こんにちは。
大草です。
少しさかのぼりますが、２月の育成塾では90秒でのプレゼンが行われました。
90秒なので、本題に入る前の導入部分のみでした。
この時、私は「モノ作りとサービスの融合」というテーマでプレゼンを行いました。
「モノ作りとサービスの融合」は2009年度版中小企業白書に
記載されていたもので、顧客ニーズを把握する方法の１つとして
紹介されていました。
2009年度版中小企業白書によりますと、「モノ作りとサービスの融合」とは
製造業がサービス分野に進出する、もしくは非製造業がモノ作り分野に
参入することです。
ここでいうサービス分野とはサービス業だけでなく、卸売業や小売業も含んでいます。
製品を顧客へ直接販売したり、アフターサービスをすることで、
顧客と接する機会を増やしたり、普段顧客と接しているなかで
把握した顧客ニーズに合わせて商品・サービスを提供することが
できます。
今回のプレゼンは導入部分だけでしたのでお話ししてませんが、
もし本題までプレゼンするとしたら、「モノ作りとサービスの融合」を活用して
成功している企業の事例を紹介しようと思っていました。
その事例も2009年度版中小企業白書に掲載されていたもので、
事例2-2-2 の厨房機器メーカーの事例です。
今回、プレゼンのテーマを「モノ作りとサービスの融合」にしたのは、
診断士試験の受験勉強を行っていた時に、印象に残ったものだったからです。
また、私は２次試験の受験勉強として、中小企業白書に掲載されている事例の
要約や成功ポイントのまとめなどを行っていたのですが、この時、
印象に残った、興味を持った事例が、上記の厨房機器メーカーの事例でした。
そして、診断士試験に合格してからは、この受験勉強として行っていたことが、
仕事につながる場合もありました。
何がどこでどうつながるか分かりませんね。
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卸売を通すと、お客様の声が入ってこなくなるからだと言います。
初めて、卸売を通さずに、小売店と直接やりとりをするにあたり、
・商品のパッケージはどうするのか？
今までは、箱入れまではしていだが、店頭では、ぶら下げる陳列になる。問屋さんがぶら下げられるように工夫をしていた。
・バーコードをつけなければならない
これも、今までは、問屋さんが対応してくれていました。バーコードをどこで取得したらよいのかに始まり、1から、指導しました。
・在庫補充はどうするのか？
問屋さんは、たくさんの品を扱っているので、店頭の要望にしたがい、1個からの納品をしますが、メーカーが直接納品すると、送料を負担すると、1個、２個ではペイしなくなります。
中小企業のメーカーがサービスまで担うのは、結構大変なことなのです。