)

【9】エステバン・オコン選手
   (フォース・インディア)

【10】フェリペ・マッサ選手
    (ウィリアムズ)

【11】フェルナンド・アロンソ選手
    (マクラーレン)

【12】カルロス・サインツ選手
    (ルノー)

【13】ストフェル・バンドーン選手
    (マクラーレン)

【14】ケビン・マグヌッセン選手
    (ハース)

【15】ランス・ストロール選手
    (ウィリアムズ)

【16】ロマン・グロージャン選手
    (ハース)

【17】ピエール・ガスリー選手
    (トロロッソ)

【18】パスカル・ウェーレイン選手
    (ザウバー)

【19】マーカス・エリクソン
    (ザウバー)

【20】ブレンドン・ハートレイ選手
    (トロロッソ)

が並びます。10番手までは予選Q2を走行したユーズドタイヤ
ですが、11番手以降は、新品スーパーソフトを装着したマシ
ンが多く

【18】パスカル・ウェーレイン選手
    (ザウバー)

【19】マーカス・エリクソン
    (ザウバー)

【20】ブレンドン・ハートレイ選手
    (トロロッソ)

の三台が新品スーパーソフトを装着しています。

フォーメーションラップを終えて各マシンがホームストレー
トに戻り、所定のグリッドにつきます。シグナルが一つづつ
灯りブラックアウト。アブダビGPの火ぶたが切って落とされ
ます。

 レースがスタートすると、ポールスタートのバルテリ・ボ
ッタス選手(メルセデスAMG)がターン1を先頭で抜けていき
ますが、その後方でケビン・マグヌッセン選手(ハース)が
スピンを喫し、最後尾まで落ちています。TOP10には変動は
なく、フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)
は11番手をキープしており、ストフェル・バンドーン選手
(マクラーレン・ホンダ)は15番手に順位を下げています。

 レースが5周目に達した時、7番手を走行しているニコ・
ヒュルケンベルグ選手(ルノー)に5秒ペナルティが科さ
れました。1周目のセルジオ・ペレス選手(フォース・イン
ディア)との順位争いでコーナーをショートカットしてい
たことによるもので、タイムをロスする事になります。

 6周回目には西日が強くなりますが、13番手争いが激し
くなり、ランス・ストロール選手(ウィリアムズ)とロマ
ン・グロージャン選手(ハース)のバトルが展開されます。

 ロマン・グロージャン選手(ハース)がランス・ストロ
ール選手(ウィリアムズ)を追い抜いて13番手に浮上し
すが、2つめのDRSゾーンで再びランス・ストロール選手(
ウィリアムズ)が追い抜きました。

 7周目の段階で

【1】バルテリ・ボッタス選手 : TOP
   (メルセデスAMG)

【2】ルイス・ハミルトン選手 : +1.7
   (メルセデスAMG)

【3】セバスチャン・ベッテル選手 : +4.2
   (フェラーリ)

【4】ダニエル・リカルド選手 : +6.2
   (レッドブル)

【5】キミ・ライコネン選手 : +8.7
   (フェラーリ)

【6】マックス・フェルスタッペン選手 : +9.8
   (レッドブル)

【7】ニコ・ヒュルケンベルグ選手 : +14.8
   (ルノー)


となり、7番手以降のマシンとのタイム差が広がっていきま
す。

 このサーキットには2本のストレートがありますが、最初
のストレートでDRSを使って追い抜いても、2本目のストレー
トで逆にDRS効果で抜き返されるという展開となることが多い
ことで知られています。結果として、追い抜きのチャンスは
それほど多くないサーキットであり、順位変動が起きない展
開となっています。

 トップのバルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)と王
者ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)がトップタイ
ムを更新しあいながら周回を続ける中13番手走行のランス・
ストロール選手(ウィリアムズ)とロマン・グロージャン
選手(ハース)が抜きつ抜かれつの攻防を続けています。
12周目に、ロマン・グロージャン選手(ハース)がランス・
ストロール選手(ウィリアムズ)の前に出ると、ギャップが
開き始めます。その直後、ランス・ストロール選手(ウィリ
アムズ)がピットに入り、スーパーソフトに交換しコースに
戻っています。このサーキットではワンストップ作戦になる
ため、このタイヤで最後まで得走行することになります。

13周目にストフェル・バンドーン選手(マクラーレン・ホン
ダ)もスーパーソフトに交換し最下位でコースに復帰してい
ます。太陽はもう水平線にかかりそうなところまで沈んでき
ており、照明に照らされたクルマの影がコースにだんだんは
っきりと映り始め、路面温度もわずかに下がり始めます。

上位陣では、マックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)
が15周回目がピットインしており、スーパーソフトに交換し
て、9番手でコースに戻りました。

さらに、その翌周にキミ・ライコネン選手(フェラーリ)が
ピットに向かい、スーパーソフトに交換し、7番手でコースに
復帰しています。このピット作業でキミ・ライコネン選手(
フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン選手(レッドブ
ル)の順序は変わりませんでしたが、マックス・フェルスタ
ッペン選手(レッドブル)はすぐにエステバン・オコン選手
(フォース・インディア)を追い抜いて8番手に浮上してい
ます。
17周目にピエール・ガスリー選手(トロロッソ)がコース上
でスピンし、17番手に順位を下げてしまいます。トロロッソ
のブランドン・ハートレイ選手(トロ・ロッソ)が16番手、
ピエール・ガスリー選手(トロ・ロッソ)が17番手で連なっ
て走行しています。

ペナルティーが出ていた、ニコ・ヒュルケンベルグ選手(ル
ノー)がピットに向かいますが、右リアタイヤの交換に少し
時間がかかってしまいますが12番手でコースに復帰していま
す。

これにより、19周目には

【8】フェリペ・マッサ選手
   (ウィリアムズ)

【9】フェルナンド・アロンソ選手
   (マクラーレン・ホンダ)

【10】カルロス・サインツ選手
    (ルノー)

の3台連なるようにして走行する状態になります。その後方
では、11番手を走行しているロマン・グロージャン選手(
ハース)の背後にニコ・ヒュルケンベルグ選手(ルノー)が
せまってきます。

更に、この周にダニエル・リカルド選手(レッドブル)が、
その翌周にセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)がピ
ットに向かっており、ともにスーパーソフトに交換して順位
変動なくコースに復帰しています。

 しかし、ダニエル・リカルド選手(レッドブル)のマシン
にトラブルが発生し、21周目にリタイアとなってしまいまし
た。これにより、キミ・ライコネン選手(フェラーリ)が4
番手、マックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)が5
番手に浮上しています。


22周目にトップを走行していたバルテリ・ボッタス選手(
メルセデスAMG)がピットに入りました。スーパーソフトに
交換してコースに戻ります。また、フェルナンド・アロン
ソ選手(マクラーレン・ホンダ)がここでピットに向かい
12番手でコースに復帰しています。

 その翌周にフェリペ・マッサ選手(ウィリアムズ)がピ
ットに向かい、フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレ
ン・ホンダ)の前でコース復帰し、両者がサイド・バイ・
サイドのバトルを展開しています。

 その翌週にフェルナンド・アロンソ選手(マクラーレ
ン・ホンダ)がフェリペ・マッサ選手(ウィリアムズ)の
前に出ます。しかし、フェリペ・マッサ選手(ウィリアム
ズ)もDRSをつかってストレートで差を縮めようとしてい
ます。

 25周目に王者ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)
がピットに向かい順位変動なくコースに復帰しています。
 
 この段階で、TOP10では


【6】エステバン・オコン選手
   (フォース・インディア)

【7】カルロス・サインツ選手
    (ルノー)

【10】ロマン・グロージャン選手
    (ハース)
 

がまだタイヤ交換を行っていません。カルロス・サインツ
選手(ルノー)がかなりいいペースで走行しており、ピッ
トインしてもフェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン
・ホンダ)の前でコース復帰できそうな状況となっていま
す。

 26周目の段階で

【1】バルテリ・ボッタス選手
   (メルセデスAMG)

【2】ルイス・ハミルトン選手

【3】セバスチャン・ベッテル選手
   (フェラーリ)

【4】キミ・ライコネン選手
   (フェラーリ)

【5】マックス・フェルスタッペン選手
   (レッドブル)

となっており、ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)
がバルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)とのギャップ
を1.2秒弱に縮めており、その翌周にはDRS圏内に入り、メ
ルセデスAMG勢同士のトップ争いが激しくなります。

29周目になっても

【6】エステバン・オコン選手
   (フォース・インディア)

【7】カルロス・サインツ選手
    (ルノー)

【10】ロマン・グロージャン選手
    (ハース)
 

の三台はピットに入っていません。そんな中、トップのバル
テリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)と王者ルイス・ハミ
ルトン選手(メルセデスAMG)がバックマーカーを処理しな
がらの走行となっています。

 この段階で、ルノーの2台がポイント圏内でゴールする可
能性が高くなっており、トロロッソがコンストラクターズラ
ンキング7番手に下がる可能性が高くなります。

 31周目の段階で


【1】バルテリ・ボッタス選手 : TOP
   (メルセデスAMG)

【2】ルイス・ハミルトン選手 : +1.7
   (メルセデスAMG)

【3】セバスチャン・ベッテル選手 : +13.7
   (フェラーリ)

【4】キミ・ライコネン選手 : +23.7
   (フェラーリ)

【5】マックス・フェルスタッペン選手 : +24.9
   (レッドブル)


32周目にエステバン・オコン選手(フォース・インディア)
とカルロス・サインツ選手(ルノー)が同時ピットインを
します。両者ともにスーパーソフトに交換してコースに復
帰しますが、カルロス・サインツ選手(ルノー)のマシン
の左フロントタイヤがきちんと装着されていなかった為、
その後マシンを止め、リタイアとなっています。


 バックマーカーが絡みはじめ、王者ルイス・ハミルトン
選手(メルセデスAMG)がバルテリ・ボッタス選手(メル
セデスAMG)とのギャップを1.1秒ほどに縮めています。

後方ではマーカス・エリクソン選手(ザウバー)がラン
ス・ストロール選手(ウィリアムズ)を追い抜いて17番
手に上がりました。ランス・ストロール選手(ウィリア
ムズ)はやはりタイヤがもたず、2度目のピットインを行
ったことで後尾を走行することになります。

 ピエール・ガスリー選手(トロ・ロッソ)のマシンが
挙動を乱すシーンが増え単独スピンや大きくコースオフ
をしています。さらに、ランス・ストロール選手(ウィ
リアムズ)のマシンにも何か異常があるのか、ペースが
極端に遅くなっています。

12番手に浮上したストフェル・バンドーン選手(マクラ
ーレン・ホンダ)の後ろでケビン・マグヌッセン選手(
ハース)とパスカル・ウェーレイン選手(ザウバー)が
13番手争いを展開しています。


40周目の段階で、


【1】バルテリ・ボッタス選手 : TOP
   (メルセデスAMG)

【2】ルイス・ハミルトン選手 : +1.3
   (メルセデスAMG)

【3】セバスチャン・ベッテル選手 : +19.8
   (フェラーリ)

【4】キミ・ライコネン選手 : +30.8
   (フェラーリ)

となります。13番手あたりも既にラップダウンされており、
後方からキミ・ライコネン選手(フェラーリ)とマックス・
フェルスタッペン選手(レッドブル)が迫っており、順位
を譲りながらバトルを展開しています。

 こうした13番手争いをしているケビン・マグヌッセン選
手(ハース)とパスカル・ウェーレイン選手(ザウバー)
の後ろにブランドン・ハートレイ選手(トロ・ロッソ)も
迫ってきます。

42周目にパスカル・ウェーレイン選手(ザウバー)がケビ
ン・マグヌッセン選手(ハース)を追い抜きますが、ケビ
ン・マグヌッセン選手(ハーズ)が再びパスカス・ウェー
レイン選手(ザウバー)を抜き返しています。そして、そ
の後方でブランドン・ハートレイ選手(トロ・ロッソ)が
チャンスを狙っている状態となっています。

 9番手を走行するフェルナンド・アロンソ選手(マクラー
レン・ホンダ)と後ろのフェリペ・マッサ選手(ウィリア
ムズ)のギャップが3秒ほどに縮まっており、12番手を走行
しているストフェル・バンドーン選手(マクラーレン・ホ
ンダ)ですが、11番手のロマン・グロージャン選手(ハー
ス)とのギャップは34秒ほどあり、追い抜くのは現実的に
困難な状況となっています。

また、フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・ホン
ダ)と8番手のエステバン・オコン選手(フォース・イン
ディア)とのギャップはすでに10秒以上に開いています。


46周目にはメルセデスの2台のみがタイム差を広げる展開
になり、フェラーリ勢も離される展開となります。

そして、49種回目にフェルナンド・アロンソ選手(マク
ラーレン・ホンダ)がラップダウンしようとするときに
王者ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)がトップ
のバルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)の背後に迫
ってきました。

 ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)はバルテ
リ・ボッタス選手(メルセデスAMG)よりも3周分ほど若
いタイヤを履いているため、タイヤのアドバンテージが
ある中の走行になります。そして、3番手のセバスチャ
ン・ベッテル選手(フェラーリ)とキミ・ライコネン選
手(フェラーリ)のタイム差19秒に広がっており、2番手
の王者ルイス・ハミルトン選手(メルセデス)とは20秒
差となり、単独走行になっています。

 終盤、ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が
追い上げますが、タイム差が4.7秒まで広がり、バルテ
リ・ボッタス選手(メルセデスAMG)がポール・トゥ・
フィニッシュを飾り、通算三勝目の優勝を果たしていま
す。更にファステストもマークしており、ハットトリ
ックを達成しており、移籍後のシーズンにに自身の最
高記録を更新しています。

 2位には王者ルイス・ハミルトン選手(メルセデスA
MG)が入り、メルセデスAMGが最終戦も1-2フィニッシ
ュを飾っています。3位には、セバスチャン・ベッテル
選手(フェラーリ)が入り、年間ランキング2位を確定
させています。
 4位には、キミ・ライコネン選手(フェラーリ)が入
り、フェラーリが3-4番手でフィニッシュ。5位には、
最年少優勝記録のマックス・フェルスタッペン選手(
レッドブル)、6位にはル・マンの優勝経験のあるニコ
・ヒュルケンベルグ選手(ルノー)、7位には、セルジ
オ・ペレス選手(フォースインディア)、8位にはエス
テバン・オコン選手(フォースインディア)が入りダ
ブル入賞を果たしています。

 9位には、フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレ
ン・ホンダ)が入り、マクラーレン・ホンダとしては
最後のレースで入賞を果たしています。10位には、引
退撤回で今シーズン復帰し、今回が最後のレースとな
るフェリペ・マッサ選手(ウィリアムズ)が入ってい
ます。

 マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーン
選手(マクラーレン・ホンダ)は12番手フィニッシ
ュとなっています。

 ニコ・ヒュルケンベルグ選手(ルノー)が6位に
入ったことで、コンストラクターズランキングはル
ノーがトロロッソを追い抜いて6位となりシーズン
を終えています。

 


■ 最終戦 アブダビGP 3日目 (F1)

2017年11月26日 | ☆ F1

 

F1は今シーズン最後のレースとなるアブダビGPが開催
となります。

 F1唯一のトワイライトレースとなり、スタート時と
日没後の路面温度の変化などがあるレースとなります。

 既に今シーズンのドライバーズタイトルとコンスト
ラクターズタイトルは確定しており、メルセデスAMG
がコンストラクターズで4連覇、ルイス・ハミルトン
選手(メルセデス)AMGもメキシコGPでタイトルを獲
得しています。最終戦の結果で最終的なドライバーズ
ランキングとコンストラクターズランキングが決定し
ます。

 

 アブダビGPは2日目を迎え、予選前の
FP3が行われました。

 初日のセッションでは、FP1ではセバ
スチャン・ベッテル選手(フェラーリ)
が、午後のセッションでは、2017年王者
のルイス・ハミルトン選手(メルセデス
AMG)が自身のコースレコードを更新し
てトップタイムをマークしています。

 予選前のセッションですが、

 ■ 気  温 : 25.7℃
 ■ 路面温度 : 43.7℃

の中行われました。セッション中、コー
ス上に大きな傘が入り込んでバーチャル
セーフティカーが導入されるという珍し
いトラブルがありましたが、その後はセ
ッションは滞りなく行われました。

 このセッションでは、ルイス・ハミル
トン選手(メルセデスAMG)が前日にマ
ークしたコースレコードをさらにに上回
る1'37.627をマークし、タイムコードの
トップに名前を刻んでいます。

 2番手にも0.273秒差でバルテリ・ボッ
タス選手(メルセデスAMG)が続き、メ
ルセデスが1分37秒台のタイムで他を引
き離した。3番手にはキミ・ライコネン
選手(フェラーリ)、4番手にはセバス
チャン・ベッテル選手(フェラーリ)と
フェラーリ勢が続いています。

 5番手にはダニエル・リカルド選手(
レッドブル)、6番手にはマックス・
フェルスタッペン選手(レッドブル)と
レッドブル勢が続いています。

その後ろにはマクラーレン・ホンダ勢が
続いており、フェルナンド・アロンソ選
手(マクラーレン・ホンダ)が7番手タ
イム、ストフェル・バンドーン選手(
マクラーレン・ホンダ)が8番手タイム
をマークしています。

 

 ポールポジションが決まる予選ですが、
開始時のコンディションは


  ■ 天  候 : 晴れ
  ■ 気  温 : 24℃
  ■ 路面温度 : 31℃


のドライコンディションの中、セッションが
開始されました。


■ 予選Q1

  Q1が始まると、ピエール・ガスリー選手
  (トロ・ロッソ)を先頭にマシンがコー
  スインしていきます。

  Q1から、フェラーリとメルセデスAMGが
  ウルトラソフトを装着してコースに向
  かいます。

  まず、王者ルイス・ハミルトン選手(
  メルセデスAMG)とバルテリ・ボッタス
  選手(メルセデスAMG)が1分37秒台で
  1-2となります。
  
  そして、セバスチャン・ベッテル選手
  (フェラーリ)が3番手タイムを刻み
  ました。

  Q1では、


【16】ロマン・グロージャン選手
   (ハース)

【17】ピエール・ガスリー選手
   (トロロッソ)

【18】パスカル・ウェーレイン選手
   (ザウバー)

【19】マーカス・エリクソン選手
   (ザウバー)

【20】ブレンドン・ハートレイ選手
   (トロロッソ)

 となっており、このセッションでは、
 バルテリ・ボッタス選手(メルセデス
 AMG)がトップタイムを刻んでいます。

 マクラーレン・ホンダ勢はストフェ
 ル・バンドーン選手(マクラーレン・
 ホンダ)が9番手、フェルナンド・ア
 ロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)
 が12番手でQ1を終えています。


■ 予選Q2

  まずバルテリ・ボッタス選手(メル
  セデスAMG)がコースに向かい、王
  者ルイス・ハミルトン選手(メルセ
  デスAMG)がそれに続きます。

  ルイス・ハミルトン選手(メルセデ
  スAMG)がトップタイムを刻み、バ
  ルテリ・ボッタス選手(メルセデス
  AMGが0.235秒差で2番手につけてい
  ます。

  そして、セバスチャン・ベッテル選
  手(フェラーリ)がバルテリ・ボッ
  タス選手(メルセデスAMG)と100分
  の5秒差ほどの3番手につけ、キミ・
  ライコネン選手(フェラーリ)が4
  番手となり、ダニエル・リカルド選
  手(レッドブル)が5番手、ニコ・
  ヒュルケンベルグ選手(ルノー)が
  6番手、マックス・フェルスタッペ
  ン選手(レッドブル)が7番手と続
  きます。

  8番手にセルジオ・ペレス選手(フ
  ォース・インディア)がつけ、フェ
  ルナンド・アロンソ選手(マクラー
  レン・ホンダ)が9番手、ストフェ
  ル・バンドーン選手(マクラーレン
  ・ホンダ)が現在10番手に入り、
  マクラーレンがQ3進出ラインに入
  ります。


  その後、エステバン・オコン選手
  (フォース・インディア)が9番手
  に上がり、ストフェル・バンドー
  ン選手(マクレーレン・ホンダ)が
  11番手に下がります。

  すべてのマシンがアタックを開始す
  ると、Q3進出ラインの10番手にフェ
  リペ・マッサ選手(ウィリアムズ)
  が入ります。これにより、このセッ
  ションでは

【11】フェルナンド・アロンソ選手
   (マクラーレン)

【12】カルロス・サインツ選手
   (ルノー)

【13】ストフェル・バンドーン選手
   (マクラーレン)

【14】ケビン・マグヌッセン選手
   (ハース)

【15】ランス・ストロール選手
   (ウィリアムズ)

となりました。このセッションはトップタ
イムを刻んだのはルイス・ハミルトン選手
(メルセデスAMG)となりました。


■ 予選Q3

  Q3が始まると各マシンがと次々にコー
  スに入っていきます。最初にキミ・ラ
  イコネン選手(フェラーリ)がアタッ
  クを行いますが、バルテリ・ボッタス
  選手(メルセデスAMG)が上回ります。
  その後、ルイス・ハミルトン選手(メ
  ルセデスAMG)が2番手のタイムをマー
  クします。更に、セバスチャン・ベッ
  テル選手(フェラーリ)は3番手に入
  り、マックス・フェルスタッペン選手
  (レッドブル)が5番手、ニコ・ヒュ
  ルケンベルグ選手(ルノー)が6番手
  につけますが、ダニエル・リカルド選
  手(レッドブル)が6番手に浮上します。

   最初のアタックが終わり、暫定ポー
  ルは1'36.231をマークしたバルテリ・
  ボッタス選手(メルセデスAMG)で、
 

【1】バルテリ・ボッタス選手
   (メルセデスAMG) 

【2】ルイス・ハミルトン選手
   (メルセデスAMG) 

【3】セバスチャン・ベッテル選手
   (フェラーリ) 

【4】キミ・ライコネン選手
   (フェラーリ) 

【5】マックス・フェルスタッペン選手
   (レッドブル)

【6】ダニエル・リカルド選手
   (レッドブル)

【7】ニコ・ヒュルケンベルグ選手
   (ルノー)

【8】エステバン・オコン選手
   (フォース・インディア)

【9】セルジオ・ペレス
   (フォース・インディア)

【10】フェリペ・マッサ
    (ウィリアムズ)


  残り時間3分30秒になるところで各ド
  ライバーが動き始め、最後のアタック
  が始まります。まずフェリペ・マッサ
  選手(ウィリアムズ)がアタックを開
  始しまし9番手タイムをマークします。
  
  Q3では、ブラジルGPに続きバルテリ・
  ボッタス選手(メルセデスAMG)が今
  季4回目、通算でも4回目のポールポ
  ジションを獲得しています。

  2番手は王者ルイス・ハミルトン選手
  (メルセデスAMG)が着け、メルセデ
  スAMGがフロント・ロウを独占してい
  ます。3番手セバスチャン・ベッテル
  選手(フェラーリ)が入り、4番手に
  ダニエル・リカルド選手(レッドブ
  ル)、5番手には、キミ・ライコネ
  ン選手(フェラーリ)が着けていま
  す。6番手に最年少優勝記録を持つ
  マックス・フェルスタッペン選手(
  レッドブル)、7番手にはル・マン
  優勝経験者のニコ・ヒュルケンベル
  グ選手(ルノー)、8番手にはセル
  ジオ・ペレス選手(フォース・イン
  ディア)、9番手にエステバン・オ
  コン選手(フォース・インディア)、
  10番手には、今季で引退となるフェ
  リペ・マッサ選手(ウィリアムズ)
  となりました。

  マクラーレン・ホンダは、フェル
  ナンド・アロンソ選手(マクラー
  レン・ホンダ)が11番手、ストフ
  ェル・バンドーン選手(マクラー
  レン・ホンダ)が13番手で予選を
  終えています。

 

 なお、ブレンドン・ハートレイ選手(トロ・
ロッソ)が9台目のMGU-Hを投入したことによ
り、決勝では10グリッド降格ペナルティを受
けることが確定しています。

 

 

 その南米からF1は中東へと飛び、今回の舞台であ

るアラブ首長国連邦のアブダビのヤス島にある

ヤス・マリーナ・サーキット

へとやってきました。


■ サーキット

 この回のレースの舞台ですが、


【 ヤス・マリーナサーキット 】

コ ー ス 全 長   : 5,554m
コ ー ナ ー 数   : 21コーナー
周    回   数  : 55周 | 反時計回り
エ ン ジ ン負 荷  : 全開率 : 57%
ブ レ ー キ 負 荷 : 使用率 : 17%
燃 料 消 費 量   : 1.91kg/周
フューエル・エフェクト : 0.35秒/10kg
最 大 高 低 差   : 11m


となっています。

 レースは、日没前からナイトレースに変化するト
ワイライトレースのため、路面温度の変化が激しい
ためタイヤマネージメントが重要になります。

コースレイアウトは、レーシング専用セクション
と市街地をイメージしたセクションとを組み合わ
せた独特なものとなっており、およそ1.2kmのロ
ングストレートや、連続する低速の90度コーナー
など、セクター毎にマシンに対する要求が変化す
るテクニックな一面を持っています。

 前半は超高速サーキット、後半は低速のストッ
プ・アンド・ゴーといった趣。コース上のアップ
ダウンは殆ど無い平地となっており、コース幅が
広くエスケープゾーンも多くなっています。

トップスピードはDRS区間の8コーナー手前で時速
331kmで、1.2kmの距離を約14秒間エンジン全開で
走るためICEへの負担が大きくなります。

 同じくDRSが使用可能な11コーナー手前でも時速
320km程に達するため、両コーナー手前はハードブ
レーキングとなりブレーキへの負荷が大きくなりま
す。

 エンジン全開率は57%で平均速度は時速190kmと
カナダGPのジル・ビルヌーブ・サーキットとほぼ
同じです。

燃料消費量はシーズンTop5に食い込む悪さで、

オーストラリア
カナダ
オーストリア
ロシア

に続いて燃費が悪くなります。2から4コーナーは
エンジン全開区間で低速のセクター3はタイヤに大
きな負担を強いることになります。

■ タイヤ

 今回、ピレリは、

 ■ ソフト
 ■ スーパーソフト
 ■ ウルトラソフト

の柔らかい側の三つのコンパウンドを用意しており、
各ドライバーは

 

と言う選択をしています。

 

このうち

 ■ スーパーソフト
 ■ ソフト

がそれぞれ1セットずつ決勝用として指定されて
います。また、一番軟らかいウルトラソフト1セ
ットが予選Q3用に指定されています。

 Q3に進出したドライバーは予選後にそのタイ
ヤを返却し、Q2でベストタイムを刻んだときに
使用していたタイヤセットで決勝をスタートし
なくてはなりません。

 Q3に進出できなかったドライバーはこのQ3用
ウルトラソフトを決勝で使用することが可能と
なります。

 

■ DRSゾーン

 

【 DRS1 】

  ・ DRSゾーン

    ターン7から8へと至るストレート

  ・ 検知ポイント

    ターン6と7の中間

【 DRS2 】

  ・ DRSゾーン

    ターン10からターン11までのストレート

  ・ 検知ポイント

    ターン9の立ち上がり

 

 

■ 記録

 現役ドライバーでの優勝者は

2009年 セバスチャン・ベッテル選手
2010年 セバスチャン・ベッテル選手
2011年 ルイス・ハミルトン選手
2012年 キミ・ライコネン選手
2013年 セバスチャン・ベッテル選手
2014年 ルイス・ハミルトン選手
2016年 ルイス・ハミルトン選手

となっており、セバスチャン・ベッテル選手(
フェラーリ)とルイス・ハミルトン選手(メル
セデスAMG)が共に3度の優勝をしており、二連
覇をしています。昨年のレースでは、ルイス・
ハミルトン選手がポール・トゥ・フィニッシュ
を飾っています。

 


■ スケジュール

アブダビGPのスケジュールですが、

 

【 11月25日(日) 】

  ■ 決     勝
    22:00~(現地時間 17:00~)


となっています。今年もF1のライブ中継は有償放送の
みとなっており、CS放送/フジテレビNEXTとオンデマ
ンドのDAZNでのストリーミングで行われており、

 

【 11月25日(日) 】

  ■ 決     勝  21:30~24:50


にて行われます。


■ 最終戦 アブダビGP:公式予選はボッタスがポール、メルセデスがフロント・ロウ獲得、マクラーレンQ2脱落(F1)

2017年11月26日 | ☆ F1

アブダビGPはポールポジションの決ま
る公式予選が行われました。

 決勝と同じ時間帯に行われる公式予選
ですが、今回のレースでは、DRSゾーン

【 DRS1 】

  ・ DRSゾーン

    ターン7から8へと至るストレート

  ・ 検知ポイント

    ターン6と7の中間

【 DRS2 】

  ・ DRSゾーン

    ターン10からターン11までのストレート

  ・ 検知ポイント

    ターン9の立ち上がり
  

となっています。また、ピレリは今回のレースに
柔らかい側の3つのコンパウンドを持ち込んでお
り、


 ■ ウルトラソフト(紫)
 ■ スーパーソフト(赤)
 ■ ソフト(黄)


が用意されています。このうち

 ■ スーパーソフト
 ■ ソフト

がそれぞれ1セットずつ決勝用として指定されて
います。また、一番軟らかいウルトラソフト1セ
ットが予選Q3用に指定されています。

 Q3に進出したドライバーは予選後にそのタイ
ヤを返却し、Q2でベストタイムを刻んだときに
使用していたタイヤセットで決勝をスタートし
なくてはなりません。

 Q3に進出できなかったドライバーはこのQ3用
ウルトラソフトを決勝で使用することが可能と
なります。

 今週末はブレンドン・ハートレイ選手(ト
ロ・ロッソ)が9台目のMGU-Hを投入したこと
により、決勝では10グリッド降格ペナルティ
を受けることが確定しています。

 予選開始前のコンディションは


  ■ 天  候 : 晴れ
  ■ 気  温 : 24℃
  ■ 路面温度 : 31℃


のドライコンディションの中、セッションが
開始されました。


■ 予選Q1

  Q1が始まると、ピエール・ガスリー選手
  (トロ・ロッソ)を先頭にマシンがコー
  スインしていきます。

  Q1から、フェラーリとメルセデスAMGが
  ウルトラソフトを装着してコースに向
  かいます。

  まず、王者ルイス・ハミルトン選手(
  メルセデスAMG)とバルテリ・ボッタス
  選手(メルセデスAMG)が1分37秒台で
  1-2となります。
  
  そして、セバスチャン・ベッテル選手
  (フェラーリ)が3番手タイムを刻み
  ました。

  Q1では、


【16】ロマン・グロージャン選手
   (ハース)

【17】ピエール・ガスリー選手
   (トロロッソ)

【18】パスカル・ウェーレイン選手
   (ザウバー)

【19】マーカス・エリクソン選手
   (ザウバー)

【20】ブレンドン・ハートレイ選手
   (トロロッソ)

 となっており、このセッションでは、
 バルテリ・ボッタス選手(メルセデス
 AMG)がトップタイムを刻んでいます。

 マクラーレン・ホンダ勢はストフェ
 ル・バンドーン選手(マクラーレン・
 ホンダ)が9番手、フェルナンド・ア
 ロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)
 が12番手でQ1を終えています。

 


■ 予選Q2

  まずバルテリ・ボッタス選手(メル
  セデスAMG)がコースに向かい、王
  者ルイス・ハミルトン選手(メルセ
  デスAMG)がそれに続きます。

  ルイス・ハミルトン選手(メルセデ
  スAMG)がトップタイムを刻み、バ
  ルテリ・ボッタス選手(メルセデス
  AMGが0.235秒差で2番手につけてい
  ます。

  そして、セバスチャン・ベッテル選
  手(フェラーリ)がバルテリ・ボッ
  タス選手(メルセデスAMG)と100分
  の5秒差ほどの3番手につけ、キミ・
  ライコネン選手(フェラーリ)が4
  番手となり、ダニエル・リカルド選
  手(レッドブル)が5番手、ニコ・
  ヒュルケンベルグ選手(ルノー)が
  6番手、マックス・フェルスタッペ
  ン選手(レッドブル)が7番手と続
  きます。

  8番手にセルジオ・ペレス選手(フ
  ォース・インディア)がつけ、フェ
  ルナンド・アロンソ選手(マクラー
  レン・ホンダ)が9番手、ストフェ
  ル・バンドーン選手(マクラーレン
  ・ホンダ)が現在10番手に入り、
  マクラーレンがQ3進出ラインに入
  ります。


  その後、エステバン・オコン選手
  (フォース・インディア)が9番手
  に上がり、ストフェル・バンドー
  ン選手(マクレーレン・ホンダ)が
  11番手に下がります。

  すべてのマシンがアタックを開始す
  ると、Q3進出ラインの10番手にフェ
  リペ・マッサ選手(ウィリアムズ)
  が入ります。これにより、このセッ
  ションでは

【11】フェルナンド・アロンソ選手
   (マクラーレン)

【12】カルロス・サインツ選手
   (ルノー)

【13】ストフェル・バンドーン選手
   (マクラーレン)

【14】ケビン・マグヌッセン選手
   (ハース)

【15】ランス・ストロール選手
   (ウィリアムズ)

となりました。このセッションはトップタ
イムを刻んだのはルイス・ハミルトン選手
(メルセデスAMG)となりました。

 


■ 予選Q3

  Q3が始まると各マシンがと次々にコー
  スに入っていきます。最初にキミ・ラ
  イコネン選手(フェラーリ)がアタッ
  クを行いますが、バルテリ・ボッタス
  選手(メルセデスAMG)が上回ります。
  その後、ルイス・ハミルトン選手(メ
  ルセデスAMG)が2番手のタイムをマー
  クします。更に、セバスチャン・ベッ
  テル選手(フェラーリ)は3番手に入
  り、マックス・フェルスタッペン選手
  (レッドブル)が5番手、ニコ・ヒュ
  ルケンベルグ選手(ルノー)が6番手
  につけますが、ダニエル・リカルド選
  手(レッドブル)が6番手に浮上します。

   最初のアタックが終わり、暫定ポー
  ルは1'36.231をマークしたバルテリ・
  ボッタス選手(メルセデスAMG)で、
 

【1】バルテリ・ボッタス選手
   (メルセデスAMG) 

【2】ルイス・ハミルトン選手
   (メルセデスAMG) 

【3】セバスチャン・ベッテル選手
   (フェラーリ) 

【4】キミ・ライコネン選手
   (フェラーリ) 

【5】マックス・フェルスタッペン選手
   (レッドブル)

【6】ダニエル・リカルド選手
   (レッドブル)

【7】ニコ・ヒュルケンベルグ選手
   (ルノー)

【8】エステバン・オコン選手
   (フォース・インディア)

【9】セルジオ・ペレス
   (フォース・インディア)

【10】フェリペ・マッサ
    (ウィリアムズ)


  残り時間3分30秒になるところで各ド
  ライバーが動き始め、最後のアタック
  が始まります。まずフェリペ・マッサ
  選手(ウィリアムズ)がアタックを開
  始しまし9番手タイムをマークします。
  
  Q3では、ブラジルGPに続きバルテリ・
  ボッタス選手(メルセデスAMG)が今
  季4回目、通算でも4回目のポールポ
  ジションを獲得しています。

  2番手は王者ルイス・ハミルトン選手
  (メルセデスAMG)が着け、メルセデ
  スAMGがフロント・ロウを独占してい
  ます。3番手セバスチャン・ベッテル
  選手(フェラーリ)が入り、4番手に
  ダニエル・リカルド選手(レッドブ
  ル)、5番手には、キミ・ライコネ
  ン選手(フェラーリ)が着けていま
  す。6番手に最年少優勝記録を持つ
  マックス・フェルスタッペン選手(
  レッドブル)、7番手にはル・マン
  優勝経験者のニコ・ヒュルケンベル
  グ選手(ルノー)、8番手にはセル
  ジオ・ペレス選手(フォース・イン
  ディア)、9番手にエステバン・オ
  コン選手(フォース・インディア)、
  10番手には、今季で引退となるフェ
  リペ・マッサ選手(ウィリアムズ)
  となりました。

  マクラーレン・ホンダは、フェル
  ナンド・アロンソ選手(マクラー
  レン・ホンダ)が11番手、ストフ
  ェル・バンドーン選手(マクラー
  レン・ホンダ)が13番手で予選を
  終えています。

 


■ 最終戦 アブダビGP:FP3はハミルトンがコースレコードを更新しトップ、メルセデス1-2タイム。アロンソ7番手、バンドーン8番手 (F1) 

2017年11月25日 | ☆ F1

 アブダビGPは2日目を迎え、予選前の
FP3が行われました。初日のセッション
では、FP1ではセバスチャン・ベッテル
選手(フェラーリ)が、午後のセッショ
ンでは、2017年王者のルイス・ハミルト
ン選手(メルセデスAMG)が自身のコー
スレコードを更新してトップタイムを
マークしています。

 予選前のセッションですが、

 ■ 気  温 : 25.7℃
 ■ 路面温度 : 43.7℃

の中行われました。セッション中、コー
ス上に大きな傘が入り込んでバーチャル
セーフティカーが導入されるという珍し
いトラブルがありましたが、その後はセ
ッションは滞りなく行われました。

 このセッションでは、ルイス・ハミル
トン選手(メルセデスAMG)が前日にマ
ークしたコースレコードをさらにに上回
る1'37.627をマークし、タイムコードの
トップに名前を刻んでいます。

 2番手にも0.273秒差でバルテリ・ボッ
タス選手(メルセデスAMG)が続き、メ
ルセデスが1分37秒台のタイムで他を引
き離した。3番手にはキミ・ライコネン
選手(フェラーリ)、4番手にはセバス
チャン・ベッテル選手(フェラーリ)と
フェラーリ勢が続いています。

 5番手にはダニエル・リカルド選手(
レッドブル)、6番手にはマックス・
フェルスタッペン選手(レッドブル)と
レッドブル勢が続いています。

その後ろにはマクラーレン・ホンダ勢が
続いており、フェルナンド・アロンソ選
手(マクラーレン・ホンダ)が7番手タ
イム、ストフェル・バンドーン選手(
マクラーレン・ホンダ)が8番手タイム
をマークしています。

 

 

 


■ 最終戦 アブダビGP 2日目 【 F1 】

2017年11月25日 | ☆ F1

F1は今シーズン最後のレースとなるアブダビGPが開催
となります。

 F1唯一のトワイライトレースとなり、スタート時と
日没後の路面温度の変化などがあるレースとなります。

 既に今シーズンのドライバーズタイトルとコンスト
ラクターズタイトルは確定しており、メルセデスAMG
がコンストラクターズで4連覇、ルイス・ハミルトン
選手(メルセデス)AMGもメキシコGPでタイトルを獲
得しています。最終戦の結果で最終的なドライバーズ
ランキングとコンストラクターズランキングが決定し
ます。

 

最初のセッションであるFP1は、

 
 ■ 気  温 : 26℃
 ■ 路面温度 : 43℃


の中行われました。FP1ではではウルトラソフトで
走行を開始するドライバーが多く見られました。

 このセッションですが、ハースはケビン・マグ
ヌッセン選手のかわりにアントニオ・ジョヴィナ
ッツィ選手が、フォース・インディアはエステバ
ン・オコン選手にかわり、ジョージ・ラッセル選
手がステアリングを握っています。

 コースにラバーが乗っていない序盤はコースオフ
やスピンを喫するドライバーも見られましたが、
セッションが進むにつれて路面は改善。タイムが
出始めます。

このセッションでは、ブラジルGPを制したセバス
チャン・ベッテル選手(フェラーリ)が1'39.006
でトップタイムをマークしています。

 2番手には0.120秒差で2017年王者ルイス・ハミ
ルトン選手(メルセデスAMG)が着け、3番手には
0.148秒差で最年少王者記録のマックス・フェルス
タッペン選手(レッドブル)が続いています。そし
て5番手のバルテリ・ボッタス選手(メルセデスAM
G)までが1分39秒台のタイムをマークしています。

マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソ
選手(マクラーレン・ホンダ)が7番手タイムをマ
ークしており、ストフェル・バンドーン選手(マ
クラーレン・ホンダ)が8番手タイムをマークし、
トップ10圏内で1回目のセッションを終えています。

 

 FP2は、

 ■ 気  温 : 25℃
 ■ 路面温度 : 32℃

となっており、FP1よりも10℃以上低いコン
ディションでスタートしました。

 FP2は予選と決勝のコンディションと同
じ条件となる為、各チームがセッション開
始からにコースへ向かい、大部分のドライ
バーがスーパーソフトでプログラムをスタ
ートしています。

30分を経過した時点でウルトラソフトでの
タイム計測となり、セバスチャン・ベッテ
ル選手(フェラーリ)が1'38.026をマーク
し、その後、2017年王者のルイス・ハミル
トン選手(メルセデスAMG)が自身が保持し
ていたコースレコード(1'38.434)を更新
する1'37.877を記録してタイムシートのト
ップに立ちます。

その後、各ドライバーは、スーパーソフト
とウルトラソフトでの長めの走行にプログ
ラムへと移行すると、ロングランではトッ
プ3チームが他のチームよりもおよそ1秒ほ
ど速いペースで走行していました。

最終的に路面温度は29℃まで低下しており、
その後に上位勢は予選アタックは行ってい
ない為、2017年王者のルイス・ハミル
トン選手(メルセデスANG)が1'37.877で
FP2でコースレコードを更新しトップタイ
ムをマークしています。

2番手には0.149秒差でセバスチャン・ベッ
テル選手(フェラーリ)、3番手にはダニエ
ル・リカルド選手(レッドブル)が0.303秒
差で続いています。

マクラーレン・ホンダは、Tウイングを外し
たパッケージでセッションを実施しており、
フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレ
ン・ホンダ)が10番手タイム、ストフェル
・バンドーン選手(マクラーレン・ホンダ)
が12番手タイムで初日のセッションを終え
ています。

このセッションでは、ロマン・グロージャ
ン選手(ハース)は電気系のトラブルで12
周の走行にとどまっています。

 

 

 

 その南米からF1は中東へと飛び、今回の舞台であ

るアラブ首長国連邦のアブダビのヤス島にある

ヤス・マリーナ・サーキット

へとやってきました。


■ サーキット

 この回のレースの舞台ですが、


【 ヤス・マリーナサーキット 】

コ ー ス 全 長   : 5,554m
コ ー ナ ー 数   : 21コーナー
周    回   数  : 55周 | 反時計回り
エ ン ジ ン負 荷  : 全開率 : 57%
ブ レ ー キ 負 荷 : 使用率 : 17%
燃 料 消 費 量   : 1.91kg/周
フューエル・エフェクト : 0.35秒/10kg
最 大 高 低 差   : 11m


となっています。

 レースは、日没前からナイトレースに変化するト
ワイライトレースのため、路面温度の変化が激しい
ためタイヤマネージメントが重要になります。

コースレイアウトは、レーシング専用セクション
と市街地をイメージしたセクションとを組み合わ
せた独特なものとなっており、およそ1.2kmのロ
ングストレートや、連続する低速の90度コーナー
など、セクター毎にマシンに対する要求が変化す
るテクニックな一面を持っています。

 前半は超高速サーキット、後半は低速のストッ
プ・アンド・ゴーといった趣。コース上のアップ
ダウンは殆ど無い平地となっており、コース幅が
広くエスケープゾーンも多くなっています。

トップスピードはDRS区間の8コーナー手前で時速
331kmで、1.2kmの距離を約14秒間エンジン全開で
走るためICEへの負担が大きくなります。

 同じくDRSが使用可能な11コーナー手前でも時速
320km程に達するため、両コーナー手前はハードブ
レーキングとなりブレーキへの負荷が大きくなりま
す。

 エンジン全開率は57%で平均速度は時速190kmと
カナダGPのジル・ビルヌーブ・サーキットとほぼ
同じです。

燃料消費量はシーズンTop5に食い込む悪さで、

オーストラリア
カナダ
オーストリア
ロシア

に続いて燃費が悪くなります。2から4コーナーは
エンジン全開区間で低速のセクター3はタイヤに大
きな負担を強いることになります。

■ タイヤ

 今回、ピレリは、

 ■ ソフト
 ■ スーパーソフト
 ■ ウルトラソフト

の柔らかい側の三つのコンパウンドを用意しており、
各ドライバーは

 

と言う選択をしています。

 

■ 記録

 現役ドライバーでの優勝者は

2009年 セバスチャン・ベッテル選手
2010年 セバスチャン・ベッテル選手
2011年 ルイス・ハミルトン選手
2012年 キミ・ライコネン選手
2013年 セバスチャン・ベッテル選手
2014年 ルイス・ハミルトン選手
2016年 ルイス・ハミルトン選手

となっており、セバスチャン・ベッテル選手(
フェラーリ)とルイス・ハミルトン選手(メル
セデスAMG)が共に3度の優勝をしており、二連
覇をしています。昨年のレースでは、ルイス・
ハミルトン選手がポール・トゥ・フィニッシュ
を飾っています。

 


■ スケジュール

アブダビGPのスケジュールですが、

 

【 11月25日(土) 】

  ■ フリー走行3回目

    19:00~20:00(現地時間 14:00~15:00)


  ■ 公 式 予 選
    22:00~23:00(現地時間 17:00~18:00)


【 11月25日(日) 】

  ■ 決     勝
    22:00~(現地時間 17:00~)


となっています。今年もF1のライブ中継は有償放送の
みとなっており、CS放送/フジテレビNEXTとオンデマ
ンドのDAZNでのストリーミングで行われており、

 

【 11月25日(土) 】

  ■ フリー走行3回目  18:55~20:10


  ■ 公 式 予 選  21:50~24:00


【 11月25日(日) 】

  ■ 決     勝  21:30~24:50


にて行われます。