薫るクロニクル。

日常生活で思ったことや、趣味の山歩きの話しなど、思いついたことを綴る記録です。

がっかり。

2005年12月08日 13時31分28秒 | コラム・エッセイ。
昨日記したコラムは10月号に記載されたものでした。
申し訳ありません。ですので、今回は5月号に記載されたものを載せたいと思います。

実は昨日、良質の豆だと思っていたコーヒーに違和感を抱きました。
ちょうどそのときに香りにすごく敏感なお客様が来店してくれたので、サービスでその違和感のあったコーヒーを試飲していただいたところ、やはり「木」や「土」のような欠点がありました。
がっかりです。
そのお客様が言うには、「山を歩いていて木の下の落ち葉などのある湿った土のニオイ。」とのことでした。
わたしはそこまで理解できません。ただ飲んだ後に残る違和感となんとなく木のようなフレーバーがあるな?と思ったので気になったのです。
これが、ダメージなのか?このようなフレーバーなのか?でも、よくないことにかわりはありません。
でも、知らずに提供すれば10人中9人、いやほとんどの方が判らずに美味しいねと言ってくれるほどの香りの高いコーヒーです。実際わたしもきちんと評価しなかったら判らずに購入してしまうほどですから・・・。
ですので、お客さまのコーヒーの味覚の勉強のために安く提供していこうと考えております。
もちろんこの話しをした上で、買われる方に限りますが!

*ちなみにこのコーヒーはスポット的に仕入れたコーヒーなので、通常販売の表には載っておりません。




このコラムは浜松百撰の5月号に記載されたものです。

~旬のコーヒー。~

コーヒーは農作物である。白い花が咲きそこに実がなる。その実が真っ赤に熟したときを見計らい収穫をし、種子であるコーヒービーンズを精製工程を経て取り出すのです。農作物ゆえに日照や降水量などによっても品質は左右され、毎年同じ出来にはならない。そんな大地の育みがあり、香味に生産地の特徴がでるのです。それは新しいものほど優れ、日本に輸入されてすぐのコーヒーほど香り・広がり・触感は優れている。一般には新年を迎えてから6月くらいまでに各生産国ごとに、それぞれの新豆が入国してくるのです。コーヒー関係者にとっても楽しみな時期が旬のコーヒーを味わえる時期なのです。