唐子のつぶやき

空回りの多い日々のなか、ぼちぼちと人形を作っています。お暇な時にでも覗いて下さいね。

城下町 金沢は大にぎわい!と切付(きりつけ)

2016-11-06 12:44:20 | 展示会・催し物

11月6日(日) 曇り

とうとう長年使っていたパソコンの調子が悪くなり、
昨日の夜から新しいパソコンとなりました。
まだ慣れなくて独りうなっているところです。

ところで、次回にと言っていた石川県立歴史博物館で開催中の
(とはいっても、本日までとなりましたが・・)

城下町金沢は大にぎわい!

こちらは県立美術館隣、リニューアルされた会場です。









こちらは煉瓦棟2棟の間にある休憩場ですが、
カプセルのような空間になっていました。
入口に飲み物とパンでしたか、自販機が設置された
モダンでなかなか素敵な場所でした。

それで展示のなかで、明治20年に香林坊で
掘立て小屋から始まったといわれる香林坊福助座のコーナーがあり、
当時使っていた人形や衣装がありました。

広袖のすそにスリットの入った四天、こちらは迫力満点で
背中から袖にかけては鷹が、下半身には大蛇のデザインです。
綿入れのように盛り上がった刺繍で、
以前に和楽のなかでアンコウとか、龍だったかを観たことがあり
興味がありました。



こちらは切付(きりつけ)
(江戸時代から刺繍と共に歌舞伎衣装に多用された)

アップリケの様なもので、大振りで派手な文様に適し、
客席からみると高価な織物や染物にもそん色ない華やかさを演出
したらしいです。

こちらは、私物です(笑)
以前に頂いたもので、何に使っていたのか、
帯から切り出したものか分からなかった謎がとけました。
多分同じだと思います。