ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

招かざる珍客

2010年06月09日 19時54分00秒 | Weblog
夜中1時半ごろ、左指をチクと棘でさすような痛みが2度走った。中指である。「やられた」と発したのは、何本も足があるゲジゲジのような多足類の虫にやられたと直感したからである。

すぐ起き上がり、そろりと布団をめくると、案の定その虫の姿を見つけた。絨毯の裏に逃げ込んだ。さてどうするか。新聞紙を硬く棒状に丸めて絨毯からたたきつけて、少し弱っただろうと判断して絨毯をめくると、ゆっくりとした動作で動き始めた。これを殺虫剤をかけながらビニールの袋に追い込み、捕獲に成功。これを屋外に出して、住居から離れた地に放った。

問題はそれからだ。さされた指が痛みだした。しかし我慢できない程度ではない。消炎剤を塗り込んで応急処置をした。翌朝は朝7時に起きて、午後4時半まで仕事がある。寝ないというわけにはいかない。「とにかく寝よう」と電気を消し、なんとか4時間は眠れた。

しかし指が腫れるわけでもなく、熱が出るわけでもなかった。あまりにも怖がられすぎるのだ、このゲジゲジは。本当に可愛そうだ。見かけで嫌われるから。ゲジゲジからすればたまったもんではない。ましてや危害は少ない。人によっては、さされたところが腫れる人もいるから、事後の手当ては大事かもしれないが、私はどうもなかった。

ゲジゲジがよく出る環境にあり、変に怯えていた。ここの住人の共通した意識だが、さされてたいしたことがないことがわかった。「安ずるよりさされるがやさし」というのはあまりにも乱暴だが、とにかく私は別にどうもなかった。これは私だけなのか。


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