皆さん、ちゃんと櫻井さんのお仕事にしっかりしがみついて行けてますか?
私は今んとこ、ちょっと置いてかれてる感じ。
今日は女性セブン買ってきたし、テレビ誌もチェックできてるけど
雑誌は今回はTVnaviだけ。表紙はやっぱり捨てがたいからね。
TVlifeの鏡に映る櫻井さん、めっちゃカッコ良かったけど
目に焼き付けてきた。
ドラマ「家族ゲーム」は、いじめにより自殺する子供たちや
教師の力量の低下により色々問題視されてる学校教育について
熱く問題提起する社会派ドラマ…
では決してありません。、
今の日本の教育をどうしたらいいのか、いじめをどうしたら無くせるのかという
問題を取り上げているように見せかけながら、得体の知れない主人公の狂気と
残酷ないじめ(現実はもっと残酷)シーンを取り入れつつ視聴者の興味を引き
いじめっ子をやっつけるシーンを入れ細かくカタルシスを解消し、
それでも家庭教師を単純に信じてはいけないんじゃないかと猜疑心を持たせる…
引きの強いいわゆる釣りドラマってやつです。
タイトルからしてゲームですから。
だからあまり深刻に考えず、ストーリーに翻弄されながら
楽しみながらヒリヒリすればいいだけで、それがまたドラマとしての
エンターテイメントなんですねえ。
ヒットさせる連ドラにする場合のお約束ってのがあって。
決まり文句や持ち道具や定番シーン。
「いいねえー。」「わくわくするねー。」とにやにやしながらいう吉本先生。
吉本のコートとカバン靴のお決まり衣装。
そしてコミカルなサウナシーン。
BGMはSAXだけの五重奏@本田俊之。
よくSAXは人の声に一番近い楽器と言われていますから
沼田家4人と吉本5人での合奏とも言えますかね。
毎回家族ゲームに出てくる同じパターン同じセリフに
キターーーーーーーという興奮が加わって行き
次回も見たいっていうヒキが自然と出きてくるんです。
このドラマに関して、ストーリーや内容にあれこれ文句は一切ありません。
視聴者を驚かして不安にさせてなんか嫌な気分にさせてそしてまたそれを解消して
釣って釣って釣りまくって、キショッ!ダサッ!ヤバッ!
でもめっちゃ面白いーーー!って毎回興奮させてほしい。
もともと持っている櫻井さんのキャラクターがすごく生かされていて
楽しそうに演じてることがとても伝わってきて本当に楽しいです。
この時期にこのドラマに巡り合えて櫻井さんてやっぱり持ってる。
誠実でまっすぐで不器用な「神様のカルテ」栗原一止先生のキャラや
「謎解きはディナーの後で」の従順な神山と映画2本控えて
優等生な櫻井くんという見られ方を根底から覆す役柄が与えられて
嬉しくて仕方ないってのは私も同じです。
役者って(ほとんど)役柄を与えられてやるものだから
その時の一期一会、どんな役に当たるか一発勝負みたいなもので
水を得た魚のようにピチピチと跳ねて演技している櫻井さんが嬉しい。
家族ゲーム、がんばれー。