稼げる!プロコン育成塾コースマスターの太田一宏です。
先日のことですが、ある小さいミーティングの場で、メンバーの一人が提案してきた案を否定しました。提案の内容はもっともだったのですが、実行する方法を思いつかなかったので否定してしまったのです。その否定の仕方も議論を押し切るような感じで、反論しにくいようなやり方でした。ミーティング後は、気にかかり、結局、その提案に沿う方法を他のメンバーと相談して考えました。否定したのは失敗だったと思っています。
さて、タイトルの「御意見五両、堪忍十両」は人の忠告は五両の値打ちがあり、辛いことや怒りを耐え忍ぶことは十両の値打ちがあるということ。他人の意見をよく聞いて何事にも耐えることが大事だというたとえです。これは、私のように他人の意見を聞けない人を戒める諺ですね。そして、こういう諺があるということは、人の意見を聞けなくて失敗することが少なくない、ということでしょう。
立場を入れ替えてみましょう。あなたの話している相手へ意見が伝わらないことはありませんか。残念な気持ちになったりしますよね。ですが、人の意見が聞けないのは珍しくないのです。そう思うと、伝わらないことを嘆かず、話し手のほうも辛抱強く話すことです。双方の堪忍が大切ということを教えてくれる諺ではないでしょうか。
私自身も柔軟に会話することができず、まず相手の考えを聞き、それに合わせて説明しなければと痛感していました。
まさに御意見五両、堪忍十両ですね。
私自身も柔軟に会話することができず、まず相手の考えを聞き、それに合わせて説明しなければと痛感していました。
まさに御意見五両、堪忍十両ですね。
コメントありがとうございます。
常に実践するのは難しいですね。
少しずつでもできれば、
ずいぶん達成感があります。
「御意見五両、堪忍十両」お恥ずかしながら初耳な言葉でした。勉強になります。ありがとうございました。
辛抱強く聴き、辛抱強く話す。とても大切なことですね。焦りは禁物、理解しあえるにはお互いの立場を尊重することですね。