花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

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観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

水の神への感謝参詣 室生龍穴神社 前編

2016年09月26日 18時56分17秒 | 感謝の心柱

こんにちは。丹生川上神社下社での参拝を終えて,車をひたすら走らせ奈良県宇陀市室生へと向かいました。さっきまで止んでいた雨が再び降りだして,山を下っている途中は豪雨のような感じでした。山の天気は変わりやすく,少し遅ければ丹生川上神社下社さんでゆっくりと参拝をすることが出来なかったくらいです。室生の里へは,これまでも何度も伺って参りましたが何度訪れても良いところです。やはり,室生と聞くと室生寺を連想されることが多いと思いますが,この室生寺よりも以前に室生龍穴神社が御鎮座されていたと伝承として伝わっております。そもそも室生寺は,龍穴神社を御守護する目的で創建されたと云うことです。

室生龍穴神社は,室生寺の前を通る県道28号線沿いに位置し,室生寺から数分で神社正面に着きます。いきなり巨木の大杉「御神木」が目の前に現れるでしょうから直ぐに解ると思います。室生寺に参拝される多くの方の中でもほとんど龍穴神社へ参拝される人はいないようです。私も実際,龍穴神社では滅多に参拝者と会うことはないです。地元の方は氏神信仰として参拝されると思いますが,地元以外の人では龍神信仰を熱心にされている方以外にはあまり知られていないからでしょうか。先ずは,氏神様へ御挨拶を済ませてから,神宮寺でもある室生寺へ参拝させて頂くと良いと思います。先日の記事でも薬師寺さんについて書かせて頂きましたが,薬師寺さんでは,八幡神社へ先に御挨拶を済ませてからと云うことが案内されています。私もそれが筋のように考えています。

龍穴神社に到着すると,最初に眼に飛び込んでくる風景は,第1鳥居両側にそびえ立つ御神木である大杉ではないかと思います。その迫力はもの凄いもので,最初に訪れたときは,何も事前の情報収集などをせずに,室生寺さんから伊勢神宮へ向かう途中に龍穴神社さんの脇を通り,そこに神社があることも知りませんでした。しかし,御神木である大杉を観たとき,思わず車を停車させてしまう程の何とも言えない迫力と固く入山を戒める威厳さを音霊で直ぐに得ました。たとえ晴れの日の昼間であってもひとりでの参拝は躊躇してしまう程の雰囲気があります。京都の貴船神社の御祭神と同じ神様をお祀りされていると龍穴神社の由緒書にはありますが,私の感覚では全く違うように感じています。あの威厳さを放つ神気は玉置神社の参道と似ているようにも感じてしまいます。

確か,それからも数回は龍穴神社さんへは参拝出来なかったです。龍穴神社さんの鳥居前までは行くのですが,一人ですし「入ること成らず」の音霊がヒシヒシと伝わって来て,鳥居の前から拝礼だけをすることが数回続きました。そうして,いつものように鳥居まで行くと「参られよ」と云う音霊が伝わって来ました。大杉の上から看視されている御眷属である天狗さんに参拝することの許可を得ることが出来たようです。初参拝させて頂いた時にはただ茫然と大杉の上を見上げていたことを今でもよく憶えています。ここの龍穴神社は,興味本位やお遊びで行く神社ではないです。商売繁盛などの個人祈願もするような神社でもないです。

写真を掲載できないのが残念でありますが,インターネットの画像検索をされると他の人が撮影された素晴らしい大杉や境内等がご覧頂けます。こちらの御方の記事は説明書きもあり良いと思います。参考までに「http://small-life.com/archives/14/08/0720.php」そして,正面の鳥居をくぐり,左側に手水舎がありますので,そこで手と口の禊を済ませ拝殿へと向かいます。既に神域内ですが,私が最も強く誰かの視線を感じる場所が拝殿へ向かう途中,つまり境内地の中心部です。例大祭などでお祭りが出来るようにその場所だけ四角形の広場のようになっています。ここに立ち尽くすと自分が周りの大杉に囲まれる形になります。きっと,大杉群の上から龍穴神社を守護している天狗さんたちに看視されているのだといつも感じていますが,その先の石段を数段上ると拝殿に到着します。拝殿では参拝させて頂いたことに感謝だけを捧げて下がりますが,拝殿の後ろには朱色の本殿が御鎮座されております。

明日に続きます。拝


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