カッパの自立塾ブログ

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堆肥作り

2008-08-14 21:29:52 | 自立塾の昨日・今日・明日

            

                                                                        ハト麦畑の除草・レモングラスの灌水を終え、今度は農業の基本の土作りと言うことで、過日001 ㈱南部開発様が雑草をチップ化したものを11トン車で5車分ご寄附いただいていましたので、道場の軽トラックで運んで堆肥作りをしました。

科学肥料が90㌫も値上がりしたために、東北地方のコンニャク栽培者は栽培を見合わせる、と言うニュースもありましたが、大半の農家は打撃をうけるでしょう。でも本物の農業は化学肥料を使用しませんので打撃はあり得ないでしょう。

道場ではこれを好機に堆肥作りに専念します。頂いた雑草チップは細かく裁断されているので短期間で堆肥化するでしょう。

  002                      その堆肥作りに欠かせないのが大昔より「人糞」なのです。江戸時代には江戸城のし尿をお百姓さんが船で買い取っていたそうです。

その辺のところが映画などで、百姓姿に身を変えた悪漢や正義のヒーローが肥桶を積んだ小舟で侵入する場面があります。江戸100万都市にはごみ一つ捨てる物はないほどリサイクル文化だつたのです。道場でのし尿はEM菌を使用して液肥化されたものですので、これを堆肥に液肥としてかけ、最後にEM菌を散布します。し尿はわが道場のマスコット「三輪運搬車」に乗せられて運んで来ます。

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チップ化された雑草は粒子が細かいために飛散しますので、マスクやタオルで鼻や喉を覆っての作業です。

道場には雑草などを集める「フォーク」が一本のみだつたので、急遽ホームセンターに買い求めにい行くなど予想外の仕事もありました。

                                                       最後の仕上げはEM菌を万遍なく散布して終了です。最近は雨が少ないので「明日の午後は雨…」の予想を期待し、本来ならブルーシートで堆肥全体を覆うのですが、開けたままでの作業終了です。今日はお盆の14日ですが、喝破道場にはお盆はありません。厳しいですね。でもその厳しい分、何処かで楽しいことかあののです。和尚004