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東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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サブスクリプションサービス

2018-09-16 18:00:00 | 18期生のブログリレー
 稼プロ!18期生の佐々木(晋)です。こんにちは。7月の日本経済新聞でサブスクリプションサービスに関する連載記事がありました。ここ数年、定額制のサブスクリプションサービスが急速に拡大しています。自分も気づけば音楽配信や動画配信、アプリケーションソフトなどたくさん利用しています。

 日経の記事では「所有から利用」の傾向がここ数年急速に強まった要因として、次の3点が挙げられています。
1. スマートフォンの普及
2. リーマンショック以来の無駄削減志向
3. デジタルネイティブ世代の成長
 私は世代的に3とは離れていますが、1と2は当てはまると思います。特に動画配信は、スマホの発展がなければ楽しめなかったサービスです。日々忙しく過ごす中、会社帰りの電車でアメリカドラマをスマホで見ることが至福の時間になっています。家で見ると家事をしないでサボっていると叱られますので、ほぼ電車限定の楽しみです。スマホや通信の発展がなければ、このような楽しみはなかったと思います。
 音楽配信は2の影響が大きいです。私は中学生以来、洋楽を中心にロックやジャズを聴くのが大好きで、CD収集が最大の趣味でした。けれどもCDを最後に買ったのは10年前で、今は専ら定額の音楽配信です。仕事もリーマンショックの影響を受けましたし、家族が増えてスペースや出費が嵩む中、必然的な流れでした。昔懐かしい80年代ポップスから最新のヒップホップ、ディープなジャズまで毎日幅広く楽しんでいます。

 定額の動画配信や音楽配信は間違いなく私の生活を豊かにしました。“明日はこれを聞こう”“次はこれを見よう”と思うと、毎日の生活が楽しくなります。
 一方、サブスクリプションサービスの供給側に視点を転じると課題が多いと思います。例えば製造業はサービス化の波が押し寄せていますが、サブスクリプションサービスを導入すると短期的には収益性の低下が避けられません。私のように日常生活に欠かせない習慣になれば、長期的に顧客を囲い込む有効なアプローチですので、短期的なインパクトを如何に和らげるか?は課題の一つだと思っています。
コメント (4)
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