花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

水の神への感謝参詣 上賀茂神社 後編

2016年09月18日 20時20分00秒 | 感謝の心柱

こんにちは。また台風の影響が心配されて来ています。どうか台風などは事前に防災対策が出来ると思いますので,御用心下さい。台風だけに関わらずまだまだこれからが本番のような気がしています。水に対する畏れ,感謝が太古の人のように復活するまで脅威は増して行くばかりではないかと今回の水への感謝参詣を通じ帰宅後,だんだんと少しずつではありますが音霊が言霊に変換して来ていると感じています。特に,東京都や関東の首都圏においては暴風や大雨などを意識した防災対策を行政にもお願いしたいと思います。東京はその中でも大雨にとても弱い地域です。雨の神様,風の神様へ祈りを捧げています。人の純粋無垢な祈りは必ず自然に届くと思っています。逆に,その反対も残念ながら届いてしまうと云う仕組みが大自然界の定めであるようです。

    

て,それでは昨日の記事の続きを書かせて頂きたいと思います。左上1枚目の写真が賀茂別雷神社「通称:上賀茂神社」の御神体であります。上賀茂神社の御祭神である雷の神さま「賀茂別雷大神」が御降臨された神山(こうやま)です。中央にうっすらとそびえ立っているお山です。上賀茂神社の参拝者専用駐車場からですと御神体「神山」が真ん中に観えます。こちらの写真もその場所で撮影させて頂いたものです。写真手前の右側が上賀茂神社の神域で左側に神社運営の執務を司る社務所や参集殿が御座います。

上賀茂神社の本殿から見ますと御神体「神山」は方位,北北西に位置するようです。この北北西と云う方位は,飛鳥時代から平安時代にとても重要視されて来た祭祀的な方位であります。その中でも北北西「20度」の位置に神社や寺院を建築しているようです。一説によると,シリウス信仰や拝火教を意識して取り入れていると云う研究もされているようです。聖徳太子と北北西の関係を探求されると大変興味深い研究が出来ると思います。それはそれとして,右上2枚目の写真でもご覧頂けると思いますが,もちろん御神体である「神山」は禁足地となっていて入山は出来ませんと注意書の立て看板が設置してあります。

  

そして,昨日の前編の最後でも少し書かせて頂きましたが,ここ上賀茂神社のもうひとつ重要な場所が,上の2つの写真にもありますとおり「ならの小川」です。御神体である「神山」から流れくる御水が神域に流れています。私のお気に入りの場所は右上の場所です。ちょうどここに,ならの小川沿いにある唯一の休息できるベンチが設置していて,川の織り成すところに坐ますのは神道の大祓詞にも登場する祓戸四神のうち,瀬織津姫であります。ここでしばらく休息していますと誰でも御神水のエネルギーで祓いの作用が起きると感じています。上賀茂神社の神域で川の織り成すところは,この場所だけです。ここに唯一のベンチが設置してあることに何か無言の案内がされているようにも思えます。神道では無言の案内がよくされています。それを参拝される個人がどのように感じ,考えるかをとても大切にしています。私も上賀茂神社へ参拝させて頂くたびに気が付かされることが未だたくさんあります。

川(神)の流れの音霊を聴き,心の柱で受信キャッチすると言霊が生まれます。これが私がいつも書かせて頂いていることです。つまり,川(神)の流れる音は人間が話している言葉をしゃべりません。川(神)の流れる音が聞こえるだけです。しかし,この音を霊性(心)で捉えると感じる(想う)ことが誰にでもあると思います。人によってその内容が違うのは当然で,川(神)が言葉を話すことがないからです。それを言霊にすると言葉になるのです。その言霊は,その人だけに神様から与えられたもので唯一無二の恵みでもあるのです。ある人は日頃の行いを省みて反省したり,日頃の御恩を感謝したり,明日からまた頑張ろうと勇気が湧いて来たりと人それぞれによって違うわけであります。これが,神様が全ての人の心に坐します何よりの証明であり古神道の神髄です。

賀茂別雷神社「通称:上賀茂神社」 公式ホームページ:http://www.kamigamojinja.jp/index.html


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