兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

京都大学演習林を歩く

2022年09月22日 | ハイキング
前々から歩きたかった芦生の森京大演習林。
幾つかのルートがある中で、今回の「上谷~杉尾峠」は個人では入れない区域。
認定ガイド同行でなければ・・・また、許可車両であるマイクロバスのみしか入れないなどを考慮すると、ハイキングツアーに頼るしかない。

中型観光バスから芦生山の家でマイクロバスに乗り換えてスタート地点の上谷に向かう。地道の狭い林道をバスはゆっくり進むみ約40分ほどで到着。ここで弁当時間。

本日の参加者は18名。2班に分かれてそれぞれガイドさんの案内で進む。
(後方のマイクロバスに乗ってきた)


足元はレンタル長靴。

ハイカットのトレッキングシューズならOKらしいのだが、台風後で水かさが高いらしいので念のため全員がレンタルした模様。
結果・・これが大正解?



台風一過で今日は肌寒い。皆さんカッパを着込んだりと・・

芦生の森は自然のままの状態を保ってるということで、京大演習林として保護されている4,200haの広大な地。
今回の歩く道はその中を流れる由良川の支流のひとつをさかのぼって、由良川最初の一滴までのルート。

したがって、この谷川を行ったり来たり・・・・・20数回の渡渉がる。





長靴大正解なんですが・・・・・・




こりゃあ・・・
もうダメ(>_<)

私なんか長靴に穴が開いてた!
それも結構大きい穴らしく、長靴の中はちゃっぽんちゃっぽん!
もう最悪(>_<)
レンタル料返して!(300円)

ちなみに通常の水位だと渡り石の上をハイカットのトレッキングシューズなら大丈夫だそうです。今日は通常の4~5倍の水位高らしい。
ガイドの広瀬さん。
この森の木一本一本覚えてる?
ってくらい紹介してくれます。










アカハライモリを踏まないで!
それくらいいてます。


苔類も多く、苔を目的になんて方もいるそうです。





もちろんキノコ類も多い。







最上流部まで来ました。あれだけじゃぶじゃぶ流れてた川も・・・・



ここで湧き出ています。由良川最初の一滴?


やはり最初は、始まりは、そうポツンポツンの一滴じゃないと絵にならないそうで、ある民放の取材班はパスしちゃったそうです。
でもNHKは取材したそうで、この秋にもこの芦生の森のスペシャル番組が放送されるそうです。




緑豊かな・・・植生豊かな・・・・





時々マスクを外して・・・・




思いきり深呼吸・・・・・

多くの木々から流れ出るフェロモンで心の真まで癒される時間でした。





最後のご褒美は・・・そこはもう福井県、そして日本海。

肉眼では見えました。




4㎞を3.5時間かけてのんびり歩いたとってもイイ時間でした。。








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