ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

「米大統領 胡主席糾弾」という報道

2010年12月23日 09時43分55秒 | Weblog

 毎日新聞22日の朝刊を読むと、イバマ米大統領が胡主席に「中国が甘やかしたから北朝鮮がヨンピョン島などの事件に発展させた」と直接不快感をあらわし電話会談で発言したと報じた。

 韓国のジャーナリストに聞くと、「韓半島のカギはアメリカだ」といつもいう。今回もそうなのかと、改めてアメリカの影響力をおもい知った。共和国(北朝鮮)の過激な声明が消えたからだ。記事としては良い記事だ。

 今回の事態を共和国の「終わりの始まりだ」と厳しい見方をする人が多いが、今月はじめに書いたように中国の動向は重要だ。無論アメリカもそうだが、中国がどう動くかがカギだろう。

 この意向が反映したようで、金正日総書記と会談した中国の戴国務委員が「相当強く圧力をかけた」(毎日の報道から)という結果を生み、共和国側が平和監視組織を訪朝したアメリカのニューメキシコ州知事に提言したという。すごい威力だ。つまり中・米が真剣に事態打開に動かないと展望がないということを示してもいる。外勢を排するという南北両国の姿勢は根源にあったわけだが、そう簡単なことではない。

平和監視組織は南北両政府ににアメリカを加えたものだという。日本はどうなっているのかと思う。どんな展開を予想しているのか。長期的、短期的にである。

 菅さんは邦人救出に自衛隊をーとの発言をして韓国の人に立腹させた。1890年代に東学農民戦争などでの日本の軍事介入の歴史をご存じないのかーと落胆する。いい東北アジアのブレーンはいないのか。民主党内のうちわでガタガタして、さっぱり外交での核がある行動見えてこない。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2010年 第41回釜ヶ崎越冬闘... | トップ | 2009年12月アクセスNO1記... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事