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本番力

2021-06-24 12:00:00 | 20期生のブログリレー

 こんにちは、20期生の岡田です。
 最近見ているテレビドラマで試験のシーンが出てきました。一つは「ドラゴン桜2」で、模擬試験やセンター試験のシーンです。もう一つは朝ドラの「おかえりモネ」で、気象予報士の試験シーンです。自分自身が中小企業診断士の試験を受けていた頃を思い出しました。

 これらの試験シーンの前には、先生が試験に向けた心構えを教えるシーンがあります。特に「ドラゴン桜2」では、大学受験の物語なのでさまざまなテクニックや考え方が出てきました。例えば、本番と同じスケジュールで生活する、制服を着て勉強する、などは本番で実力を出し切るのに役立ちそうです。また、終わった教科のことを考えるな、難しい問題にとらわれるな、なども本番で起こりうる必要以上の焦りを防ぐのに効果がありそうです。「おかえりモネ」では、目的が曖昧なのがよくない、試験に奇跡は起きません、などのセリフがあり、試験に取り組む心構えを再確認した気分です。

 これらは、受験の本番に対する取り組みであり、中小企業診断士試験を突破した診断士には関係なさそうに思えます。しかし、先日の「稼プロ!」プログラムである診断実習における社長への報告会を思い出すと、面談や説明会での心構えに通ずるものがあるように思いました。普段と異なる服装をして面談すれば、受け答えにぎこちなさが出る可能性がありますし、難しい問題に直面して必要以上に焦っては、相談者が不安になってしまいます。目的が曖昧ではよくないですし、面談や診断で奇跡的な解決策は生まれることはないでしょう。

 そうなると、受験本番に向けた対策は、診断士の本番ともいうべき企業経営者とやり取りする場面でも活用できそうです。普段通りを貫き、目的を明確にして奇跡を期待しない。毎日の積み重ねが、「真実の瞬間」ともいうべく企業経営者とのやり取りで結果に繋がる。相手の話をしっかりと聞き、問題の意図を正確につかむスキルが求められるのも、ある意味で試験と一緒なのかもしれません。診断士として受ける仕事が増えれば、日常的に本番がやってくることになるでしょうし、そうなれると良いと思っています。

 昨年の7月から約1年間、さまざまなプログラムで気づきを与えてくれた「稼プロ!」も、残すところ最後の講義と卒塾式となりました。残された時間とこれまでの教えを大切にして過ごしていこうと考えております。

 最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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1 コメント

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Unknown (太田一宏)
2021-06-24 21:45:29
試験で人は測れないなどと言いますが、
人生の転機に試験あり、ですね。
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