連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
昨年案山子を撮った
畑に行ってみたら
たぶん、去年と同じ
案山子が、
畝の中に横たわっていた。
今年は早くも役目を
終えてしまったのか、
雨に濡れながらも
静かな寝姿だった・・・
Y
先日、Yが合歓の花を撮った同じ日。
少女たちは、
団地へ帰る坂道を
こうして、本を読みながら
自転車を押していきます。
自然も少女も瑞々しい季節に
差し掛かっているのに・・
案外、何もわからないままの時を
過ぎやっているのかもしれません・・
m
ぶらぶらしていると、
変なものに出会います。
古くなった時計を
ディスプレイしているのでしょうか・・
少し謎めいて不気味です。
どこかの誰かが
人生の途中で
故障してしまった時間を
そっと捨てていきます・・
神社の裏の
リサイクルショップ
電話はありません・・
m
日曜日、日帰りで実家に行く途中
ふと見上げると
飛行機雲の航跡が見えた。
あわてて農道に入り
カメラを取り出すと
今度はその航跡に交差して
もう一本の雲の帯が
真っ直ぐ伸びていくところだった。
Y
美濃加茂市のあたりで
遮光ネットが張ってありました。
畑に作物はなくって、
遮光の必要性がないので、
たぶん、干してあるのだと思いますが、
道に沿って大胆に続いていました。
異様な光景とはいかないまでも
微風にネットのテカリが反射して
梅雨の晴れ間の光景だと
感じました。
m
我が団地から少し下ったところに
合歓の木がある。
今年は例年以上に
花つきがいいようだ。
本格的な暑さになる前の
湿った大気の中で咲いている
様は、
芭蕉が
「象潟や雨に西施が合歓の花」
と詠ったように、
物憂げで美しい。
但し、その美しさを
映像化するのは結構難しい・・・
Y
Mのアップした廃校の先に
小さな神社があった。
集落の一番奥、
この先に道はない。
閑散とした境内にも
周りの小さな広がりの中にも
人影は無く、
痩せた神馬が
梅雨空の湿度の高い大気の下で
所在投げに
鎮座しているだけだった・・
Y
一瞬ルネ・マグリットの
〈魅入られた領域〉の中に
描かれていた
鳥かご人間をイメージした。
手押し車にシャツと麦藁帽子を
かぶせただけなのだが、
なかなかに存在感があり、
様になっていた。
丁度一陣の風が通り抜けて、
キラキラテープが横になびいた。
夏の色だ・・・
Y
北からの高気圧が張り出していて
夏は近くにあっても
まだ、蒸し暑さのない
梅雨の晴れ間の貴重な一日でした。
ぶらりと散歩にでかけると
なにもない風景が
すがすがしくって、眩しくって
昨夜の雨の水蒸気をまだ含んでいて
やわらかで・・
ゆーほーみたいな雲もかわいらしくて
思わずパチリ!でした。
m
昨日の続き
実家から戻る途中の西山。
上は農道から見たもの、
奥に見える橋脚は東海北陸自動車道
下は、インターのすぐ近く
ここまで降りると、
西山も随分近くなる・・・
Y