こんにちは。
稼げる!プロコン育成塾 事務局長の水口淳一郎(16期生)です。
私は、2015年度の中小企業診断士試験に合格し、2021年7月末に25年勤務した独立し、4年目になりました。
中小企業診断士は、独立のほか、企業で働きながら、あるいは複業としてなど、いろんな活躍の場があります。
今回のブログは、中小企業診断士を目指している、あるいは中小企業診断士を目指そうか検討している、中小企業診断士になったが活動はこれからと考えている方向けです。
私のケースをご紹介します。あくまでも1つの例です。ご参考として...。
中小企業診断士になるには、2次試験に合格した後、実務補習や実務従事を15日間行う必要があり、それを経て、中小企業診断士として登録することができます。診断士登録してから、診断士協会に入会したり、あるいは合格したが、本業を中心に活動するため、いったん診断士をお休みにしたりする方もいます。中小企業診断士をいつ発動させるかは自由です。
私は、中小企業診断士として早く活動したいと思っていました。その診断士協会には準会員制度があると聞きました。それならば、早い方が良いと考えて、実務補習5日終了時の2月に中小企業診断士協会に入会しました。正会員と準会員の違いは、中小企業診断士として登録しているか否かです。協会からの情報や研究会の参加条件など、ほとんど正会員と変わりませんでした。
同年4月の東京協会スプリングフォーラムに参加し、東京協会中央支部総務部と国際部に入部。6月には、中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」に入塾しました。入塾後、塾長をはじめ、事務局、OB、そして同期の皆様方からたくさん学びました。
稼げる!プロコン育成塾では、OBがどのように診断士として活動しているか、ロールモデルを聴く機会が多々あります。私は、OBのロールモデルを、自分のキャリアと重ねたり、自分の価値観や大切にしていることを思い出したり、診断士として何をすべきか、どうありたいかをずっと考えてきました。
独立前は、中小企業診断士としての経験を出来るだけ積みたいと思い、さまざまな研究会に入会し、協会での活動をしていきました。診断士の活動範囲は広く、多方面での活動が可能です。独立を少しでも考えている方は、会社員でいるうちにたくさんの現場を知るとよいです。
稼げる!プロコン育成塾に入塾したときは、まさか自分が5年後に独立することは具体的にイメージできていませんでした。将来、中小企業診断士として仕事をしていければいいなくらいで。
コロナという前代未聞の事態になったとき、いろいろと考えて独立を決意。51歳でしたが、いま振り返っても、私にとってのベストタイミングでした。大切なことは、独立すべきタイミングに自分の意思で独立できるように準備をしておくことだと思います。
今年の稼プロ!第1回目の講義で初代宮本塾長から、中小企業診断士は「利他業」であると学びました。現在、創業やさまざまな経営の相談に対応させていただくことが多いですが、相談支援先のすべての企業の成長、ビジョン実現に向けて、初心に立ち返って尽力したいと思います。
稼げる!プロコン育成塾 事務局長 水口淳一郎(16期生)