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すべての仮説は検証しないと古代妄想かも知れません!新しい発想で科学的に古代史の謎解きに挑戦します!

【金印贋作説】亀井南冥は冤罪でしょう!(^_-)-☆

2023-12-01 19:54:55 | 古代史
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金印贋作説に関するとてもいい動画を見つけましたので早速コメントしました。古代史を解明するには、いくつもある事実(考古学や民俗学などの成果や文献)について、それぞれ数多くの解釈・諸説・仮説が登場します。それだけを議論すると何が本当か訳が分からなくなるので、古代史が謎のままなのです。ですからその時代の歴史を矛盾なく説明する仮説をアブダクションにより構築し解明できることを示しました(詳細は「【刮目天の古代史】古代史を推理する(^_-)-☆」参照)。よろしければ、お付き合いください(#^.^#)



詳しい解説をありがとうございます。とても参考になります。

金印贋作説で数多くの関係者を示されておられましたが、関係者が多いと互いの利害関係から偽造が発覚するリスクが多くなりますが、偽造説を裏付ける証言がありませんので推測となります。そして、南冥のパトロンの豪商が莫大な資金(偽造や工作に小判百両は超えると考えられます)を出したとするのならば、豪商が金印偽造によってもたらされる利益が供与した資金を上回るもののはずですので、具体的な資金回収計画があったことを示す必要があろうかと思います。そして、当時の邪馬台国問題が知られていたとありますが、だったら偽造するのならば卑弥呼が賜った「親魏倭王」の金印の方がインパクトがあります。何故そうしなかったのか?などを考えると、逆に光武帝の金印であったことから本物である可能性が高いと思います。

范曄後漢書に「建武中元二年倭奴国奉貢朝賀使人自稱大夫 倭國之極南界也 光武賜以印綬」とあるだけですので、印面に「漢倭奴国王」ではなく「漢委奴国王」と彫られていることからも本物の可能性が高いと思います。

真実を知っている当時の人間が他界している以上、すべての解釈や仮説は推論のレベルでしかないのですが、分かっている事実(考古学や民俗学などの成果)によって仮説を検証すると、最も蓋然性の高い仮説が得られます。その仮説から逆算すると志賀島出土の金印は本物である可能性が極めて高いと分かりました。よろしければ、その詳細は拙ブログ「【決定版】金印贋作説を討つ!」をご参照ください。

最後に、蛇鈕のヘビをミズチだとおっしゃられていたのは素晴らしい見解です。ミズチは「日本の神話・伝説で水と関係があるとみなされる竜類か伝説上の蛇類または水神。」とwiki「蛟」にあります。




奴はナーガ=龍蛇神のことです。

奴国王の初代は記紀神話で高天原に登場する最初の神「天御中主」です。天はアマ=海、中=ナーガ、主=王で江南の龍蛇神を信奉する海人族の王という意味なのです。地名で那珂・那賀・中山・長柄などなどはすべてナーガに因むものです。そして新唐書・宋史の王年代紀に初代奴国王と記されており、宋史には二十三代の王名のみ列挙され、筑紫日向宮に居て、最後の王の四男の神武天皇が大和州橿原宮に遷ったと書かれているのです。詳しくは「王年代紀は記紀神話を正した!」をご参照ください。お邪魔しました(;^ω^)



【検証9】奴国時代の話(その1)(その2)


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