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セルフコントロールの難しさ

2020-08-10 12:00:00 | 20期生のブログリレー
みなさま改めまして20期生のtomo-hombleと申します。
 
最初のブログで自己紹介が良いかと思ったのですが、
個人的にアウトプットしたい議題がありますので今回はセルフコントールについて述べさせていただきます。
私自身が整理しきれていなく、抽象度の高い話かもしれないのでご容赦ください。
 
セルフコントロールとはウィキペディアでは以下と記載があります。
「直接的な外的強制力がない場面で自発的に自己の行動を統制する行動プロセス」
 
私が直接的な外的強制力がない場面に初めて出くわしたのは小学校の夏休みです。
1ヶ月半宿題はあるが何をしても構わない。
小学生の私にとってはそれは「自由」と等しく胸が踊ったのを覚えております。
 
初めてと比較して、5年前の独立直後の私は「自由」に対してひどく億劫でした。
 
独立前は、上司の言ったことを続けさえすれば給料がもらえる新入社員でしたので、
仕事自体の必要性に懐疑的であっても組織として必要であれば、仕事の意義はあったと判断されます。
 
入社前と入社後のギャップや診断士の勉強を通じて退職して起業しましたが、
起業してからというものどの行動が有意義であるかを自分で判断、行動しなければなりません。
判断しなければ行動できないが、判断をするタイミングは自由です。
そして、私は生来、楽な方に行きがちな思考から判断を先送りすることが往々にしてありました。
判断を保留すると行動が伴わないため、鬱々と気分が塞ぎ込んでいきます。
起業1年目にして負のスパイラルにまんまとハマってしまいました。
 
今でも忘れていないのが退職してから1年の2016年6月です。梅雨のせいにしましたが、
宿泊施設の売上が2万円弱と過去最低であり、起業したことを後悔した夜が忘れられません。
このまま会社員に戻ったら、それ見たことかとバカにされる。「せっかくいい会社に入ったとに3年もやらずに辞めるからだ。」
そのような声を聞いて、夜も眠れませんでした。
 
この時の自分には自分をコントロールすることすらできていませんでした。
思い起こせば緊張から一次試験の1日目から2日前にかけてろくに眠れなかったくらいの生来の神経質なところもあります。
 
そんな折、診断士としての初めての仕事をいただきました。
そのお客様とはラインの交換をしたかったのですが、お互い面識がなく、QRコードも出し方がわからないと言われ、連絡の手段に困っておりました。
おまけに格安SIMでID検索ができません。
 
同じタイミングで、友人が彼女ができたと聞き、経緯を聞いていたところQRコードではなくメールにURLを添付して送る方法があることがわかりました。
 
全く想定していないところから解決のアイデアをいただくことができました。
その時から、「どこで誰から解決の糸口になるかわからない」を心得、「ひとまずやってみなければわからないんだ」と腹落ちすることができました。
不確実性を受け入れながらも、今までの経験則で通じる部分がないか両方の視点を忘れないことが重要なのかと思います。
 
結果としてセルフコントールの本を読み、今も続けているのはルーティンがあります。
①「朝1時間考えていることをノートに書き出す」
②「どうすれば解決できるか検討する」
③「自身で解決できなければ誰かに相談する」
 
紙に一度書き出すことで思考が堂々巡りしないこと、客観視できること、忘れてもよいことなどのメリットがあると思います。
そのほかにも週1は必ず休む、午前中に会議はいれない、など色々ありますが今回はこの程度にしたいと思います。
 
ぜひみなさまのセルフコントロールの方法を教えてください。
 
これからよろしくお願いいたします。
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6 コメント

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Unknown (星野 学)
2020-08-10 16:02:38
私も新卒で郵便局に3年間勤めていた過去があります。
退職した時は友人に「辞めなくてよくない?」と言われたことを読んでて思い出しました。
退職後は実家の仕事に移りましたが、最初の1年はギャップがあり悩んだことがあります。
それでも「会社を大きくしたい」という気持ちが前向きさを生んでいます。
悩んだときに、原点に返るというのが自分のセルフコントロールです。
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Unknown (岡田 英二)
2020-08-10 19:19:42
セルフコントロールは幾つになっても簡単ではないと私は感じています。
コントロール出来ているつもりでも、他から見れば不安定に見えたりすることはあると思います。
なお、セルフコントロールの訓練とモニタリングで私がオススメするのはゴルフです。
止まっているボールを打つスポーツ(ゲーム)で、すべて自分自身の動作に委ねられ、ボールの行方で結果が見える化されます。
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Unknown (青木洋輔)
2020-08-11 09:18:22
セルフコントロールという言葉自体は耳にすることが多いですが、あらためて定義を確認することはありませんでした。
「自発的に自己の行動を統制する行動プロセス」として自分でやっていることなると、自分だけの時間をスケジューリングして、その通りに動いてみることでしょうか。「直接的な外的強制力」もどきを自ら作る感じですかね。
予定を入れても中身が伴わないことがほとんどですが。
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Unknown (田本)
2020-08-11 13:49:27
セルフコントロールで連想されるのは7つの習慣でしょうか。最初の3つの習慣(主体的である、終わりを思い描くことから始める、最優先事項を優先する)は自分にとっては、将来の不安を感じた時にとても励みになる考え方です。自分の役割と原則を再定義して、またそこからスタートするのはなかなかいいリセットになってます。
リセットばかりかもですが😅
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Unknown (大井 秀人)
2020-08-11 20:48:15
なるほど、7つの習慣は良いですね。昔の研修で聞いた内容なのに忘れていました(こういうのを気づかされるのが、本当にありがたいです)。
セルフコントロールになっているのかよくわからないですが、コンディションを保つために日々のルーチンを決めるというのはしています。朝にジュース飲んでストレッチ、朝の電車での日経オンライン読み、仕事の最初の30分での優先順位付け、帰りの電車での自己啓発などなど。
コロナで在宅勤務になりルーチンが崩壊したので、組み立て直すのが大変でした。そのストレスは大きかったですが(体重も増えました・・・)、思い切って2、3日に1度ペースでランニングを入れて立て直しを図っています。
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Unknown (鴨志田)
2020-08-12 20:30:46
今日は、出張移動でした。
移動中、以下の本を読んでいました。

自分をマネジメントする究極の方法
小説でわかる名著『経営者の条件』
人生を変えるドラッカー

セルフマネジメントのコツが書かれています。
興味深い本ですよ!
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