東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

原監督に学ぶ

2018-09-25 13:00:00 | 18期生のブログリレー
皆さん、こんにちは。18期生の平野康晴です。

9月前半の3連休、青山学院大学の駅伝チームが新潟県の妙高高原に合宿に来ておりました。OBである私は、採れたばかりの新米コシヒカリ30キロを持って、激励に行ってきました。うれしいことに原監督もいらっしゃり、15分ほど立ち話をすることができました。チームの状態、最近の若者気質、学生スポーツ界のパワハラ問題から各大学駅伝監督の個性まで、いろいろとお話することができ、刺激的なひとときを過ごすことができました。

短時間ですが練習を見学して、感銘を受けたことが二つあります。

一つ目は、監督がいてもいなくてもで、選手の態度が全く変わらないことです。選手たちが談笑しながらストレッチをしている最中に、着替えを終えた監督が宿舎から登場しました。和やかな雰囲気は変わることなく、談笑しながらのストレッチは続きました。我々の学生時代は顧問の先生がその場にいるだけで空気が張り詰め、生きた心地がしなかったのを覚えています。寮で共同生活をしているという事情があるにせよ、結果を出しているチームの指導者と選手の関係性が垣間見えた気がします。

二つ目は、監督の話が短く余計なことを話さないことです。その日は合宿の最終日でした。5日間の厳しい練習を全てこなした選手たちに、いい練習ができたことや労いの言葉を手短に述べただけで、あっさりと総括のスピーチが終わりました。(そのあとに、私も一言話しをさせられました。グタグタでした。)この前日に姪っ子のバレーボールの試合の応援に行ったのですが、顧問の先生の話が長いこと長いこと……。話が終わったころには、何を言いたかったんだ?という状況でした。その人そのひとのスタイルがあるにせよ、話が短いほうが的確に伝わりますね。できる人は話が短いとの説もあるようです。

つかの間の滞在でしたが、仕事にも通じる気付きを得られました。

最後に、駅伝好きの方々にお知らせですが、今年は故障者がなく順調に来ている、3冠も狙えるとのことでした。
母校の応援と同時に、青学大駅伝チームを注目してみて下さい。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

業種別審査辞典

2018-09-24 15:00:00 | 講師小野田からのメッセージ

わたしが診断士になって、初めての本格的なお仕事が、
業種別審査辞典の執筆でした。

そう。みなさんが診断士合格の直後の実務補習で初めて触れた、
あの辞典のような書籍です。


「できれば4業種書いてね」
優しく問いかける塾長。

あれは2014年の秋のこと。
当時通っていた「稼プロ!」という経営コンサルタント養成塾の塾長からのご紹介でした。

塾長曰く「最低4業種はやって欲しい」とのことでしたが、
執筆など全く経験も無いわたしは、
「いち業種ならなんとか」
とお答えするのが精一杯でした。

塾長は、寛大にも一業種でお仕事をくださいました。
(最終的に引き取り手がない業種をもう一つ担当しましたが)

やってみると、意外にもとても面白く、
関連する業界を自分なりに調べて、
統計データを分析して
何日も何日もかけて自分なりに精一杯取り組みました。

稼プロ!で「書く」スキルを学んではいたのですが、
まだそれほど身について居らず、諸先輩方と比べると見劣りした

業種別審査辞典は四年に一度の更新なので、今年2018年は更新の年。今年は4業種担当します。

今はインターネットでそこそこ情報が得られるだけに、
しっかり業種の実態をヒアリングして、
有意義なものを書きたいと思います。

次回の更新は2022年。
前回書いたときの手順を残していたのが多少役に立っていますが、
試行錯誤して回り道したのを覚えています。

今後のために、手順を記録して進めています。
他の執筆者とも進め方について有意義な情報交換ができたらいいなと思います。

これをご覧の執筆者のみなさま。
今週末の29日は、「稼プロ!」の合宿があるので、そこで是非情報交換しましょう。

事務局小野田
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本酒と小さな酒屋さん

2018-09-23 15:00:00 | 18期生のブログリレー
皆さん、こんにちは!18期生の中津井徹です。

福島県福島市での生活も8月から2年目に入りました。駅前よりも街道沿いにお店が集中するクルマ社会ですが、クルマの運転があまり好きではないので徒歩と自転車での生活です(でも痩せません…)。
さて、福島県で有名なものの1つに日本酒があります。毎年5月に発表される「全国新酒鑑評会」で、福島県は受賞銘柄数日本一の連続年数を史上初の6年連続と記録更新中です。未だに原発事故による根強い風評被害に悩まされている中での快挙として、当日は号外が配られ、駅前などでたくさんののぼりが立てられました。福島県では1993年に職業訓練校「福島県清酒アカデミー職業能力開発校」が開設されましたが、多くの卒業生が酒造りの最前線で活躍していることもその一因といわれています。

アルコールを飲むことができる年齢になってから20年以上経ちますが、日本酒が好きになったのは福島に来てからと言っても過言ではありません。若い頃の飲み会や宴会で悪酔いや重たい二日酔いに悩まされたときはたいてい(安い)日本酒を飲まされたイメージが強くてずっと苦手でした。少しずつ美味しい日本酒を楽しめるようになったタイミングで福島に転勤となりました。
転勤してすぐに紹介された地元の家族経営の酒屋さん(自ら「小さな酒屋」とうたっています)に頻繁に通い、薦められる銘柄を四合瓶で買っていろいろと飲み比べていくうちにすっかりハマってしまっています。
福島の銘柄といえば、全国的には「飛露喜」「写楽」などが有名ですが、地元の酒屋さんではほとんど目にしたことがありません。この酒屋さんでも福島県を中心に小さな酒蔵さんと信頼関係を構築していて、季節ごとに「無濾過」「中垂れ」「吊るし」「生原酒」「にごり」などいろんなタイプの日本酒を販売しています。ワインも福島県のワイナリーのものを取り扱っています。
また、毎月開催される「酒を味わい酒を楽しむ会(酒味酒楽会)」にも参加させてもらえるようになりました。日本酒の会の場合は一つの酒蔵さんを取り上げて複数のお酒の利き酒をしています。日本酒の大ベテランの方々のお話を聞いたり、その場で熱燗やぬる燗にしたのを飲ませてもらったりと楽しいひと時です(温めただけなのに燗酒にすると味が大変化!)。

マーケティングで勉強した「個性化力-こだわりの品揃え」「地域密着力-地元志向」「対面販売力-顧客との会話によるコミュニケーション」のお手本のようなお店で、ブログや会話の中で「3代目」「4代目」が頻繁に登場し、事業承継も出来ているようです。本当に小さな酒屋さんですが、ネットで全国に販売しており、前述の「酒味酒楽会」に東京や九州から参加される方もいて、少数ながらも全国にも顧客がいらっしゃるようです。

このブログを22(土)に書いていますが、今月の「酒味酒楽会」の日にあたり、「アサヒビール」の会でいくつかの銘柄を飲み比べます。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

節電と省エネ

2018-09-22 19:15:00 | 18期生のブログリレー
みなさん、こんにちは!稼プロ18期の杉山 佳正です。

今年の9月は台風、地震と大きな災害が続きました。被災地の皆様には心からお見舞い申し上げます。

北海道で震度7を計測した大地震では、震源地近くにあった主力の火力発電所が緊急停止。道内全域で停電するブラックアウトが発生し、復旧した後も、経済産業省が10~20%の「節電」を呼びかける事態となりました。

ところで、みなさん「節電」と「省エネ」の違いってご存知でしょうか?

手元の辞書を引くと、「節電」とは、“電力の使用量を節約すること”、「省エネ」とは、“電力・ガスなどのエネルギーの総消費量を節約すること”とあり、あまり変わらないようにみえます。しかし、「節電」では、ピークカット(ピーク時の使用電力を抑えること)の取組みが重視されるという違いがあります。経済産業省の呼びかけも、電力会社の供給力に不安がある中、最大需要電力を抑えようとするものであり、総消費量の節約が主眼ではありません。

言葉だけではわかりにくいので図を用いて説明します。図は企業A社の1年間の電力の使用状況を示しています。A社では、8月の需要電力が100kWで最大となっており、これがA社におけるピーク電力となります。このピークを抑えることが「節電」では重要となります。




「節電」の目的には2つの側面があります。1つは供給者側からみた電力の需給バランスの安定という目的、もう1つは需要者側からみた経費削減の目的です。

ピーク電力を抑える取組みは、とくに経費削減効果の高いものといえます。なぜでしょうか。契約電力の基本料金は、過去1年間の最大需要電力に基づき決まります。先ほどのA社では、ピーク電力の100kWに基づいた基本料金を1年間払い続けることになります。A社で100kWの電力を使用するのは8月だけなのに…、です。

つまり、「省エネ」はそれでも実際使用した分を支払うことになるのですが、「節電」を怠ると使用していない月の分まで、ピーク電力に基づいた経費を負担しなければならず、全くモッタイない状態となってしまうのです!

報道によると、北海道における電力不安は、関係者のみなさまの努力により収束しつつあるようです。しかし、光熱費等の経費削減は企業の収支改善の重要なテーマです。緊急時だけでなく、平時においても「節電」を意識し、のちのち「モッタイなかった」と後悔することがないよう、収支の改善につなげていただきたいと思います。

ちなみに、公的な支援施策を調べると、経済産業省では中小企業の省エネ・節電を支援する補助事業を毎年実施しています。こうした施策の活用も検討してはいかがでしょうか。
<ご参考>下記は平成29年度補正予算の施策「平成29年度補正予算省エネルギー設備の導入・運用改善による中小企業等の生産性革命促進事業」のURLです(今年度は公募終了)。
https://sii.or.jp/kakumeisokushin29r/
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

挑戦!

2018-09-21 21:00:00 | 講師亀田からのメッセージ
講師の亀田です。

本日より、
大学でマーケティングの講義を週一回100分間、行うことになりました。


講師の依頼が来た際には、金曜日の4限(15時30分~17時10分)のため、会社の勤務時間と重なり、
会社を説得できるのか、そして、業務との両立ができるかと悩みました。

ただ、
大学の講師という未知なる体験ができること、
自分の知識のたな卸しになること、
マーケティングの面白さを伝えられること、
など、魅力がいっぱいありましたので、お受けすることにしました。

と、つらつらと書きましたが、コアとなる判断理由はシンプルで、

やらないで後悔するよりも、
やって後悔するほうが、経験ができている分、意味がある

という、考えにあります。

これまで、転職を5回しましたが、この考えが後押しをしてくれました。


これからも、引き続き、様々なことにチャレンジをしていこうと思います。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする