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a Rashing

散々会って段々分かって
季節迫り来て散々泣いて
君は君夢でっかく描いて
僕はここから成功願ってる

燕のいる駅ネタバレ

2005年09月09日 | 舞台の嵐!
完璧ネタバレ、ご注意あれ。




今から80年後、2085年5月、日本人居住区にある駅
「日本村四番」の駅員、高島啓治くんが相葉ちゃんです。

<ストーリー>
全ての照明が消えて電光掲示板の日付が2085年になって
藤色の詰襟制服を着た相葉ちゃんが、後姿で駅のベンチを
トンカチで叩いているところからこの舞台は始まります。
「これで大丈夫だろう」って座ってみるんだけど
「イッテェー!」って飛びはねちゃう。ベンチから釘が出てる
よう。なんどもベンチをなでて「おかしいなぁ」って、もう一度
座ってみるとやっぱり「イテェ!」の繰り返しです。
これは最終的にパンフレットを読んで知った伏線でした。
ストーリーには直接関係無いらしいけれど、純粋な日本人は
このイスに座ると痛い人ってことらしい。

この時代には珍しい木製のベンチ。この駅はレトロな
雰囲気を残してることで乗客に人気な駅です。

駅長室の向かいの売店に努める榊原有香ちゃんとは知り合って約1年、
最初から高島君は榊原さんのことが気になって何度も誘おうとして
いるのに、それができない。二人の会話はとてもかわいい。
榊原さんはあまり高島君の話をよく聞かないので
「ちゃんと聞けよ!」なんて怒鳴ったりするけど。マイペースな
榊原さんはひらひら笑ってばかり。後ずさりしてしまう高島君、
ずんずん話しだして押され気味で。多少かみ合ってない二人が
たわいも無い話をするのが本当にかわいいバカップルって感じです。

駅のホームに燕が巣を作ったこと。ヒナが孵って親がえさを運んで
いること。「オレ、燕のお兄さんになりたいんだ」って宣言したり。
隣の駅の上に変な雲が出ていること。日光を直接浴びるのは
よくないこと。前の駅長さんは隣の駅に移動になって、その人の
娘さんと結婚しないかと勧められたことを話す高島くんに、嫉妬する榊原さん。
なぜか彼女はベンチに座っても全然平気で。高島君は「そうだ、板を
買ってきて張ればいいんだ」と気がつく。隣駅の「みどりやさん」で
きっと板が売られてるはずだから、もしヒマだったら買ってきてと
榊原さんに頼む高島君。全部の仕事が終わったら彼女を
誘ってどこかへ行こうかな…なんて考えてるけど言葉にできない。
榊原さんのほうが「どうして誘ってくれないの!」なんて
あらぬ方向にむいて大声で叫んだりして。

「今日、仕事が終わったら…」「誘ってくれてるの?」「…後でね」
ああ、今夜は何か二人の中で起こりそうっていうこの日、運命の日。

そこに一本の電話が。隣の駅で事故があり、外回りの特急電車が臨時停車する
ことになる。降りてきた乗客は、女子大生の4人組、
彼女たちは旅行へ行くらしい、大きな荷物、かしましい会話。
女性上司と男性部下の3人組。仕事熱心で少しヒステリックな上司
水口(宮地雅子)さんと
同期なのに出世を追い越されても、へらへら笑ってばかりいる情けない
部下真田(相島一之)さん。ふてぶてしくてまるでやる気のない
新入社員の鈴木(亀田佳明)さん。鈴木が犯したミスをクライアントに
謝るために電車に乗ってきた3人。
この会社は軍の武器を作って売っている会社らしく、特に人種には厳しい
らしい。「無能でも純粋な日本人ってだけで採用してるんだから(怒)」と
水口さんの言葉には、とげがあり差別発言が多い。

そして胸に赤いバッチを付けた女性が1人、純粋でないという証拠のバッチ。
差別的な言葉に怒り出し、文句をつけ彼女もヒステリック。

これらの乗客全員が白い服を着ている。
相葉ちゃんと売店の榊原さんの二人はカラフルな衣装なのに
他の出演者は全員真っ白。どうも公務員だけカラフルな衣装が許されて
いるらしい。榊原さんの友達の下可部さんの弟が逮捕されたのも
外国人を差別することに反対したためらしい。

この時代は純粋な日本人以外は区別されるために、胸にバッチを
つけることが義務になっているらしい。何度かの戦争、環境破壊による
オゾンホールの拡大。居住できる地域も限られているらしい。

乗客や高島くんの会話はそれはそれは平和で、楽しくてコメディ
なのにすぐそこにせまっている世界は暗澹たるもので。
直射日光を浴びるのが危険な世界、いいお天気で隣の駅の上にある雲を
見て、女子大生たちは「パンダみたい」と喜ぶ。
その雲は次第に大きくなっている。

高島君の親友のローレンコ二郎(猪野学)が奥さん(小西美帆)と最後の
挨拶をしに駅に会いに来る。実は二郎は純粋な日本人じゃないということで
収容所に入る事に。奥さんと分かれなくてはならないので、彼女の浮気を
心配している次郎。「オレがいなくなったら新しい男と結婚してくれ」と
言っては落ち込み、心理ゲームで奥さんを試したり。結果にいちいち落ち込み。

そして弟のように可愛がっている高島君、懐かしい話に花がさく。
「♪カエルは青い、青いは空、空は広い」と歌いながら出てくる二郎、
「ちがうちがう、♪空は広い、広いは運動場、運動場は遊ぶ、遊ぶは赤ちゃん、
赤ちゃんは泣く、泣くはカエル、カエルは青い、青いは空」(だったかな?)
身体いっぱい使って高島君は歌い踊る。二人はまるで兄弟のように仲がよく
掛け合い漫才のように早口で話す。
「二郎ちゃん、二郎ちゃん」とはしゃぐ高島君がかわいい。
「翔ちゃん、翔ちゃん」って相葉ちゃんが言うのをすぐに連想する。

電話がかかってくる。隣の駅の人身事故は高島の上司だった
知り合いで、しかも自殺したのだという。泣き出す高島。

そこへまた電話がかかってくる。なぜか次に来る電車が内回りの
最終で、今日はもう電車は動かないと。高島は乗客をせかして
全員を内回りに乗せてしまう。高島君が忙しく上の架線と下の
改札、待合室、駅長室と動きまわってる間に彼女の榊原さんは、
売店を閉めて時間ができたので黙って高島に頼まれた板を買いに
みどりやさん(隣駅方向)へ自転車で向かってしまう。

二郎の奥さんが「あなた、もう時間がないわ」と促し
「新婚旅行に行く」とウソをついて別れを言う二郎くん。
二郎が最後の挨拶で、涙ながらに土下座して
「今までお世話になりました」という。ただならぬ雰囲気に
高島はそれが単なる旅行ではないことに気付き、駅の外へ行くと
そこには収容所行きの護送車が待っている。

泣き出してしまう高島。「ぼく何も知らなかった」
二郎ちゃんは「お前、これを欲しがってただろう」と胸のバッチを
高島に渡す。「やっとこれを取ることができてほっとしてる」と
差別されていた自分の過去をそれとなく匂わせる。
「俺、二郎ちゃんが好きで憧れてたからなんでも真似したかったんだ」
もう泣きじゃくってる高島君。親友の差別についても、目を向けて
いなかったことを悟る。

どっちが先だったか忘れちゃったけどまた電話がきて
「戦争が始まった」ことを知る高島君。
女子大生たちが笑いながら話していたこと、
「今度の戦争が始まる時は、静かに始まるんですって。新型爆弾が投下され
それはタヌキの形の雲をしていて、静かに広がり下の方が黒くなり…
みんな死んでいくんですって」大学で教授が話してくれたことばは、
無邪気なおしゃべりに織り込まれて説明されていた。

そんなことを少しも知らないでいた高島くん。

最後の内回り電車はまさに隣の駅の方向、爆弾の落ちた方向に向かって
走っていってしまった。高島が自分のせいでみんなが死んでしまった
ことを知り大きな悲しみに身もだえする。榊原さんの友達の
下可部(岩崎ひろみ)さんがどんなに榊原さんが高島君のことを
楽しそうに語っていたかを伝える。カレー中毒の駅員さんが
なかなか誘ってくれないことを悲しんでいたと。そしてベンチの
修理のための板を買いにみどりや@隣駅へ行ってしまったことを知る。
「僕のせいだ」と自分を責め、ベンチを蹴り飛ばし慟哭する高島。

戦争が始まって全てが終わりに近づいている事を知り、
下可部さんが「行列にならんでいると自分がどこにいるか
わからなくなるのよ!」と。「私は弟から色々聞いていたので
この世界が間違った方向に進んでいる事に気がついていた」という。
「僕は何も知らなかった、僕だけが僕だけが」
嘆き悲しみ泣き叫ぶ高島。後半はずっと「ぜーぜー」と大きな息をする。

この日で世界は終わりを迎える。
自分のせいで多くの人を死なせてしまったと嘆く前に、その
暖かでまぶしい気持ちのいい日で人類は滅亡していくのだ。

巣から落ちていた燕を両手で抱えて泣きながら高島が正面に立つ。
真っ暗な中ピンスポットを浴びた高島の手の中で燕は元気に
動いている。暗転。終幕。



気がついたときには全て終わっていたっていうお話です。
最後のシーンで燕が生きていて動いているのを泣きながら
見つめる高島君は、どういう気持ちなんだろう。
なだれ込むように平和な風景が一気に週末を迎えるのを
最後まで知らなかった方が、知らないでいた方が幸せだったり
ずっと知って活動していた人は逮捕されていたり。差別されて
苦しんでいても、終末には全て平等に同じ運命を辿るっていうのは
ある意味平和だったりして。

電話がかかってくる度にどんどん悲しみが深くなっていくので
後半は行ったり来たり、泣きっぱなしの相葉ちゃん。
泣いている時間が長いので逆に散漫になる感じがしました。
相葉ちゃん、パンフで語ってますがどこをピークに持っていったら
いいのか、演じる側も大変だろうなぁと。

で、この舞台を見て平和とか環境とか差別とか貧困とかを慮り、
啓蒙するのが正しい見方なのかなぁ。今の世界が抱えている問題を
テーマにしているので背景はメチャ重たい。知らないでいてはいけない、
知ることから始まるんだ、って。相葉ちゃんはパンフレットの中で
言ってるんだけど、この舞台の面白いところは世界は終末を
迎えていてものすごく物騒でも、人間の会話のやりとりは
いつも滑稽で、愛し合ってる人たちは愛し合っていて、仲の良い
人たちは仲が好くて、ケンカばっかしてる人はケンカしてる。
なんかそういうことの同時進行だと思うんだけど。難しい見方を
しないで楽しそうな高島くんを楽しんで、哀しそうな高島君を
哀しそうに見るしかないなぁ。

うん、典型的日本人の日和見的なその場限りでいいじゃん体質な
私を再確認した。それじゃだめだよ、って反日本人的な意図が
脚本に隠されているのを、やっぱり見ないふりをした。
だからグローブ座の客はダメなんだって言われても、うん
私はただのジャニヲタですって、居直ります。はい。

燕のいる駅

2005年09月09日 | 舞台の嵐!
最初で最後の「燕のいる駅」です。ストーリーのネタバレは極力無し
ですが、雰囲気で伝わってしまうかもしれないので、お気をつけ下さい。

幕前にパンフレットは絶対読んではいけませんよ。結末から伏線から
何から何までパンフレットに書いてありますので写真をざっと
見るだけにしておいた方がいいです。

私自身、幕前の昂ぶりで記憶があまりちゃんとしていないのですが、
席は9列目のど真ん中、舞台全体を見渡せる所謂「とちりの席」でした。
(歌舞伎などで、良席と言われるのは前から「いろはにほへとちり~」と
ある、7~9列目の「とちり」が一番いいと言われるているため)

しっかりストレスなく見えて、セリフも全部ストレス無く聞こえました。
松本潤さんがM列に来ていたらしいのですが、とても静かに入られた
らしく全然気が付きませんでした(ちょっと残念)。

相葉ちゃんはイノセントな駅員さんで、役柄がそのまま相葉ちゃんでした。
「優しくて少しバカ」という楽曲が当初嵐向けだったのに、相葉ちゃんの
ために書かれた曲のようだったのを思い出しました。
「燕のいる駅」の高島くんは、そのまま相葉ちゃんキャラだったので、
ものすごく自然に見ることができました。
たとえば、「ヤンキー母校」での屋敷先生に持つ違和感みたいなのが
全然無かったということです。これって最初の座長公演としては
正解だったと思います。「WSS」のトニーが櫻井さんだったり
「エデンの東」のキャルが松本さんだったのと同じ、当て書きされたような
配役でした。のびのびした高島君が「Aの嵐!」って叫んでもOK!って
いう感じ。セリフも流れるように話していましたし、そんなに長いセリフも
難しい言葉もなかったので、舞台の苦手な私にもすんなりセリフが
入ってきました。

相手役の売店の榊原さんを演じた大西さんが、またかわいくて
ひらひらしてて、人の話を聞かなくて、これまた相葉ちゃん女性版!!
みたいなキャラなので、二人の会話はそれはそれはかわいくて
かみ合ってなくて、ほほえましいバカップルぶりで。

各グループ毎に行きかう言葉が面白くて、ずっと笑い声が続いていきます。
女子大生4人組の会話は、理解し辛く聞き取り辛いのですが、
無意味なようでいて、ところどころ伏線がはさまれているのは
ちゃんと分かりましたよ。

周囲に不穏な空気を漂わせたセリフが時々挟み込まれていって
その時代が相当ヤバイんだなっていうのが窺われて、高島君が
ボーッとしていて気が付かないうちに結末を迎えていくのですが。

起承転結と話を区切ることができない、群像劇で。
女子大生4人グループの話があり、女上司と部下の3人グループ
他の出演者たちもそれぞれが出たり入ったり、駅の待合室を通して
会話が雑多にコミカルに進んでいきます。不穏な単語の羅列で
結末はすぐに予想がつくのですが、高島君の不幸があまりにも
突然でしかも曖昧な形で理解しているのかいないのか、
悲しみに悲しみが重なってしまうのですが。
それがこの話、起承転結ではなくて、あっちで起、こっちで起、
ここでも起、でいきなり結!みたいな変わった構成に感じました。

そしてその結がそのものズバリ結なので、普遍的な不幸って
それほど不幸じゃないような気もして、実は笑っちゃっても
いいんじゃないかなぁっていう感じで。周りでは鼻をすする音が
して、泣いている人もいっぱいいたのですが、私はどこで泣いたかって
しょっぱな、いきなり暗転から浮き上がった相葉ちゃんの後ろ姿に
「あ~、相葉ちゃんが舞台に立ってる~」っていうだけで泣いた!(バカ)

ストーリーに入ると、反抗的な見方をしちゃう癖があるので
やはり泣ける話ではなかったね。高島くんの悲しみは分かったけど
テーマがテーマなので、考えさせられたけれど「哀しい話」では
なくて「語る話」のような気がしました。

岩崎ひろみさんの演技がどうしてもダメでして。テレビでの彼女の演技は
たくさん見ているので舞台でああいう発声をして、ああいうセリフ回しを
するのがやけに鼻についてしまい、「ああああ、舞台キライ」っていつも
感じてしまう「アク」みたいなのがあって。それが舞台の技術なのかなぁ。
彼女、「アニー」でデビューしてるから舞台は数々こなしてるんでしょう
けど。すごくいいセリフがあったんだけど、彼女に言われたくないって
いう嫌悪感まで持ってしまい(あくまでも私の個人的な意見ですよ)
ストーリーの一番大事なところだったので、すごーーーーくそこが惜しかった。

小西さんの演技はそれはそれは繊細で、あんなに線の細い演技も
できるんだなぁって彼女の朝ドラも見てたけど、金八も見てたけど
「美人の演技」でした。

猪野学さんは、やっぱり坊主が一番です!陽春さん萌え!(こら!)
でも、私の知ってるすごい美男子陽春さんの面影は全くなくて
最初出てきた時「あれ!!カッコ悪くなっちゃった!!」ってちょっと
ガッカリしたんだけど、次郎ちゃんの役柄に合わせたビジュアルだった
んだなぁって。あんなにひょうきんで身軽で空気を動かしちゃう演技を
する人だなんて知らなくてビックリでした。小西さんとの会話は愛に溢れ、
相葉ちゃんとの会話には友愛が溢れていて、感情豊かな演技はお芝居全部を
包み込んでくれていました。

で、主役の相葉ちゃんは動いていく歴史の傍観者という立場であり
日本人代表であり、被害者であり加害者であるという存在を
優しくて仕事熱心でシャイで少しバカっていうキャラで
重いテーマを受け止めきれないで、イッパイイッパイになって
取り乱してしまう演技はリアルでした。でもどこがピークなのか
結末はあれでいいんだろうか、誰かと話したいキモチで一杯です。

ところで体力的に大丈夫なのでしょうか、あの動きは。また痩せちゃいそうで
後半は本当に苦しそうで、発作でも起きないか、セリフが出せるのか
相葉ちゃん自身の身体が心配で私は辛かったです。こういう見方してしまうのは
絶対間違ってるんだけど、どうしても母親になっちゃうんでしょうね。
前半は面白くて笑ってばかりなのが、後半はつらそうで、心配…
そんな舞台でした。

全30公演、今日で3公演。まだまだ始まったばかり。これからどう
変化していくのか、舞台は生き物なのでわかりませんね。
明日はいよいよマチソワですね。あのお芝居を1日に2回、
大丈夫かなぁ。とにかく呼吸困難にならないように身体に気をつけて
最後まで走り抜けてください、相葉ちゃん。

燕のいる駅ゲネプロ

2005年09月06日 | 舞台の嵐!
(6日加筆訂正)
「8時だJ!」ばっか見てます、ダメダメな今日この頃です。
ほら、うちの学生さん達が学び舎に戻ってくれて、やっとVTRを
見ることができるので。長かったぁ、夏休み。

にしても大きい台風が来ているので遠方からグローブ座を目指して
いる方たち、今日の初日は無事にたどり着けたのでしょうか。

相葉ちゃん、初日おめでとうございます。
昨日のゲネプロ、記者会見等見る限りでは回りの方に助けられて
緊張しながらも無事に演じられたようですね。よかったですねぇ。

私ももうすぐですよ、はぁドキドキ。
今朝のモーニングサプリの芸能情報をゲトできましたのでレポしましょう。

==================

水色の詰襟スーツ同色の帽子、濃い目のメイクでw
痛がるシーンと泣きそうなシーンなどが流れました。

-最後の熱演は思わず涙汲んでいたようにも見えたんですけど-
相葉「あーそうですね、あんまり意識はしてないですけど…ちらほらり…」
-皆さんは(相葉さんが初の)座長ってことになるんですけど-
共演者<ヒュー!
<よっ!
<よっ!
<ひゅー!
岩崎ひろみ「すごい頑張ってますよ」
相葉「(この人たち)おかしいな、やっぱり」
岩崎「緊張してって、本当?」
相葉「え?」
岩崎「今日のために?本当?」
相葉「緊張してたんですよ、すごく」
岩崎「よそ行きの言葉じゃなくて?」
相葉「違うよ!よそいきとか言わないで」

-嵐の皆さんは心配してましたけど-
相葉「そうですね」
-コンサートの時は(見に来るなら)初日じゃなくてもうちょっと慣れてから
なんて言ってましたけど?-
相葉「はい、もう、もう、いつでもいいです」

-「こうだぞ本当は!」って(嵐に)ちょっと何か言ってください-
相葉「ちょっと待ってください(笑)ひゃひゃひゃ…いいパス来ましたねぇ、
受けられるかなそのパス。ようし、え、ぜひ見に来てよ」
と軽く手をひらひらw

<弱い!
<弱い!弱くないですか!
相葉「(嵐メンバーが)来たら”ガツン”と言いますから!
トイレか何かで言いますから!」
(笑)
<トイレ呼び出すんですか?
相葉「呼び出して言いますから」
(笑)

===============

こんな感じでとてもなごやかでした。
ニノあたりトイレに呼び出されて、泣きつかれたりして。(希望的)
泣いた後のせいか、相葉ちゃんいつも以上に恐縮した表情のように感じました。
高島くんの衣装が、明るい色の詰襟で往年の藤正樹のようでした(爆)
しかし古いな~自分。

大野さん記者会見

2005年09月01日 | 舞台の嵐!
本日のF2レポします~!!

嵐 大野智 ”吸血鬼”に!?

今日正午、嵐の大野智さん主演の舞台
バクマツバンプー~幕末蛮風~の記者会見が
都内ホテルで開かれました。

大野さん、髪型はいつもの茶パツオールスタンド!
ブラックスーツ:襟とカフス、雨蓋がサテンで上着はフロック。
胸元に白いチーフ金の丸いブローチをピンに。
ブラックチェックのシャツはセクシーに開いていました。
黒いネックレス(オニキス?数珠?)をしていました。

壇上から<沖田総司役>大野智さん
「すごい(台本の)展開が面白くてよくわからなかったので新鮮組の歴史を
調べてみたんですけど、(今回は)あまり意味なかったなぁって(笑)」

ここで先日のイメージVTR、すっかり化粧した大野さん@グロス
と森田彩華ちゃんの二人が和服姿で流血、抱擁、刀をぺロリ
みたいなシーンが流れ…

左側に森田さん、右側に有森さんを従えて(お二人とも黒いスーツ)
囲みの取材です。マイクは5本。
「逆に引っ張られるんじゃないかなって。ええ、いつも思ってますね。
だからいっぱい…あの…甘えますw
記者(笑)

___________________以上

え?こんだけ?質問もわかんないし…。
たぶん共演者の皆さんに甘えていくってことを言ってるんだと思います。
ちょっと目が半開きでした。眠い?w
甘えキャラで座長を務めるようですよ。楽しみですねぇ。

明日の朝のめざましと、モーニングサプリにかけますね。

大野相葉舞台決定!!

2005年06月13日 | 舞台の嵐!
大野さん、相葉ちゃん舞台決定、おめでとうございます!!

相葉雅紀舞台 「燕のいる駅」
9月6日~9月27日(グローブ座)
10月7日~10月9日(大阪厚生年金芸術ホール)

大野智 舞台 「幕末蛮風」
10月3日~10月23日(グローブ座)
10月29日~11月1日(大阪厚生年金芸術ホール)


しかし、舞台づいてんな嵐メーン。身近に感じられて手ごたえがあって、
座長公演を経験することできっとまた成長することでしょう。

相葉ちゃんの舞台かぁ、楽しみだなぁ。でも夏コン終わってすぐだけど
大丈夫かなぁ。お稽古暑い時期で大変だろうけど頑張ってほしいですね。

大野君の舞台、また新しい大野君が見られるのが嬉しい。グローブ座に
おかえりなさいってところかなぁ。

にしても、WSSから始まって金かかりすぎ~!本音言わせてもらえば、
5人まとめて映画とかドラマとかの方が安く済んで嬉しかったりする…。
や、お金だけの問題じゃなくてグローブ座ってファン以外の人がチケ取り
するのは大変だしね。で、舞台ってどうしてDVD化してくんないんだろう。
ニノの「渋谷から」や「理由」、松潤の「エデン」映像化希望!!


嵐6年目、足元固めてそれぞれ実力がついて、油が乗ってきたところライブを
前にドキドキしています。またこれからどんな嵐が見られるのか楽しみですねぇ。
で、ちょっと仕事増やそうかなぁ(笑)また株でも始めちゃおうかなぁ…。

理由なき千龝楽

2005年05月04日 | 舞台の嵐!
んがーーー!
長い文章がまたもや消えました。gooってgooって(泣)。

気を取り直して本日は「理由なき反抗」千龝楽!
かずなりんちゃん、お疲れさまでした。今頃はカンパニーの
皆さんとドッカンドッカン!打ちあがってるんでしょうか?
なんでも、カーテンコールで「サクラ咲ケ」を歌って踊った
らしいじゃないですかぁ!!超見たい~!!

さてさて、「理由なき反抗」とは私にとってどうだったかと
いうことを書かせていただこうと思います。毒舌ちゃんで
ごめんね。あくまでも私個人の意見ですからね。

とにかく2回見に行ったのはニノが座長だったからよ。
最初見て、このストーリー自体が、誰にも共感できないし
はっきりいって「甘ちゃん」だらけで。WSSのような民族的な
怨恨があるわけじゃない、貧困があるわけじゃない、
比較的恵まれた環境にあるジムであり、プレイトーであるのに
本来この時代のアメリカが持つ膿みたいなものをうまく表現
できていなかった脚本、演出で。

ツツミンの演出がことごとく私にはつまらなかったの。
英語ナレーション、字幕、コマ落とし、客席の使い方、
あまつさえギャグ全般が寒くてクスリともしなかったの。
西京焼きとか弁当の具とかかもめ橋とか。なんでみんなが
笑ってるのか分んなかったよ。

それと物理的なこと。私が観た、3階席、2階席からは全然
プラネタリウムのジムが見えなかったの。スクリーンも光っちゃって
きれいに見れなくて。下手の演技も見えなかった(泣)
グローブ座のせいかもしれないけど、セリフも聞こえないってのが
ダメだったよねぇ。席によってあまりにも差がついてしまう舞台って
のも、演出を恨んじゃう。

でもそんな追い風の中、ニノの演技、力技がすごくて圧倒的で。
カンパニーの息も合っていて。プレイトーの演技や殺陣のテンポが
すばらしくて。演者はみな巧みだったので、この演出では
もったいなかったなぁって思いました。
とにかくニノがジムになりきってポロポロ泣くんだもん、もらい泣き
しちゃったよ。感情の投げ出し方が本当にプロなんだよね、ニノって。

てなわけで今回の舞台一言で総括すると
とにかくニノがよかったよね@翔ってことです!!
ニノ、本当に長丁場最後までお疲れ様でした~!
夏コンまで、ゆっくり休んで下さいね。

理由なき反抗

2005年04月17日 | 舞台の嵐!
はい、行ってきました、新大久保。ついでに韓国料理しばいてきました!
親分!(誰?
さてさて、家に帰りましたら不調のPCはキーボードを丸とっかえして
もらって直っておりました!サンクス!ダンナ!
では理由なきジムの感想から。
で、ネタバレしますので見たくない方ご注意を!



そもそも1950年代のアメリカという混沌とした世界を、21世紀の日本で
しかも舞台で表そうとする時点で、観客の想像力に依存している部分が
多いわけ。映画やテレビではご丁寧に全てを映像で見せてくれるわけで
そういう楽チンさに普段あぐらをかいていている、しかもそれに慣れている
人には全然ダメな世界で。ニノの言ったとおり、舞台に対する既成概念を
取っ払ってきて楽しんでほしいという意味はよく分った。

舞台で表現する場合、どれだけその世界に入り込めるかが決め手な
わけだろうけれど。堤さんの映像作家としての表現方法、スクリーンを
使ったり、客席も舞台にしてしまったりは、楽しむ空間を作る手立てと
しては理解と理解の隙間を埋めようとしてくれてる優しさがあった。
わかりやすさを重点にしていることはわかる。
それが逆に想像力で済ませられるところを二度塗りしてるような煩わしさを
感じてしまった。スクリーンで説明しすぎるところが無駄だったり
紙芝居のようなコマ落しが(ピカンチを彷彿)シリアスなところをお笑いに
見せてしまったり、がしごく残念だった。それと暴力シーンが長すぎなところ
説得シーンが長いところは、私の最も苦手な分野でして。ちょっと気を
失ってました(すみませ~ん(T_T))

思えば堤作品ってすごくたくさん見ているけれど、そのどれにも似ていて
まぎれもなく堤さんの舞台だった。見覚えのある俳優、聞いたことのある
セリフ回し、堤好きにはたまらない世界。それがとてもくすぐる感。
セットの使い方は、アンラッキーデイズだったし警官が方言を使うのは
すでにデフォルト。にしてもお話の世界観がWSSそっくりなので
その扉からトニーやチノが出てきそうな錯覚もあった。
(プレイトーはまさに千野さんだったけど)

で、ジムはいい男。拓ちゃんとノブがまじったような。シブヤを見ていない
ので比べたりはできないけれど、回転するセットを縦横無尽に歩き回る
ジムが男っぽくてカッコよかった。ジムの怒りというものに、それほど
共感できないのは背景がぼやけてるからかなぁ。WSSの持つ民族の違いとか
貧困ってのがないから、そっちと比べるとまさに理由なき反抗で、
酒飲んで人を殴っていらいらしてるジムや、バズ、ジュディにもプレイト
や他の若者たち全員にちょっと落ち着けっていいたいぐらいで。

でもま、それが若さゆえの馬鹿さ、愚かさなんだろうけど。

全体的に役者がすばらしい。せつなさや、脆さを孕んだ若者達の演技は確かで、
安心できた。所以、1階で行われている演技が視界にまったく入らない演出や
テンポや声の勢い、芝居の流れをせき止めてしまった映像表現には残念だった。
見えない俳優の演技、聞こえないセリフの応酬、物理的な不満は残る。
それでなくても音響の悪いグローブ座、なんとかしてもらえないだろうか。

3階席から見るニノはいつもより頭がやけに大きくてバランスが悪かった。
なのに足は長くてジーンズがやけに似合ってた。
白いTシャツはセクシーだったし、キスシーンはもっと近くで見たかったな。