
夏期休暇なので、普段読まないような小説を読むことにした。
そこで本格ミステリー小説の金字塔といわれる綾辻行人の十角館の殺人を選んだ。
ジャズだとビル・エバンスのワルツ フォー デビィーを聴くようなものであろうか。
これを聴かないで、読まないで語るなというところ。
一読して、正直の感想は、「なるほどなあ」
本格ミステリー小説初心者は読むべき作品といえる。
ただかわパパの場合、23年前の作品で、その後どんでん返し作品を読んできただからだろうか。
感心することばかりで、本格ミステリー小説の要素が入っていてよくできているなあと思ってしまった。
読者としてでなく評論家として読んでしまった感じ。
そんなに驚きはなかった。
ウイルスじゃないけれど耐性ができてしまったのかもしれない。
また野暮といわれてもリアリティーという面でどうかと思う。
ネット社会じゃもう完全なクローズドサークルを設定するのは無理かもねえ。
なんだかんだ言ってもやはり本格ミステリー小説を最初に読むにはオススメである。
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