ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

普天間基地移設問題と社民党 2

2010年05月28日 10時58分29秒 | Weblog
普天間基地移設をめぐり社民党の福島党首が辺野古移設反対の急先鋒に立っている。この分析はすでに本特集で書いたところだが、社民存続の剣が峰に立つからこそ「突出」した日米合意案反対に立つからで、党存続のパフーマンスというよりそうせざるを得ない状況に追い込まれている。いや社民ならその選択しかないのだ。

鳩山政権では可能性が強いのは福島党首の大臣罷免であろう。社民の分裂と連立政権離脱はないとみるのだがどうか。分裂と離脱はないから自ら「捨身」して罷免状況を現出しているのが福島党首の行動ともうるつのだが。

「沖縄密約」では辺野古に核施設があると明記されている。だからこそアメリカは辺野古に固執する。毎日新聞27日朝刊の専門編集委員のコラムでもこのことにふれていた。言いたいことは、こうした隠れた部分にメスを入れられない日米の抑止力はいつも灰色なのだ。

朝鮮半島は緊張側面があるが、秋には収束していくという見方がある。緊張側面を長く維持して経済的損失を膨大にする選択を北の政府はとり続けるはずはないという現実的見方が一方で根強い。朝鮮半島が緊張したとして、踊らされるのは控えねばならない。韓国の友人に電話したが、「沖縄の米軍基地問題に影響があるとはおそれいる」と履き捨てた。われわれはあまりにも一国主義的安保感で右往左往しすぎだ。
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