花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

神道が教える憲法 ~8割のハッタリと2割の実力~ 中編

2018年01月11日 07時31分01秒 | 怒りの心柱

こんにちは。上の写真は,京都の上賀茂神社です。ここ上賀茂神社は,山城國の一之宮で現代の神社神道の総元締めと云われており神社の位を示す社各においては筆頭社各と云う位の高い神社であります。あの安倍晴明さんも役行者さんも実は,この上賀茂神社から出ているのです。つまり,陰陽道の総本山であります。又,歴代天皇を陰から支え続けて来たという歴史もある特別な神社です。

又,国家の重大事や天変地異などが起きると特別な奉幣が朝廷から献上されて来た神社で,御神体は後方にそびえる神山であります。拝殿で参拝すると自然とその姿勢は御神体でもある神山を向いている姿勢になるのです。つまり,御神体に祈りを捧げている姿勢を知らずにしているのです。ここが古から伝わる神社の特徴と言いますか設計であります。神道特有の無言の教示です。

 ※参照:二十二社「https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E4%BA%8C%E7%A4%BE

憲法は,私たちの大切な人権を守る為と権力を制限する目的を以て制定されている国家の最高法規ですが,私たちの暮らしに最も身近な法律と云えばやはり民法です。憲法にしても民法にしてもよく登場してくる話題が「公」と云う概念です。先程の上賀茂神社も宗教法人と云う法律上「公」の施設に入ります。つまり,不特定多数の人々が参拝に来る礼拝施設と云うことなのです。

たとえば,公共の福祉や公共の利益と云う考え方があります。あっと!その前に,国家が私たちから所得税や固定資産税,消費税等々税金の徴収を強制的にしますが,これは何でだと思いますか?最近,このことを研究していた時期がありました。私なりに考えた結果,それは公共の福祉や公共の利益を国家が個人(国民)に代わり税の分配と云う形で実現する為ではないのか?と感じました。しかし,これからの社会とはタテ型からヨコ型に移行するのではないかと考えています。

何故かと申しますと,私たち国民が我良しの個人の利益を優先することを止めれば,国家が税金を徴収する意味が少しぐらいは変化していくのではないかと感じています。つまり,そのような観点から日本の特殊法人に対する税制の優遇措置を考えると分かり易いのではないかと思います。要は,国家が特殊法人からも税金を強制的に徴収し,国民の公共の福祉や公共の利益の目的の為に再分配をしなくても民間社会の中で,既に分配される要素が存するから税金の徴収目的が株式会社などの営利法人と比べて必要性が低いと云うことであります。相互扶助とは若干相違がありますが,和のシステムに近いことは確かです。

上記のたとえ方とは違うとは思いますが,これを実現しようと考えていた方が,私は松下幸之助さんだと思っています。

また明日に続きます。

花咲 あさひ 拝


 

2つクリック応援宜しくお願いします。 

太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を勇気を以て再び伝え広めて行きたいです。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝