唐子のつぶやき

空回りの多い日々のなか、ぼちぼちと人形を作っています。お暇な時にでも覗いて下さいね。

許しの象徴

2009-08-05 21:42:34 | 日々つれづれ
新婚旅行先のスペインの路地の店でどうしても欲しくて
譲ってもらった像です。
鍵を二つ持ち、指を二本立てています。
その時は気がつかなかったのですが
ちょっと欲張りに、願い事をふたつ叶えてやるとか
それとも、どちらかを選べとでもいう意味なのでしょうか。





8月5日(水) 曇り

 今朝、北国新聞に掲載の竹山 洋 かぶきものの
 題名は 「許しの象徴」 蛙が庭にでした。

 猫が死んでから様子がおかしい奥様のことが書いてありました。
 ある日、庭に茶色の蛙がいたそうなんですが
 その顔が死んだ猫に似ていたそうで

 なんでも、キリスト教では蛙は許しの象徴といわれ
 悪魔からも護ってくれるんだそうです。
 そんな話を人に聞いてから
 奥様は、神様の御意志かもと、憑き物が落ちたように静かな顔になったと
 書かれていました。

 じゃあ 家に住み着いたあの茶色のガマガエルのような大きな蛙は
 何しに来たんでしょうか。
 あの顔は誰にも似ていなく、心当たりもないのですが(笑)

 私にも穏やかな静かな顔で、すべてを許して生きていけと言いにきたのか
 すべて許してもらえと言いに来たのか定かではありませんが
 あれから一度も姿を見せてはくれません。
 家族の中で私しか姿を見ていないので
 もう一度会いたくてさみしい毎日です。